婚約者と弟らに嵌められ、王命を蹴った罪を着せられたマキシウスは、鉱山送りとなる。そこで知り合ったソフォイアという謎の少女に励まされ、自分を陥れた王族に復讐する。
最終更新:2023-07-23 18:30:09
44663文字
会話率:28%
その出会いは、蒲公英畑の呪いか。はたまた、信託か。
魔女の住む森に迷い込んだ男は、追ってから逃れて深い傷を負っていた。己を助けた魔女を警戒するも、やがて二人は互いにひかれあい、男は魔女を救うべく、「外」の世界へと飛び出していく。
――「愛
しい人。私は必ず貴女を迎えにきます。どうか、それまで待っていてほしい」
男の言葉を支えに、魔女は待ち続けた。
やがて、魔女を閉じ込める蒲公英の花が姿を変え、彼女の前に愛しい人を迎え入れる。
これは花言葉に託された、小さな恋の物語。
【作品情報】
・お題小説:2月19日の誕生日花(蒲公英)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 11:13:33
4305文字
会話率:35%
僕は異世界に王子として転生したけど、ボロ屋で母親が亡くなる寸前だった。
すでに亡くなった父親が元王様で、今の王様に国を奪われたのを取り返すよう、母から遺言を残される。
そんな母の遺言を守ろうと、僕は王都へ旅立ちを決意する。
最終更新:2022-05-31 17:29:39
48341文字
会話率:29%
ここは、剣士と魔法使いが争っている世界。
ここは、数々の場所に迷宮が存在する世界。
迷宮には、お宝と、神器が眠るとされている。
王族の地位を剥奪された剣士、アルバ。
魔法学園を落第となった魔法使い、セリア。
この世界では異質の、剣士と魔
法使いの旅が、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 00:00:00
27019文字
会話率:37%
読み速にて晒し待ち中
昔々、あるところに悪い魔王がおりました。その魔王は邪智暴虐の限りを尽くし、人々を苦しめました。
誰もが絶望し、神に祈りを捧げます。哀れに思った神様は人間の魂に祝福を授けました。職業という産まれた時に与えられるジョブ
を得た人間達はそれぞれの役割に沿って魔王軍に戦いをしかけました。それでも魔王には遠く及びません。
ある時、一人の若者が神に祈りました。
「必ずやかの悪鬼羅刹たる魔王を討伐してみせましょう。もう誰も悲しまない世界のためにも」
若者には神の祝福が与えられていません。それでも若者は死を覚悟して魔王に勝負を挑みます。
神はその若者の勇気ある行動にいたく感動しました。そして祝福を授けます。無謀とも言える勇気を称して勇者という役割が与えられた勇者は命を賭して魔王と戦います。
勇者は三日三晩に渡る死闘の末に魔王を封印しました。
魔王が封印を破るたび、神は勇気ある若者に加護を与えました。勇者となった人間は特異な髪色と瞳を持ち、絶望する人々に希望を与える存在となりました。
『魔王と勇者』より抜粋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 00:38:50
79506文字
会話率:36%
【2018年12月25日にMFブックスから書籍化決定!】
小金大河(こがねたいが)は、親の連帯保証人になったせいで借金取りに追われる毎日を送っていた。
とうとう後がなくなったその瞬間、時を止めて語り掛けてきたのは異世界の『金の女神』。
「別の人生を用意してやってもよいぞ? 記憶が戻るのは少し後になるがの」
金持ちで何不自由ない人生を、という望みを叶えてもらい、優しい両親・美人な許嫁・莫大な資産・多大な権力を持つ大国の第一王子として転生! ……したはずだったのだが、記憶を取り戻したときには状況は随分と変わっていて――!?
「王子になってもこんな状況じゃ意味ないだろ! 女神にもらったスキルもほとんど使えないじゃないか!」
授かった『お金さえ払えば様々なスキルを発動できる能力』を手に、“黒の守銭奴”と呼ばれながら冒険者としてその名を馳せる。すべては快適人生を取り戻すためにっ!
『銭使い』タイガ・ゴールド。
彼は最強で無敵で不敗である――ただし、元手があれば。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 12:00:00
231240文字
会話率:43%