かつて故郷で起きた“事件”がきっかけとなり、自身の手で村を壊滅させた少年キド。その日を堺に妹のラトナを連れて、グラシアス王都に不法ながらも滞在していた。夢に見るほどの思い出したくもない時間から数年の月日が経ち、兄妹は身を潜めながら暮らしてい
た。だがある日、S級ギルドに所属する謎の白髪の少女との出会いにより、平和に止まっていた歯車が動き出す。その中で自己犠牲でしか他者を慈しむことができないキドと、それを強く止めようとするラトナ。これはそんな二人が出会った白髪の少女を始めとし、S級ギルドに勧誘されて成長していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:00:00
40802文字
会話率:59%
「どうしてこうなった……」
どこにでもいる量産型男子大学生・ジンは確かに平凡な毎日を過ごしていた。
そんな中、突如あたりまえの平凡というものを奪われ傷つきながら知った世界の真相に辿り着き絶望する。
しかし彼なくしては世界は何度でも同じ破滅へ
たどり着く。これは儚くも青年のすべてを変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 00:38:48
16229文字
会話率:43%
魔法学園デル・トリエルタの最底辺クラス、通称クラスゼロに所属する青年ギル=ベルクルスには秘密があった。実技試験で前代未聞の高得点を叩き出し、筆記試験で前代未聞の低得点をブチかました黒髪黒眼の青年にはとある秘密があった。悠々自適に拳を握りし
め、阿呆な白髪の少女を引き連れて、毎日のようにトラブルに巻き込まれるその青年には、絶対にバレてはいけない秘密があった。
それは彼自身のその正体。
彼が最強にして最凶にして史上最悪の大魔王――ギルベルク=ギスカードそのものであること。
これは強くなりすぎた魔王とその仲間、そして弱さをひた隠す女勇者たちが織りなす愉快で大げさで、どこか曖昧な物語。
「ギル様ギル様! ギル様は何故ギル様なのでしょう! 私気になって夜しか眠れません!!」
「いや親に聞いてくれよ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 23:15:29
64430文字
会話率:47%
この世には、学校に通うことが楽しくて仕方がない人間と憂鬱で仕方がない人間がおられます。
悲しいかな、主人公の少年は後者でありました。日々、学校の屋上に上がってはイチゴパンツの女の子がいないか探したり、風呂に入るたびに、「浴槽が爆発して尻
尾の生えた美少女が現れますように」と神に祈る生活を送っていたのです。
そんな愚かな夢を見ていた折、少年は高校三年生になりました。
重苦しい現実に辟易する少年は、突如、何の前触れもなく、美しい少女と出会います。
少女は言いました。
「私の世界を助けてください」と。
※エトランゼとは、フランス語で「異国の人」という意味である。試験には出ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 12:00:00
21185文字
会話率:43%
人類史に大きな影響を残した七日間戦争。それの終結とともに西暦は終わりを迎えた。その西暦が終わりを告げて1000年近くが経とうとしていた。
人々は自身の思いや願いとは無関係に、幾つかの人種として分けられた。
絶対的権威を持つ皇帝を崇敬する帝国
臣民。人々の平等を目指し立ち上がった元首を敬慕する連邦市民。それら二つの国を後ろ盾に独自の自治世界を創る三十に満たない小国。
世界はそれぞれが信じた方向にそれぞれの信念を持ってただ真っ直ぐ走り続けていた。それで世界の均衡は保たれていた。
その均衡が破られたのは十年前。突如として巻き起こった大災害によってであった。人々はその地獄風景をこう呼んだ。神々の黄昏と。
未曾有の天災が齎もたらした絶望の前に、人類は為す術もなくただその破滅を受け入れるだけであった。
かつて神が七日で創り上げた世界は再び七日で破壊された。
全人類の半数以上が一瞬にして命を絶たれたその壮絶な災害の中で、数少ない生き残りである早乙女彗は平和とは言え無いながらも穏やかな世界を平凡に謳歌していた。世界の思惑が彼に向くまでは。
かつての人々がそうであったように彗自身も自己の願いとは関係のない世界へと誘われる事となる。
少年は力を手に何を思うのか――――。
常世の果てに仕組まれた世界の心理とは一体―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-22 00:09:42
123130文字
会話率:30%
神怪は、神怪から生まれない―
神怪に成り上がった少女たちと人間たちが送る、自らを世間に認めてもらうための物語、ここにあり!
