鉄道マニアのテツオは、ある日突然、東横線の車両に転移した。
最新車両のテツオは首都圏で活躍するが、年を重ねるに連れて地方路線に売られ、最終的にアジアの発展途上国に流れ着いた。
最終更新:2021-12-30 08:20:06
2538文字
会話率:6%
社会人1年目の渚は、仕事と家族と恋愛に悩む24歳。
最終更新:2021-12-13 22:28:46
812文字
会話率:20%
昭和42年1月から5月までの日記体小説。
都立高校3年生の僕はクラスのNさんに憧れ、Nさんも僕のことが気に入っている。卒業までの日々、二人は励まし合い大学合格を目指したが、僕は大学入試に失敗する。Nさんと過ごした日々は無残にも終焉を迎えてし
まう。気高くてコケティッシュなNさんのことを僕は忘れられないでいるが、大学生になったNさんはもう戻ってこない。志望校のレベルを上げた僕は復活を心に誓い予備校生活を始める。
エピローグとして2年後にNさんと再会したときの日記断章を載せている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 01:18:25
41215文字
会話率:28%
2016年2月13日土曜日。
仕事を終えて帰宅したのは、21時ごろだったと思う。
立春を迎えたといっても、夜の寒さは相変わらずだ。
東横線武蔵小杉駅を降りて、自宅へ向かう。
わずかに雨が降っていたが、傘が必要なほどでもなかった。
高層マンシ
ョンを通り過ぎ、自身のマンションへ向かう。
今時オートロックもない入口から階段で3階まで上がる。
コートを着たまま、ケトルに水を入れ、湯を沸かす。
湯が沸くまでに、コートをハンガーに掛け、スーツを脱ぐ。
ネクタイを外しながら、エアコンを暖房設定で動かす。
すぐに温まるわけではないけれど、室内着に着替えてやっと一息つける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 10:01:19
3935文字
会話率:1%
帰宅ラッシュの電車で音漏れする音楽が知っている曲でした。
最終更新:2015-07-24 21:41:16
634文字
会話率:0%
現代ものファンタジー風短編。
東横線最終電車がたどり着いたふしぎな駅で、主人公が見たものは……。
人生に疲れているあなたに捧ぐ、けれどたぶん救わない掌編です。
※渋谷駅がまだ地上にあった頃に執筆した作品ですが、現状に準拠するよう加筆修正
しています。
※複数サイトに重複投稿しています。発刊済み個人誌(短編集、頒布終了済み)「トーヨコふぁんたじあん」に収録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-20 22:00:00
3116文字
会話率:11%
2010年2月14日バレンタインデーに東京都庁に知事宛の1通の速達郵便が届いた。
日曜日だったので、封書は翌日まで開封されなかった。
月曜日に知事室の女子職員の手で開かれた封筒の中から出てきたのは、東京都の水道に毒物を混入すると書かれた便
箋だった。
この女子職員は隣の独身男性社員にこの便箋を渡した。
これが東京都民をパニックに陥れた事件の始まりだった。
犯人の狙いは何だろう。
大金を狙っての犯行か?
それとも他の狙いが有るのか。
過去に大阪府警と食品各社を翻弄した「怪人21面相」が東京都と警視庁を相手にした新たな事件の始まりである。
事件の真相は作者にも予想出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-27 17:38:40
65103文字
会話率:14%