茜坂病院前バス停にて。僕は生まれて初めて恋に落ちた……。茜坂病院。がんを抱える人々の最後の砦。十四歳の倉敷博巳は、脳腫瘍を患い、その病院に入院していた。抗がん剤治療の辛く苦しい日々。そんな時、白血病で入院する、一つ年上の逢沢瞳と病室で出会う
。そんな彼女は、よく病院を抜け出しては近くのバス停で、停りもしないバスをいつも待っていた。そしてある夏の日、博巳は瞳と約束をする。明日、彼女が待っているバスに乗せて、彼女の望む場所に行こう、と──
※この作品は「ステキブンゲイ」様にも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 21:10:00
89478文字
会話率:32%
水田功は肺癌の摘出手術を受け、無事に退院した。そしていよいよ、病理検査の結果次第で、再び抗がん剤治療を開始せねばならない。
このショートショートは、水田功のブログ『妻は宇宙人Ⅱ』のものと同一です。
最終更新:2023-10-22 19:09:33
1933文字
会話率:36%
山中幸盛は直腸がんの手術をし、抗がん剤治療が始まったが、今後はがんを排除するのでなく「がんとの共存の時代」になる、という話。
このショートショートは、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。
最終更新:2021-09-26 22:27:43
1918文字
会話率:21%
「お父さん、膵臓癌だった」父親が膵臓癌だと知ってからの娘の日常と記録。お父さんのことを何か形に残したくて書きました。ノンフィクション。
最終更新:2022-05-19 22:00:45
12716文字
会話率:30%
ショートショートです。泥棒の川田は、西城に変装する。誰がどう見ても西城としか思えない完璧な変装だった。そして西城家へ忍び込み、金庫を開けようとしたその時、後頭部に強い衝撃を受け、気を失ってしまう。気が付いた川田は、病院のベッドの上にいた。西
城の仮面をつけたままだったので、西城として扱われてしまう。西城は食道ガンだった。このままでは俺が抗がん剤治療を受けなくてはならなくなる。西城の仮面をはがそうとするが、何をどうやっても外すことが出来ない。違う、俺は西城じゃない。西城に変装した川田なんだ~!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 13:57:11
3581文字
会話率:4%
私生活&仕事で年々ストレスが蓄積されていくのが実感できる今日この頃。
手の平を見つめ、あと寿命はどのくらいかなぁとか、死因は頭か腹のどちらかだろうなぁとか思っていた矢先…
癌が発見されました。
子宮体がんです。
摘出手術を経て、抗がん剤治療
も終了しました。
当初は記録をしようなど一ミリたりとも考えませんでしたが、これも何かの縁かと思い立ち簡単に綴ってみようかなぁとかなんとか……
どこまで続けられるか分かりませんが、とりあえずやってみましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 06:48:35
75061文字
会話率:4%
俺は病院には行きたく無い。何故、病院が嫌いか? よし、じっくりと語ってみよう。この国には薬害が多いのだ。薬害が増えるシステムというものが、健康保険からできてしまった。
最終更新:2019-07-26 10:40:06
5258文字
会話率:22%
四十を目前に控えたある日、僕は突然、余命三ヶ月の宣告を受けた。
癌だった。スキルス胃癌というやつで、進行が早く、既に胃壁を破って腹腔内に癌細胞がばらまかれ、転移も確認されてるということだった。
もう手術もできないそうだ。下手に触るとかえ
って進行を速めてしまう危険性があるらしい。
一縷の望みを託した抗がん剤治療も始まったけど効果はなく、二ヶ月余りの時間が過ぎた時、僕の前に<あいつ>は現れた。
「私は、クォ=ヨ=ムイ。お前達が<神>とか呼ぶ存在だ。
でまあ、それはどうでもいいんだが、お前に残された時間はあと二百万秒。その二百万秒で世界を救ってみないか?」
その、軽口を叩く自称<神様>が、僕に残された時間を劇的に変えることになったのだった。
筆者より。
チート主人公が世界を救う話を描いてみたくなったので始めてみました。現時点ではハッピーエンドにはならない予定ですが、成り行きで変わるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 06:00:00
100039文字
会話率:27%
末期癌と診断された男。しかし彼に人生への未練はなかった。抗がん剤治療も断る彼に、医者は試験薬である「不死の薬」を提案する。
「不死の薬」と共に渡されるボタンを押せば、次の1日分の薬が投薬される。つまり1日単位での不死を与えることのできる薬だ
と言う。
興味本位で投薬を開始した男。次第に疎遠になっていた家族との絆も取り戻し始める。ようやく生きたいと思えた頃、男の医療費は家計を圧迫し始めていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 21:32:22
9993文字
会話率:52%
デスメタルバンドのフロントマンであるリョウが、ある日突然がんに侵される。
唯一の家族である妹のミリアは高校生ながらモデルの仕事に尽力しつつ、精神的にも経済的にも行き詰まるリョウの治療を支えるべく奮闘する。
その中でリョウと共に抗がん剤治療に
励み、闘病生活を送っていた音楽仲間の園城が病死する。一方、リョウは寛解を迎え、再びステージ復活を果たす。
リョウのヴァッケン出演を願う園城の思いを胸に、長年の夢である海外公演に挑戦し成功させたリョウは、活躍の場を世界に拡大していく。
Ⅰ→http://ncode.syosetu.com/n1415do/
Ⅱ→http://ncode.syosetu.com/n9730dp/
Ⅲ→http://ncode.syosetu.com/n9093dr/
Ⅴ→https://ncode.syosetu.com/n5340eg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-09 19:00:00
550764文字
会話率:47%
中学三年生の穂莉は、高校受験を控えていた。
ところがある日、小児癌[骨腫瘍~ユーニング肉腫・骨肉腫]という
重い癌を発病する。
助かるためには抗がん剤治療をしなければならなかった。
その日から、穂莉と家族の闘いが始まった………。
最終更新:2015-09-27 20:14:51
231文字
会話率:0%
高校卒業後、一般的な下請け企業へ就職した星野和彦は気づけば二十八歳になっていた。脳内には結婚して奥さんと暖かい家庭を育む理想像をしっかりと描いていた。
だが現実=理想と結びつくわけもなく独身だ。
頼れる生涯のパートナーを見つける前に胃
ガンが発見された。おまけに遠隔転移でガンが進行し、日々抗がん剤治療で闘病している。
そして、そんな和彦の人生に追い討ちをかけるような一つの訃報が届く。
「こんなはずじゃなかった」
――『歯車のかみ合わない人生』から幸せを手にする方法のヒントは脳内に!?
二十八歳のおじさん、星野和彦、高校の天文部の仲間たちとの青春を取り戻すコメディものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 11:00:00
4561文字
会話率:32%