「空前絶後の大天才とは、私≪涼風羽天≫のことだね。」
「天道無親の愚か者とは、私≪燈火ヘスティア炎香≫のことだ!」
「初志貫徹のお姫様とは、私≪茅野咲姫≫のことですね。」
「仕事熱心の水神様とは、私≪水神三波≫のことです。」
「食物連鎖のトップとは、私≪山菱菊梨≫のことですわ。」
「冷静沈着の専門家は、私≪己卯神那≫のことでしょう。」
「徳良寛大の島長は、私≪白金茉釣≫のことだろうな。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 06:05:57
263327文字
会話率:68%
人生楽しまなきゃ損!学校を楽しむにはどうしたら?
てか、まずたくさんの友達がほしい!
友達つくってみんなで青春するしかないだろ!
そんな勢いで日々を過ごす主人公 雨宮 出雲<<あまみや いずも>>が周りを巻き込み
楽しむハチャメチャコメディー
一度はこんな青春送りたい!そんな思い出作ってやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-15 19:22:20
1771文字
会話率:9%
ハーレム勇者の奴隷だった私は勇者を出し抜き、晴れて自由の身になりました!
その気もないのに準ハーレム要員に加えられていた苦痛の日々が嘘のよう! 今は未来が光り輝いて見える今日この頃。ただし一つだけ懸念事項がありました。勇者を出し抜いてだま
し討ちのように逃げ出したせいで、たぶん勇者から追われる身になってしまったのです! これは勇者の元奴隷がハーレムからの大脱出作戦を決行した後で、新天地探し(もとい安住の地探し)の旅の真っ最中、女の子が苦労をしながらも人とふれあって前に進んでいくお話です。『ハーレム勇者というものを冷めた目で見ている奴隷の話』の続編です。全三話本編は完結です。番外編の投稿を始めました。微糖な感じですが、一応恋愛タグ追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-15 00:00:00
128288文字
会話率:47%
難関私立高校に通うエリート学生の篠原深斗は、幼馴染の種樫雪の父種樫寛二から『今度開講する予備校で、講師として働いてみないか?』と誘われ、予備校講師として中学生の高校受験をサポートすることとなる。
『深斗を誘った理由は、人員が足りないからだ』
という寛二の発言に疑問を抱いていた深斗だったが、その疑問はすぐに解決されることとなる。
その予備校は、『勉強に対して興味を示すことができないオタク』を対象に『オタクの楽しめる授業』をコンセプトとした一風変わった予備校だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 07:45:48
21631文字
会話率:51%
その日、九条煉は白い髪の少女とぶつかりかけた―――
最強の傭兵に拾われた少年と、最高の錬金術師に蘇生された少年。
創造の少女、刀鍛冶、転生者、霊媒師。様々な出会いを経ながら、彼らは神の掌の上で踊る。
果たして、身勝手な神の真意とは―――
◇
最終章に突入。
動き始めた世界の災厄。災いを引き起こす者。全ての根源、ベルヴェルク。
進軍を始める帝国に対抗する為、少年達も行動を開始する。
果たして、彼らの行く末に望む未来はあるのだろうか。
◇
このSSには(最終的に)最強、(武器や能力は)チートなどの要素が含まれております。また、残酷な表現などが出現する事もあるのでご注意下さい。
◇
2011/8/5
完結しました。ご声援まことにありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-05 09:00:00
1160380文字
会話率:36%