長年連れ添った夫は死の間際に呟いた。「次に生まれ変わったら、お前以外と結婚したい」と。
嫌いではないし気心も知れている相手だけれど、男女の仲にはなれなかった。
息が合うような合わないような元夫婦がなんの因果か異世界に転生し、再び出会う
。
日本では互いに抑え込んでいた欲求を開放し、あーだこーだと言い合いながら冒険者バディとして爆走する話。
【これは柴野いづみ様主催#匿名男女バディ短編企画の参加作品です。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 13:58:01
4803文字
会話率:60%
魔法学校を主席で卒業したルカ・アステル・グランツ。
高名な魔術師でもある師の勧めもあり、のんびり冒険者をしながら魔法の研究を行おうとしていた。
自身の容姿も相まって、人付き合いは苦手。
魔術師ながらソロで旅するが、依頼の都合
で組んだパーティーのリーダーが最悪だった。
段取りも悪ければ的確な指示も出せない、実力も見込めそうにない。
訳も分からん難癖も付けられ、散々。
そこを追放されたのは良いが、
リーダーが剣士職であった為、二度と剣士とは組むまいと思うルカ。
そんな願いも空しく、偶然謎のチャラい赤髪の剣士と組むことになった。
一人でもやれるってところを見せれば、勝手に離れていくだろう。
そうルカは思っていたがーーーー。
「あれー、俺たち最強コンビじゃね?」
「うるさい黙れ」
「またまたぁ、照れなくて良いから、ルカちゃん♪」
「(こんなふざけた奴と、有り得ない程息が合うなんて、絶対認めない!!!!)」
違った境遇で孤独を感じていた二人+仲間達が、魔法においては最強なのに、何故か自分と思っている通りに事が進まないルカの様々な(嬉しい)誤算を経て友情を育む、
そんなお話。
※BLではないですが、メンズ多めの異世界友情冒険譚です。
※アルファポリス様でも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 00:00:20
241539文字
会話率:46%
此奴を一目見た時に、同族だと思った。
それこそ、魂の半身レベルで。
でもだからこそ、激しく憎悪した。
お前、そこを退け。その場所は私のもんだぞ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ガールズラブ。でも一方的な片思いをテーマにしてます。
相手に1ミクロンも伝わってません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 19:42:51
976文字
会話率:53%
魔女シルフィーと言えば、滅多に姿を見せることはなく、大雑把で、口が悪い。そのくせ魔女たちの中でも五本の指には入るほどの力をもつ魔女。
そんな彼女が、何十年か振りの強制招集に仕方なく、本当に仕方なく行くと、
「かくかくしかじかでこの人間を
魔法使いにしてちょ☆」
と言われて人間の青年を預けられた。
報酬に目がくらみ、しぶしぶ彼の師匠となったシルフィーだったが…
「でも、君を超える魔法使いになれるなら、なりたいな。
君、強そうだし」
「はぁ?何だよ、絶対ヤダ
…師匠を睨む弟子がどこにいる」
お互いに、“どうやって相手に一泡ふかせてやろうか”って考えてる師匠と弟子の話。
そのうち妙に息が合うことが分かって、なんか気持ち悪いとか思ってる。
最終的に顔は良いけど口は悪い二人が、拳で大体解決する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 21:54:46
2465文字
会話率:13%
2063年、超常現象を引き起こすことができる超能力者が誕生し、世の中は人類の進化に歓喜した。
同年12月25日、クリスマスで世の中が幸せに包まれる中、悲劇は起こった。世界中に異形の姿をした<エボルブ>が姿を現し、人類を襲うパンデミック<ロ
ストクリスマス>が発生。急速に進化するエボルブを前に人類は絶滅の危機に瀕した。
それから27年後、超能力者で中二病を自覚する二中白呂は4月から能力者育成学校に入学する。白呂にはノーネームという裏の顔もあり、人類の存続に力を尽くす。
表と裏、陰謀と脅威に悩まされながら二中白呂は生きていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 15:19:38
1854文字
会話率:44%
統一世界・カナン。西国エファイオスにいたレイは、ある夜、欠けるはずのない上弦の月が消えるのを目撃した。それは世を守るといわれる、伝説の聖宝が盗まれた証だった。犯人である魔術師と妖魔を追い、亜空間を移動したレイは、着いた先で出会った少年ディー
ンとともに、聖母の命を受け、南国アルビオンの砂漠へと聖宝奪還の旅に出る。期限は一ヶ月。だが生真面目なレイと奔放なディーンは衝突するばかりで、なかなか噛み合わず――ようやく息が合うようになった頃、辿り着いた地の果てで、聖宝の霊力を我が物にした魔術師らと対峙するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 00:00:00
250791文字
会話率:37%
植木職人の家に生まれた顔つきの違う一卵性双子の女の子ヒナタとコカゲ。生まれた直後にコカゲが裕福な実業家の養子に貰われてゆく。互いを知らぬまま育った二人は、中学進学とともに毎朝横断歩道ですれ違うようになる。
ある朝、車に轢かれそうになったコカ
ゲをヒナタが助け、それを機会に仲良くなった二人は、互いの気持ちが伝わり息が合う事を不思議に思いながら過ごしてゆくが、3年生になって間もなくヒナタの両親が交通事故で亡くなる。孤児になったヒナタをコカゲの両親は双子とは知らずに里親として引き取るが、事件が起こる。悩んだ末に家を出て北海道へ向かうヒナタ。そこにはかつてコカゲと一緒に迷子犬を助けようとした時に知り合った環がいた。やがて明らかになった迷子犬の正体、そして環はヒナタとコカゲの関係も予言する。その証拠は生前、ヒナタの両親がコカゲの家の庭に植えたサネカズラの花言葉にあった。シンクロするように、そのことを告げるLINEがコカゲから入る。
遠く離れてしまった二人。しかしコカゲは更に二つ目の花言葉を添えて来た。
そして二人が更に一歩を踏み出した春、サネカズラは二つの花をつけます。
切なく、しかし仄かに温かい、そして北の大空に瞬く双子座の二つの星を、しっとりとご覧下さい。
※本作品は「エブリスタ」「カクヨム」サイトにも公開します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 00:00:00
60998文字
会話率:65%
科学と魔法の存在がまるっきり入れ替わった世界。
魔法を嫌う少女新野真希は、ある日偶然、私立の魔法探偵の少年、中野ロキと出会う。
成り行きで彼の助手となった真希だが、魔法が生業の彼と息が合う筈もなく……?
最終更新:2013-01-16 16:11:02
4253文字
会話率:29%