西の偏狭、ウィークラッチの孤島に聳え立つ国立図書館。
その最上階に住み着くとんだ落ち零れ、学者崩れの総館長と、 彼の”出来た”助手を今年で三年勤め上げている皇家の末姫君。
これは、そんな二人のちょっとしたお話。
最終更新:2022-04-19 23:00:00
159253文字
会話率:18%
花々の咲き誇るある国の、西の孤島には国立図書館が聳え立っている。
その最上階に棲みつく住人付の助手を、一番長く務める絶対記憶脳持ちのダリル家末姫君と。
彼女を助手とする、自分の脳の劣化を厭って異世界に行って若返って帰ってきた、国立図書
館最上階を棲み家とする知恵者。
ふたりは、恋愛の定義が周りと大幅にズレていた。
これは、そんな彼らが告白して両想いを(健全に)確かめ合うまでの、ながーいお話。
現在なろうで連載中の『わすれな姫と、とらわれ男』
アルファプラスで連載中の『ケチ付姫と子供の知恵者』(今の所は一章だけのつもり)
二つの原型になるお話です。
ほぼ手を入れず、行間は開けて再投稿と+投稿決行中。
今日中に、どこまで行けるか頑張ってみます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 19:00:00
158500文字
会話率:19%
明け方、いつの間にか眠っていた少年は異世界に転生してしまう。
転生した先の世界には魔法があり、その魔法は元を辿ればプログラミング言語に似ていた。
少年は神らしき人に与えられた三つの加護で魔法をプログラムしていく――。
基本はC
を元にしますが、作者による独自文法があります。※別言語もあるよっ!
一話で出てくる独自言語は後の話にも出てくると思います。
三章でジャンルが大きく変わるとともに、人称が三人称になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 23:00:00
9452文字
会話率:23%
昔々の物語。
下らない始まり。
終わりはなく。
殺し、奪い、刺し、撃ち、斬り、失わせる。
願っても、願いが叶うことはない。
始まりから、どれくらいたったろうか。
空は青く。
草花が揺れる。
そんな光景を見たのは、遥か昔。
空は白く、黒く、赤
く。
草花は一本も咲く事はない。
地は燃え盛り、血は滝のように流れる。
誰か、誰か。
そんな声も、轟雷の中に消えた。
約束の下に(プルムスウェア)。
誰かの言葉。
それは、生きて帰り。
世界を変える、意志の証。
約束――それは、意味のない世界での、意味のない戦争での。
希望であった。
これは――54億6597万1942年続いた戦争を終わらせる。
聖魔大戦(ニセモノ)に変わる前の、天魔大戦(ホンモノ)の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 02:44:02
918文字
会話率:26%