花々の咲き誇るある国の、西の孤島には国立図書館が聳え立っている。
その最上階に棲みつく住人付の助手を、一番長く務める絶対記憶脳持ちのダリル家末姫君と。
彼女を助手とする、自分の脳の劣化を厭って異世界に行って若返って帰ってきた、国立図書
館最上階を棲み家とする知恵者。
ふたりは、恋愛の定義が周りと大幅にズレていた。
これは、そんな彼らが告白して両想いを(健全に)確かめ合うまでの、ながーいお話。
現在なろうで連載中の『わすれな姫と、とらわれ男』
アルファプラスで連載中の『ケチ付姫と子供の知恵者』(今の所は一章だけのつもり)
二つの原型になるお話です。
ほぼ手を入れず、行間は開けて再投稿と+投稿決行中。
今日中に、どこまで行けるか頑張ってみます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 19:00:00
158500文字
会話率:19%