語り手であるクニイチ(30歳位)は自分で私立探偵事務所を経営。開業医のダイゴ医師(50歳位)と共に、二人のコンビで、今までも、いくつかの事件を解決してきた。
今回の事件では、ダイゴ医師が、ここ1年間往診に行っていた、神野一樹という老病理
医(老後は大学をやめ、その街で検死官をしていた)が老衰でなくなったことにはじまった。
警察は、大きな問題にしなかったが、その神野一樹の亡くなった部屋から、今から1年前に殺人事件にまきこまれ死亡していた神野一樹の息子、神野次郎の指紋が数多く検出されたことに、ダイゴとクニイチは違和感を覚え、その理由について調査をはじめた。
既に死亡している者の指紋が、なぜそこに多数みつかったのか?それが最大の謎だった。
事件の捜査を追いながら、過去のダイゴとクニイチをめぐるエピソードがいくつか紹介される。
例えば、ふたりの出会いは、数年前、ダイゴがパリ旅行にいったときにさかのぼるが、この物語で、そのエピソードも語られる。
クニイチとダイゴは、1年前におきた神野次郎の殺害事件についてもみなおそていくうちに、1年前神野次郎を殺害した、フィリピン系日本人ヒロシ、の妻が、クニイチが思いをよせるアイちゃんであるということがわかった。
最後に、今回の神野一樹の死亡について(特に、部屋に検出された、1年前に死亡した息子、次郎の指紋について)、1年前の神野次郎の殺害事件についての、筋の通った見解が、示される。
それに伴い、アイちゃんに思いをよせるクニイチの心も揺れるのであった。
一方、ダイゴの方も、妻から離れ、新しい出会いがある。
この事件は、クニイチとダイゴ、それぞれの生活にも、影響を与えるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:14:27
94400文字
会話率:28%
女性が突然死した。刑事のオークリーが現場にかけつけると、女性の夫が「妻が突然死した」と語っていた。彼は妻を助けようと人工呼吸して、医者を呼んでいる。医者は毒物反応はないと言う。これは不慮の事故なのか――
オークリーは夫を疑い、検死官のメイ
ベルの元に女性の遺体を運ぶ。メイベルは降霊術を使い、死者と対話を始めた。
そして二人が事件を解決するまでの話。
※「#匿名男女バディ短編企画」に参加したものを加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 10:29:33
7670文字
会話率:46%
元検死官の主人公「ゴリ」はアホな死に方をして異世界転生することになった。
異世界転生作品が大好きなゴリは勇者になって自分だけのハーレムを作りたかった。
しかし彼は転生女神の悪意によって無理矢理ネクロマンサーにさせられてしまう。
ゴリの意思とは無関係に彼の周囲はアンデッドの女の子ばかりになっていく。
もうこうなったらゾンビでもいいから自分だけのハーレムを築いてやる!
アンデッドだけど可愛い女の子たちを守るべくネクロマンサーとして奮闘するゴリ。
そんなゴリの前に世界を滅ぼそうとする魔王やアンデッドを殲滅しようとする聖騎士団が襲いかかる。
様々な特殊能力を持つアンデッド少女たちと協力して立ち向かえ!
ほんのりニッチな異世界転生アンデッドハーレム物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 16:09:58
153216文字
会話率:29%
他人の未来が見える男『佐東鷹弥』、相棒の橋本と共に彼彼等の周りで起きる事件を解決するために日々の捜査に力を入れている。
最終更新:2018-09-03 17:14:39
587文字
会話率:54%
・タイトルの読み方は、ほういがくきょうしつのイノベータ。
・無駄にイケメンな法医学教授/朝比奈修一郎(独身貴族)が勤めるMD医大に、見た目はモデル、中身は残念で昆虫オタクな喪女/高見ルナが准教授として着任する。
法医学教室の黒執事とあだ名
される院生/川島、メイド長として名高い助教/花井蘭女史、
ナイスミドルな検死官/芹沢、デコボコ刑事コンビの長谷川と花岡らが登場。
事件を通じて織りなされる若者たちの成長や心の葛藤、愛憎劇などを描いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 08:53:40
11171文字
会話率:19%
<縦書き読み推奨>
"死体愛好"という変わった趣味をもつ「ひねくれ者」の大学生、叶 鳶郎(かない とびろう)は偶然か必然か出会ってしまった犯罪マニアの警察官、斧之木 寳(おののぎ たから)とある「密約」を結ぶ。これをきっ
かけにさまざまな「倒錯者」たちと出会い、表社会と裏社会のあいまいな境界線上に足を踏み入れた叶は、斧之木と共に事件に巻き込まれていく。怪しい宗教団体の儀式、連続少女暴行事件、"フラストブラスト"と呼ばれる謎の薬、そして現れる最凶の食人鬼。
厄介な事件に対し叶たちはさらに厄介なヤツら、ドM警察官の薙朔 虹一(なぎさ こういち)や”欠陥品”好きの検死官、鈍倉 鳳花(なまくら ほうか)など一癖も二癖もある者たちと共に奔走する。次第に明らかになるそれぞれの過去と、叶の平和で怠惰だった”日常”の行く末やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-03 00:00:00
24677文字
会話率:24%
「大変不本意だが、私は今後あらゆる障害から君を守らなければならない」
検死官ロベルト・シュルツは、ヒューマノイドIV-11-01-MARIAに命じた。「絶対に生き延びろ」と。
ロボットの死因を特定する“ロボット検死解剖官”ロベルト・シ
ュルツ。彼はある日、恩師から一体の人間型ロボット(ヒューマノイド)を託される。彼女IV-11-01-MARIAを守り、育てる――それが恩師の依頼であった。
MARIAは違法なロボットだ。見つかり次第、治安当局に回収されて殺される宿命にある。あらゆるロボットが人間に蔑まれながら使役されているこの社会で、シュルツは彼女を守り抜くことが出来るのか。何から守り、何と戦えばいいのか?
手探りで生きるシュルツとMARIAに、どんな未来が待っているのか……?
☆★☆ ロボット嫌いのいじわる検死官シュルツくん(28歳)と、ぽやぽや天然ヒューマノイドのMARIAちゃん(見た目20歳)が、イロイロ頑張るSF恋愛小説です ☆★☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 19:00:00
276640文字
会話率:34%