昭和42年1月から5月までの日記体小説。
都立高校3年生の僕はクラスのNさんに憧れ、Nさんも僕のことが気に入っている。卒業までの日々、二人は励まし合い大学合格を目指したが、僕は大学入試に失敗する。Nさんと過ごした日々は無残にも終焉を迎えてし
まう。気高くてコケティッシュなNさんのことを僕は忘れられないでいるが、大学生になったNさんはもう戻ってこない。志望校のレベルを上げた僕は復活を心に誓い予備校生活を始める。
エピローグとして2年後にNさんと再会したときの日記断章を載せている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-22 01:18:25
41215文字
会話率:28%