ふとしたきっかけで前世の記憶が戻ったルクレシア・オルピュールは、自分が乙女ゲーム『シュゼットの歌声は永遠に』の悪役令嬢に転生したことを知る。
ルクレシアの役どころは、あくどい商売で成り上がり、王都の裏社会を牛耳る男の孫娘。
金の力で王太子の
婚約者となるものの、聖女に断罪され追放される当て馬である。
しかし「鳴かぬなら 金塊で殴れ ホトトギス」が信条の祖父いわく、オルピュール家は追放された先で貴族籍を買いバカンスを楽しむ予定らしい。
バカンスのために悪役令嬢の役割をまっとうする決意をしたルクレシアは、ゲームシナリオどおりに王太子の婚約者となり、そのほかの攻略対象とも最悪な出会いを果たす――つもりだったのだが。
前世の記憶があるせいで、ルクレシアは困っている人々を見捨てておけない。
なぜか王太子アルフォンスにも、本来の主人公であるはずの聖女シュゼットにもなつかれ、そのほかの攻略対象の好感度もあげてしまう。
「ええい、わたくしの罪くらい金の力で捏造するわよ!!」
追放されようと躍起になるルクレシアを無視して、シナリオは逸脱していく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:00:00
78985文字
会話率:32%
【1/26完結&ハピエン保証】王宮で開かれた、社交界にデビューする若い男女が集う豪華絢爛舞踏会「デビュタント・ボール」。王太子アルフォンスは、子供の頃から密かに恋している幼馴染のジュスティーヌと踊りたい──のに、「くっそ怖いパパ公爵の鉄壁ガ
ード」「隙あらば『うちの娘を王太子妃に』とねじ込もうとする腹黒片眼鏡」「平気で王太子をしばいてくる破天荒令嬢」「フォローするつもりでやらかすピンク髪の男爵令嬢」などなど、次々と障害が立ちふさがる。どうするどうなるアルフォンスの恋!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 11:00:00
17588文字
会話率:23%
東国の使節が持ち込んだ「どら焼き」に夢中な超絶美形王太子アルフォンス。
最後のどら焼きを食べるやで〜と楽しみに執務室に戻ってきたら、肝心のどら焼きがなくなっていた!
どら焼きをちょろまかした可能性があるのは、いずれも一癖ある王太子秘書官達4
名。
ちなみに全員眼鏡をかけている。
チャラ眼鏡が食べたのか、はたまた筋肉眼鏡が食べたのか、王道銀縁眼鏡が食べたのか、弟君系丸眼鏡が食べたのか──
推理小説マニアの銀縁眼鏡・ノアルスイユの謎推理が炸裂する!
※高取和生先生の「眼鏡ラブ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 08:00:00
18130文字
会話率:25%
超絶イケメンだが、幼馴染の公爵令嬢ジュスティーヌへの思いを伝えきれないもだもだ王太子アルフォンスは貴族学院の2年生。女性が男性にチョコレートを渡して愛を伝える「告白の日」が迫る中、生徒達のバトル・ロワイアルで勝ち抜いた一人だけがアルフォンス
にチョコを渡してよいという話になんでかなってしまう。激しい戦いを繰り広げる正ヒロイン・ジュスティーヌと悪役令嬢・カタリナ、野生のピンク髪ツインテ男爵令嬢ジュリエット。しかし、「告白の日」ってこんな感じだったっけ??とアルフォンスが涙目になっているうちに──事態は斜め下に決着する。
※明日がヴァレンタインデーだと気づいて突貫工事で仕上げた、さくっと御覧いただけるアホな話です!!
※「王太子アルフォンスが雑な扱いを受ける短編とか中編」シリーズ第17作目です… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 08:00:00
3887文字
会話率:25%
「カトリーヌ嬢、貴女との婚約は破棄させてもらう。」船上パーティで王太子アルフォンスは婚約破棄を宣言した。彼には"真実の愛"を貫きたい相手がいるという。数か月前、あやまって海に落ちた王太子を助けた女性、ダユー・レヴィアーテ
だ。この先を彼女と共に歩みたいと言う王太子に、国王は激怒して──。
はたして王太子の"真実の愛"の重みとは。ぜひ、作中でお確かめください。
※仙道アリマサ様『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品。後書きに詩があります。詩タイトル「神話を越えて、出逢えたなら」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 11:05:41
2710文字
会話率:22%
キャンドル王国では魔力を持つものが生まれることがあり、魔力を持つものは16歳になると全寮制の魔法学園に通わなくてはならない。公爵家に生まれたフェリシアも今年から魔法学園に通うことになったのだが、彼女には秘密があった。
それは白い髪に、常人と
は異質の瞳の色を持つ『呪われた者』であるということ。
この国では呪われた者は忌み嫌われ、生まれてすぐ殺されるか、禁術魔法の生贄として闇市の売人に売り払われるかのどちらかの運命をたどることが多い。しかし、フェリシアは母のおかげで呪われ者であることを周囲から隠し通し、今まで生き延びてきた。だが、その生活も母が死んだことで終わりを告げる。
「呪われた者は我が公爵家に必要ない」
父からそう告げられたものの、母の遺言で何とか魔法学園を卒業するまでは面倒を見てもらえることになったフェリシア。だが、卒業後は家から追放されて悲惨な運命が待ち受けている。生き残るためにフェリシアが公爵家に残る方法は唯一つ。
政略結婚をして、家の繁栄に貢献すること。
しかし、父から出された条件はとても厳しいもので「王族以外は認めない」というもの。
「私は絶対に、卒業までこの髪と瞳の色を隠し通し、王太子アルフォンス様と婚約をしなければならない」
呪われた公爵令嬢の生き残りをかけた婚約大作戦が今幕を開ける―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 22:50:38
28197文字
会話率:56%
王太子アルフォンスの婚約者となった伯爵令嬢レティシアは、この身の幸福を味わいながら彼の為にと日々研鑽に勤しんでいた。それがどうしてこうなったのか。
嫉妬に目が眩んでやらかしちゃった令嬢の話。
学園乙女ゲー風、悪役令嬢はもうむしろお題だと思う
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 23:26:02
6421文字
会話率:67%