――強かったのは彼の付与術で、俺達5人のその誰も、ただの凡人に過ぎなかった。
【餓狼の戦士】アルバ。【治癒天使】ココナ。【最果ての魔女】ヒルデ。【陽炎の暗殺者】イツキ。【ただの荷物持ち】イノセント、つか、俺。
俺たち五人のその誰も、名にし
負う実力など持ち合わせちゃいなかった。みんな、結局は”彼”におんぶに抱っこだった。難関ダンジョンの最下層、パーティーを支えていた付与術師のリーダーが死んだ。連携も取れないし、ぶっちゃけ仲悪いし、彼のバフ魔法がないから、毎回死物狂いで戦うしか無くて。でも、生きるしかないから。弱い自分も受け入れて、なんとか、日々を食いつないでる。そんなギリギリの日々の中で、俺たちはお互いを初めて知り合って、本当の仲間になっていく。
【簡単あらすじ】
チート付与術師だったパーティーリーダーのせいで不釣り合いな名声と自信を手に入れてしまったただの凡人である五人が、少しずつ現実を受け入れて成長していく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 19:48:20
8980文字
会話率:44%
十歳の時にエリート職である宮廷魔術師になった天才少女、ローズ=フレイマン。誰もが憧れる誇り高き職業――――しかし名誉とは裏腹に、彼女の立場は『社畜』そのものであった。そんな生活に嫌気がさした彼女は、生涯働かずに済むだけの金額を貯めた上で、宮
廷魔術師の職を降りる。それから始まった辺境に建てた一軒家でのスローライフ。昼間は散歩しながら薬草採取。夜はゆっくり湯船に浸かって、大きなベッドでぐっすり眠る。まさに理想の生活を送り始めたローズの人生は、薔薇色かと思われた。
「うちの家に何しとんじゃぁあああ!」
日々襲いかかってくる魔物、彼女を勝手にフィアンセと呼んでくる特級冒険者、さらには隣国の兵士たちが辺境へと迫ってくる。
「私の平穏を脅かすものは、誰であろうとぶっ殺してやる」
これは『最果ての魔女』と呼ばれるようになった数多の伝説を残す最強の魔術師が、ようやく手に入れた平穏のために様々な形で奮闘する物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:00:00
69623文字
会話率:40%
世界の果てに暮らす魔女
最終更新:2021-07-13 08:04:53
7884文字
会話率:40%
世界が滅びたのは一体いつ、どうしてだったか。そんなことさえ今を生きる人が忘れてしまった時代のこと。人類は汚染された地上を捨て、暗く湿った地底――かつての都市の「基盤」へと逃れていた。
狭い居住地しか知らない少女は叔父の死を皮切りに全てが
一変し、故郷から追放されるかのように逃げ出した。
見捨てられたこの世界、そんな人間の先は往々にして長くない。しかし彼女は全てを失った時、ヒトの形をした異形と「ストーカー」を名乗る探索者達に出会い、最果ての魔女を探求する旅が始まる。
ハーメルン様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 19:15:33
61326文字
会話率:14%
飛空船乗りの元軍人は孤独である。父を失い、妻と子を失い、戦争には負け国をも失った。そうして彼は伝説の地を目指す。海に沈む飛空船の墓場。沈んだ船は海流に流され、やがてその場所に流れ着くという。往路、奇妙な浮島に立ち寄った。喫茶店を営む魔女が
いた。風変わりな女だった。元軍人には帰る場所などなかった。けれども、死のうと思って死ねるものでもない。男はただ生きていく。何もかも失って、なおも巡る出会いに絆されて。とある飛空船乗りの元軍人と魔女が淹れる一杯の珈琲に、ほんの小さな物語を添えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 01:20:20
35046文字
会話率:43%
憧れの騎士の世界で出世するためには女では不利だった。苦労の末、最果ての魔女に「誰の目にも男に見える」という魔法をかけてもらい、聖女専属の護衛にまでなれたヒロインだが、就任当日に聖女に男であることを見破られてしまう。
しかしその聖女も本当は男
だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 21:49:52
35307文字
会話率:29%
三十路を目前に控えながらも結婚の予定どころか恋人すらいない流衣子。男社会で理不尽な扱いを受けても、仕事に明け暮れる毎日。
そんな彼女に「その日」は突然やってきた。
いつもと同じ通勤の道すがら。横断歩道を渡っていた流衣子は突然、そこが交差点で
は無いことに気づく。「姫様!よくお戻りになられました!」そこにいたのは、黒装束を身に纏った得体の知れない老人たち。「は?姫様?」一体何がどうなってるわけ!?
突然、異世界にやってきた流衣子。帰り方も分からず、おまけに「最果ての魔女」とやらの討伐を命じられてしまう。「魔女の魔力は人を異世界に飛ばす程だって言うし、頼んでみたら?」イケメンだけどヘッポコな勇者と猫かぶり二重人格魔法使いをお供に最果ての地を目指す。
「私アラサーなのよ!?こんなの、無理だってー!泣」 折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-12-02 05:55:30
1526文字
会話率:11%
これは大切な物を失った少年とそれを支える少女の物語。
ある日、アレンとカレンは最果ての魔女に会い魔法を掛けられようとしていたカレンを助けアレンは一番大切なものを奪われる。
最終更新:2013-05-15 02:15:43
6614文字
会話率:46%
国の辺境に『果ての魔女』がいるという。
強大な魔力を持ち、人々の願いを叶える魔女。
いつしか名前が一人歩きし、魔女の元にいくとなんでも願いが叶うという話が広がった。
『果ての魔女』が亡くなった今でも、願いをかなえようという人々が訪れる。
『
果ての魔女』の孫であるイルゼは、薬師をしながらその人々の言葉を否定し、願いを諦めさせてきた。
けれど、今回は中々の曲者のようで――
★後日談を短編集にて公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-20 20:06:51
3622文字
会話率:39%