二季が流れる世界で、神の再誕を待ちわびる自動人形たちは、そのゆりかごたりえる塔を守っていた。自動人形たちのふたつのグループは、季節の変わり目に塔の守護とスリープの期間を交代する。スリープからラルカを起こすのは、別グループのクプルという少年自
動人形の役目。あるとき、ラルカはクプルから愛の告白を受けるが、彼女はスリープ時の事故で「感情剥落症」を起こしており、その心に生まれた感情はすぐにどこかへ行ってしまうのだった。それでもクプルは、季節の変わり目のわずかな期間をラルカに寄り添おうとする。
※他投稿サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 00:00:00
3718文字
会話率:27%
本編全30話で完結。補足の番外編が1話読み切りで全18話あります。
天然鈍感令嬢と、それに振り回されるツッコミ気質のハイスペック王太子の物語です。
幼馴染的な二人なので作中漫才の様な会話展開が多いです。
本編は中盤からラストに掛けてある意味
、王太子がざまぁ気味な目に遭っています。(笑)
尚、本編よりも番外編の方が甘いお話多めです。
番外編ラストの方はR-15的表現あるので、ご注意ください。
【あらすじ】
天候を操る一族が存在する小国サンライズのド田舎辺境伯爵令嬢のエリアテール。
歌を歌う事によって強力な風を操れる彼女は、風の力を提供する為に初めて訪れた精霊の国コーリングスターで、その力に目を付けた王太子から婚約を申し込まれる。そして幼い頃から期間限定の仮初の婚約者として10年以上スローライフを満喫していた。しかし、あるお告げによって急に王太子との婚礼の話が本格化し、それに伴いエリアテールにも精霊の加護を受けられる準備が行われる。だが、いつまで経ってもエリアテールは、精霊からの加護どころか姿さえも現してもらえず、困惑していた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 18:30:40
250668文字
会話率:43%
―作者紹介―
どうも、霧夢(きりゆめ)です。普段は読む側なのでせっかくだし書いてみようかと思いまして、ここに至りました。100%趣味で書いているので雑ですけど、楽しんでもらえるとうれしいのですが・・・。ラノベっぽい(実は普通にラノベを意識し
ている)感じなのですが、皆様にお暇潰しにでも読んでただければと思いまして。
―作品紹介―
至って普通の主人公が至って普通な日常をのほほーんと過ごすだけ。
―登場人物―
花宮 了 ・・・この物語の主人公。一人称は「俺」。ただの高校生。
花宮 紅葉 ・・・主人公の妹。兄と喧嘩をして以来、部屋から出てこなくなった。
越智 鈴花 ・・・主人公の幼馴染的ポジション。割ときつい事も言う、お姉さん体質。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-02 16:47:07
12386文字
会話率:50%