ある日俺は異世界から日本に『落とされた』。
聖女を召喚するための贄にされたらしい。
見知らぬ場所で、親もなく、10歳の子供が一人で生きていかなくてはならなくなった。
4年後、交換で召喚されたはずの聖女の声が聞こえてくると、辛く苦しい人生に
、それは清らかな光のように降り注いだ。
魔法を使い、聖女と手紙だけのやりとりを始める。5年の月日の中で心を通わせ合いながら、俺は彼女を助けるために生きていく。
*短編「世界を捨てる、5年前」の月人sideです。
*こちらだけで単独で読めます。その為、聖女と交わす手紙のやりとりや一部内容が短編と重複します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 12:19:12
32182文字
会話率:35%
新選組副長・土方歳三ーー彼の傍らには小姓として仕えた一人の少年がいた。
市村鉄之助―、戊辰戦争末期、土方の形見を土方の義兄・佐藤彦五郎まで届けたという新選組隊士である。土方と過ごしたのは僅か三年。
少しドジな少年は、坂本龍馬との出会いや
、新選組の中で多くを学んでいく。
------------------------------------------------------------------------------------
市村鉄之助くんを主人公とした新選組小説です。
史実と創作を混ぜ、時代小説というよりラノベに近いかも知れません。
多くの新選組資料でも、鉄之助くんの名前が出て来るのは箱館戦争終盤という末端にいる男の子ですが、是非この機会に市村鉄之助という男が新選組にいたんだなと覚えて頂けると幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 20:27:06
35759文字
会話率:37%
少年たちは15歳で天下を取った。
光り輝く天辺(てっぺん)に立った。
永遠に並んで走って行けると信じていた。
青春は瞬く間に過ぎ去り、少年は大人になる。降(くだ)るだけの道は、一度分かれてしまえば二度と交差しない。
※ ※ ※
バブル
直前の80年代半ば、
地方の町に住む14歳のヒロはヤクザの組長を父親にもつ中学のTOP。
幼なじみの仲間たちと騒ぎながら、いよいよ中三になると張り切っていた春、隣の中学のTOPカイが殴りこんできた。
語り継がれる伝説になりたいと願う二人の少年が出会い、肩を並べて走り出す。
憧れの変形学ラン、淡い初恋、他校の生徒との抗争、爆走するバイク。
友情と信頼で結ばれた仲間との絆は、何もかも輝かしい青春の1頁だった。
だが、永遠に続くと思った少年の日は終わりを告げる。
大人になるために捨てなくてはならないもの。
仲間はそれぞれの運命を背負って、別々の道を歩み出す。
ヒロとカイにも突然の別れが訪れる。
「きっと迎えに行くから待っててくれ」 揺れ動く心の叫んだ約束は守られることは無かった。
「あいつが女なら、お前が守って傍に置いておけばいい。だが、あいつは男だ。お前の横に並びたがってた男だ。どんな道だろうが、自分で歩いて行くしかない」
――そして、15年後・・・・
Stand By Me ―― いつか一緒に行きたい、地上の楽園 シャングリ=ラ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 22:02:23
215133文字
会話率:28%
少年は大人になる。
やがて恋を覚えて恋に溺れる。
大事なことを見ずに人を愛する。
彼女の心を潰した恋愛ドラマである。
最終更新:2015-08-27 05:03:40
2210文字
会話率:20%
雪が降らない世界。そんな世界を知っていますか?
狂った世界、再生させる少女。
少年は出会う。
世界のしくみ。
世界の歪み。
世界の成り立ち。
こうして少年は大人になる。
最終更新:2012-05-12 11:07:30
34417文字
会話率:36%