死にたい──。故郷が大規模火災でなくなった、孤児であるユリティア・シルフィードは聖女として国を支える立場にいる。
生きる希望を見いだせずに、無意味に生きているユリティア。ある時、聖地巡りの旅をすることになったユリティアは旅の途中で襲われる。
そこに現れたのは懐かしい、あの人で───
始めはとてつもなく聖女が鬱です。暗いのが苦手な方は読むのを控えることをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 12:00:00
7794文字
会話率:12%
「死にたい」が口癖の聖女アメリは異世界転移をしてやってきた元女子高校生。アメリは、終わりの見えない公務を淡々と繰り返す日々に嫌気が差していた。「もう死んでやる!」と自殺を試みるも"戦場の悪魔"の異名を持つ護衛ランドルフに
尽く阻まれる始末。そんな彼女は書類の中に"疫病の流行る村"という文字を見つけ出して瞳を輝かせる。「原因不明の病だなんて、感染したらポックリ逝けるはず!」そんな不謹慎で邪な思いを胸に、意気揚々と突っ走る死にたがりの聖女とそれに振り回される最強な護衛のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 18:07:07
21448文字
会話率:39%
――幼きあの日、「少年」と「少女」は出逢った……。
「美しき殺人鬼」と、「死にたがりの聖女」。「聖なる青き花」と、「盲目なる真白き花」
絶望の果てに、ふたりは出逢った。
因果は巡り、輪廻は廻る。たったひとひらの淡い口付け。
永遠にも等し
き時の果て――今、<銀色の誓い>が紡がれる。
「伝承の歌」――――「永遠の花」 ……<<いずれ、幸福に至る悲劇>>。
「二つの花弁」が交わるとき、再び扉は開かれる。
少年はもう、間違えない。少女もまた、正しくはない。
「×××」と「×××××」。<彼(かのもの)の名>は……。
――これは、<世界で最も美しい教会>で紡がれる、<罪と救済の物語>である……。
※実在するあらゆる宗教・人物と関係ありません。また、犯罪を推奨・肯定するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 22:10:39
18124文字
会話率:8%