20代にして余命宣告を受けた友人の元へ向かった夏凪 白羽は、友人に衝撃的な告白をされた。その友人は、高校生時代、夏凪の忌み嫌っていた〝ユースの街〟という若者の治安が最底辺の場所の不良であったという。そして、残り時間のわずかな友人の夢は「その
街の被害者を救いたかった」というものであった。夏凪は今からでも叶えようと立ち上がったが、友人はもう手遅れだと嘆いた。それに対して無責任に慰めの言葉をかけることのできなかった夏凪は、ふと目が覚めたらユースの街の郊外にいたのだ。スマホを数年前に遡っていたのだ。高校生である今のうちに彼女を説得できたら、彼女の夢も手遅れにならないかもしれない__そう踏んだ頑固で正義感の強い少女が、仲間を見つけていき、様々なことを知りながら街を救っていくローファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 21:59:15
8482文字
会話率:71%
夜更の酒場でカウンターに突っ伏したチャールズは、慰めの言葉を掛けられてイライラしていた。
彼はこの日失恋してしまい、もやもやした気持ちを持て余して飲んだくれているのである。
まあまあと背中をさすって宥める手を払いのけて、チャールズは叫んだ。
「僕だってアイラの事が、学生の時から好きだったんだ!」
*
「結婚目前で捨てられたけどおかげさまで幸せです」に出てくるチャールズのお話です。失恋したチャールズが、偶然知り合ったのは元同級生の姉。
「つまらない男」と職場で言われているチャールズの恋の行方はさていかに?
※誤字脱字、見直しておりますが無くなりません。誤字報告が大変助かっております。
※ゆるいお話です。貴族と平民の垣根は低いのですが、身分に拘る保守的な人も存在している世界観です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 15:11:51
9502文字
会話率:43%
ふとしたことをきっかけに、学校帰りの10歳の姪っ子・春乃の面倒を見てあげている俺・鷺城和也。彼女が家に来るたびに、俺はいつも自分が経験した海外での思い出話を語っていた。しかし、なぜだろう、今日の春乃はいつもとは少し様子が違っていて…。どうや
ら、俺の若かりし頃の恋愛に興味があるらしい。―――子供が聞いて喜ぶような、そんな美しい恋心なんて、俺はもう失ってしまったというのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 22:14:35
11082文字
会話率:17%
ある日止まってしまった、【星見の懐中時計】
小さな魔法薬店「猫の鍵しっぽ」の店主アリス・エルミアは、母の形見である星見の懐中時計が止まってしまった事にショックを隠しきれない。
「昨日まで動いていたのに」と嘆くアリスに、使い魔のシャルムが慰め
の言葉をかけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 20:23:28
6354文字
会話率:52%
うわの空で聞いてた
慰めの言葉
いつの間にか目の前までおりてきた
気がした
実感しないと分からない
達成しないと気づかない
最終更新:2022-03-16 21:56:27
200文字
会話率:0%
『最強の勇者パーティーのお荷物』ことこの物語の主人公
“シンノスケ・ノボルカワ”
は〈勇者の幼なじみ〉とゆうだけで世界最強の勇者パーティー 【希望の剣】 のメンバーに加えてもらっていた。
シンノスケは別に弱くはないの
だが、メンバーが凄い奴等ばかりなのと、未だにスキルをひとつも持っていない(持ってはいるが、何に使うか分からない)ので、どうしても比べられて格下扱いされてしまう。
それでもシンノスケは頑張った。
幼なじみの ”セレン・ルーベス“ の為に…。
どんな仕打ちを受けようと、どんな扱いをされようと、どんな罵詈雑言や誹謗中傷を言われようと 『幼なじみのアイツと一緒に入られるなら…。』 とその理由だけで頑張れた。
手続きなどの面倒な事は勿論。あらゆる雑務や雑用をこなし、何かしら問題が発生したら速やかに対処・対応・処理・後始末をした。
メンバー達の体調管理にも気を配り、アフターケアも欠かさなかった。
各々の自己責任の筈なのに、揉め事なんかの尻拭いも、寝る間も惜しんで対応した。
しかし、そんなシンノスケにある日“PTリーダー”から衝撃的な事を告げられる…。
「今日でお前はパーティーから抜けてもらう!」
意味が分からない…。
俺がクビ…?
何故? 何で? どうして? 理由は?
突然の事に困惑するシンノスケ…。
そんなシンノスケに追い討ちを掛けるか如く、他のメンバーからも嫌みったらしい別れの挨拶や、わざとらしい慰めの言葉がかけられる。
更にPTリーダーから渡された【マジックアイテム(録音機)】により、絶望に突き落とされる。
『今日…で……シンちゃんは……クビ……にするね…』
それは紛れもない、“幼なじみ”の声だった…。
最早その場に立っている事さえ困難になるシンノスケ。
気がつけばパーティーから離れ、一人違う街を彷徨い歩いていた。
暫くして、ふつふつと沸き上がる復讐心…。
(よくも俺を━━アイツら全員後悔させてやるッ!!)
