難関私立高校に通うエリート学生の篠原深斗は、幼馴染の種樫雪の父種樫寛二から『今度開講する予備校で、講師として働いてみないか?』と誘われ、予備校講師として中学生の高校受験をサポートすることとなる。
『深斗を誘った理由は、人員が足りないからだ』
という寛二の発言に疑問を抱いていた深斗だったが、その疑問はすぐに解決されることとなる。
その予備校は、『勉強に対して興味を示すことができないオタク』を対象に『オタクの楽しめる授業』をコンセプトとした一風変わった予備校だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 07:45:48
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