1944年アメリカ。ある日1人暮らししているヴァイオレットの元に彼女の祖母を名乗る女性からの手紙が届く。手紙には自分には寿命が残されていない事、その為に家を含めた遺産を受け取って欲しい旨が書かれていた。
奇しくも祖母の家はインスマス付近
の町である事に何かを感じたヴァイオレットは彼の町へ赴く。
何故そう感じたのか。実はヴァイオレットは父は人間だが母は深きものの亜種である人魚であり、彼女自身も人魚だからだ。
そんな中、目的の町へ続くバスで彼女はインスマスへ行ったきり音信不通となった友人を探す青年ビルと出会う。
ビルとその友人が鍵となると直感したヴァイオレットはこの町での彼の行く末を観察する事に決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 13:07:38
9300文字
会話率:39%
これは読者諸君の住む世界とは別の世界の少女のお話。
とあるエルフの村に住む彼女は、魔石屋の娘としてこの世に生を受けた。
少女の名はローズ・ブロッサム。父は人間で、母はエルフ。ローズは幼い頃に母を失っている為、母の声すらも憶えてはいない
。それでも、それなりに幸せな毎日を村で過ごしていた。
「ローズは魔結晶を創るのが上手いなぁ」
父が初めてそう言ったのは、ローズが六歳の頃だった。
実際幼いローズの創った魔石は、既に商品として店に並べるには充分すぎる程のクオリティを備えていた。
そして、それから十年。
魔結晶の創造以外に長所と呼べるものを見つけられなかったローズは、嬉々として唯一のアイデンティティを伸ばし続けた。父の魔石屋を継ぐという夢の為に。
そんなある日、ローズの住む村に一人の騎士が訪れる。
それが全ての始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 21:06:19
7977文字
会話率:43%
魔王の娘として生まれ類稀な才能とは別に努力で魔導の高みにいったハンナ。魔王である父は人間界、神界、魔界が共に平和に生きていける世界が来るように願っていた。
そんなハンナは魔王の娘であると周りから色眼鏡で見られ生来の傲慢な性格から父である平和
を求める魔王からもいつかお前は災いの元となると言われ人間界に堕とされる。
初めて自分が魔王の娘と知らない世界で様々な人との出逢いで少しずつ変わるハンナ、1人の少女の小さな変化がいつか世界を変える大きな変化となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 17:00:00
9585文字
会話率:76%
母は神獣、父は人間の半神の子は現代世界で暮らしていると、突然世界の狭間に落ちてしまう。
暗い世界の狭間の中を落ちていくと少しずつ目の前が晴れていくとそれはどこか別の異世界の中空だった。
異世界の中空を落ちていると、下に大きな城に密集するよ
うに町が広がっている中世風の街並みが見える。
城に血数いたところで主人公の体が転移する。
転移した先は奥に玉座が見える薄暗い部屋、その部屋の魔法陣らしきものの上に立っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 00:00:00
3822文字
会話率:20%
かつて星の船に乗って降りてきた
10柱《にん》の神により
文明は栄えていました。
しかし人類達の戦争で文明は
滅びてしまったのです。
それから約1万後。
科学技術に変わって魔法技術が発達した世界。
かつての人類が原因で世界には異形の存在
"魔者"が生まれるようになっていた。
そして、1万年後の世界
主人公の『アスラ』は王国の研究施設から
"角"や"翼"の生えており、不思議な力
『癒しの力』を使う不思議な子供を連れ出した
事で反逆者となり手配者の身となる。
アスラは彼女に『リュミエ』と名付け
逃亡生活の中、彼女の仲間を探すため
『魔族の国』を目指して、果てしない旅をする
決意をする。そして、旅の途中で出会った
仲間達と共に旅をし、世界の仕組みに触れ。
お互いに成長し、恋をする。
これはそんな物語である。
Ps.
異世界物では無いよ!
でも現代要素はあるよ!
中世のような世界なのに冷蔵庫とかあるよ!
車や列車もあるよ!
仕舞いにはロボも出てくるよ!
(現段階では未定ですメイドロボとか出したい)
古 代 文 明~のせいなのね、そうなのね。
初投稿なので至らない点はイッパイありますが
何卒よろしくお願いいたしますm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 13:00:00
23056文字
会話率:34%
カルダール王国の少年ダズは、幼い頃に母を亡くし、鉄鉱石場で働く父と2人きりで暮らしていた。母の記憶はほとんどなく、あるのは父が大切にしているルシアという名の玉石の形見だけ。貧しい暮らしではあったものの、不自由することはなく、ただただ静
かに日々を送っていた。
ある日の夕方、父が珍しく慌てた様子で仕事から帰ってきた。不思議に思ったダズが話を聞いてみると、父の仕事中にルシアが鈍い光を放ち始めたのだという。その時、『ルシアが輝くとき、人間界に災いが訪れるでしょう。』という母の言葉が、ダズの記憶をかすめた。父の話を聞くうちに、母には生前、魔女の友人がいたこと。その魔女がルシアを母に与えたこと。彼女がサルシアの森という森に住んでいるということ。などがわかった。父は人間界を救うべく魔女のもとへ行こうとするが、心臓が悪いため、それは容易なことではなかった。そこでダズは心を決めて、魔女のもとへと旅立つ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-25 14:11:17
8434文字
会話率:39%
僕の名前は堀田こうき。僕のお母さんはとっても強くてかっこいいアゴを持っているんだ☆
僕にもお母さんの一部が受け継がれたから、ちょっと遊んでみようと思う。
最終更新:2015-01-29 00:57:24
6470文字
会話率:14%