“幼なじみ”を含めた全員に復讐することを誓ったシンノスケだったが数日後、意外な事が起こる。
「シンちゃんみーつけたっ♪」
なんと!自分をクビにしたはずの幼なじみが追いかけてきたのだった! それも[女体化]した姿で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 23:00:00
1222文字
会話率:27%
四つの魔法を操るクイーンと、無敵になれる魔法を持つアルヴィアが、魔王の城を目指す先々であらゆる魔物と織りなすダークファンタジー。追放された二人の出会いから始まる、ちょっとわがままで前向きなクイーンの帰宅奇譚。
魔王の娘のクイーン。彼女
は魔王である父親の言いつけにより城の留守番と国を少しの間預かることになったが、そんな時に人間が侵攻してきて支配地の一つを奪われてしまう。帰ってきた父親はそれに激怒し、「お前は魔王に相応しくない!」とクイーンを追い出してしまう。転移の魔法により見知らぬ地に一人にされたクイーン。そんな彼女の元に現れたのは、同じくギルドの仲間から追放を言い渡された一人の女剣士、アルヴィアだった。
ひょんなことから出会った二人。本来ならば人間と魔物という敵の立場だが、互いに同じ傷を知る彼女らにとって、目の前にいた存在を敵ではなく被害者と認識していた。クイーンはアルヴィアに話を聞いてもらい、またアルヴィアはクイーンに慰めの言葉をかけることで、二人は密かに意気投合していく。
そして、城に戻る決意を決めたクイーンが、しばらくアルヴィアと行動を共にした時、二人は人間と魔物の間のすれ違いに気づいていく。
「どうして魔物は人間を襲うの?」
「逆だろ? 人間が魔物を襲ってくるじゃないか」
初めは互いの言葉を疑いながらも、時間が経つにつれその信憑性が増した時、彼らは世界の真実に気づく。お互いにお互いを傷つける度に深まった溝。一体の魔物が人間世界の実体を知り、一人の人間が魔物世界の正体を知った時、ひっそりと物語は開幕するのだった。
「あなたと行けば、私は魔物を守る立場になれる。悪くない話だと思うけど、どう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 14:32:24
517696文字
会話率:57%
主人公である水口千早は、高校二年になる直前の春休みに外国人風の美少女、桜川梨沙と出会った。
その数週間後、千早の通う高校に、梨沙が転入してきた。梨沙と少しずつ仲を深めていった千早は、親との不仲から不安定になっている梨沙に頼られている
と感じ、久しぶりの充足感を感じていた。
改めて『友達』として梨沙を支えていこうと考えつつも、自分が梨沙に向けて抱いている感情に戸惑う千早は、自らの兄や先輩から助言や忠告を受け、自分なりに梨沙との接し方を模索しようとする。
とうとう先輩から本格的に忠告を受けた千早が梨沙の家に乗り込もうとするが、そこには千早に忠告を続けていた先輩が待っていた。
先輩から自分の抱いていた感情が全て勘違いによるものだったと指摘を受け、ようやくその事実を認識して消沈する千早に、先輩が慰めの言葉をかける。それを受けた千早は、改めて梨沙とただの友達として向き合っていこうと、改めて決意するのだった。
短編新人賞一次落ち供養。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 10:00:00
20441文字
会話率:44%
○
僕は 幸せ なのか 。
○
最終更新:2020-06-24 22:06:54
233553文字
会話率:1%
全部、全部、僕が悪いんだ。
慰めの言葉はいらない。傍にいなくてもいい。
今は、関わらないでくれ。
最終更新:2019-02-27 19:05:36
530文字
会話率:0%
初めての彼氏にあっさりと振られてしまった真樹と、真樹に慰めの言葉をおくる幼馴染の智(さとる)の「恋」を描いた超短編。
最終更新:2017-02-05 01:09:36
5563文字
会話率:30%
付き合っていた彼氏に振られた、主人公妃結梨。ショックでずっと泣いてばかりの彼女に慰めの言葉をかけたのは幼馴染の蘭奈だった。
もう恋なんて出来ないと考える妃結梨に、蘭奈は妃結梨への長年の想いを口にする。
それから妃結梨と蘭奈のちょっとおかしな
新しい生活(?)が始まった!
もう、学校も家も落ち着けない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-29 23:23:58
32499文字
会話率:58%
真の世界の形状は球ではなく立方体であった。
"面"の総数は六つ。
「白世」「夢世」「暗世」「明世」「禁世」「審世」
其々がお互いを認め合い、支え合う事で"世界"の均衡は保たれていた。
だがしかし、時間
の流れによってとある世界が急激な発展を果たす。
主に人間で形成された「白世」であった。
「白世」は発展によって得た力で空間の境界線を捻じ曲げ、隣接する面へ侵入しようとする。だが、そんな事をすれば世界の均衡が崩れる事は明白。
そんな時、"世界"を創造した三相一体の女神の一人、ヘーベーが"世界"を縮小した様な形状の特殊なキューブに一つの魂を詰め込む。そして其を審世に埋め、全ての白世人から真の世界の記憶を消し去った。
それから幾年もの月日が過ぎたある時。
白世で数人のヒトが消え、面の中はそのざわめきに満ちた。
「目の前でいきなり人が消えた」
「子供が居ない」
その事件は"白世の中の全世界"で起きていた。
そして、とある青年の祖父もその事件の被害者の一人であった。
青年の名は朔波夕。眼前で親愛なる祖父を失い、暫く自室に閉じ篭ってしまう。
しかし、久々に登校した学校で様々な慰めの言葉を受ける中、友人の一人に重い一撃を食らい、其れに加えて掛けられた言葉に我に返る。
その後、様々な方法で事件の真相を探り続けて二年の月日が経ったある日。17歳になった朔波はネットでの検索で去年失踪した人が帰って来たというタイトルに目を奪われ、その記事を血眼になって読んだ。そして、其れで得た情報から青年はとある古書堂で「スブルスパティウム」の事について書かれた本を見つけ、読み始める。
硬く分厚い表紙を捲った次の瞬間だった。
朔波は鮮血に塗れた姿で、行き交う群衆の中に一人、佇んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 12:45:34
3091文字
会話率:6%
いじめられていた小学生時代を思い出しながら書きました。
私は君を知らないし、慰めの言葉も持ってない。でも、たまたまかもしれないけれど、どうにかこうにか逃げ延びた私から、渦中の君へ。生き延びた君へ。
最終更新:2015-03-19 19:55:08
1092文字
会話率:0%