高校3年最後の春、何のへんてつもない普通の読書好きな少年、中山圭太は幼なじみの三笠由美に誘われてバイクの免許を取った。
そして父親が昔乗っていたZ400FXをもらい・・・。
バイク、主に旧車を通して様々な出会い、経験をしていく2人とそれを取
りまく様々な人物たちと繰り広げる日常をラノベ風(?)に描いた、バイクに詳しくなくても気軽に読める作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 09:23:26
677507文字
会話率:55%
現れては消え そして、去って行く雲の様に 風に消えた恋の物語り。
サトルはZ400FXに跨り、お気に入りの峠を流していた。
すると、その咆哮に惹き寄せられたレイコのRG250Γが突然現れて追い越して行った!
サトルとレイコの出会いと別れ
。
「彼のオートバイ、彼女の島」のずっと後のレプリカ世代の物語り。
*カクヨム様にて、第27回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画
「待ち合わせの階段」参加作品を加筆修正した物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 22:40:34
2178文字
会話率:81%
少年たちは15歳で天下を取った。
光り輝く天辺(てっぺん)に立った。
永遠に並んで走って行けると信じていた。
青春は瞬く間に過ぎ去り、少年は大人になる。降(くだ)るだけの道は、一度分かれてしまえば二度と交差しない。
※ ※ ※
バブル
直前の80年代半ば、
地方の町に住む14歳のヒロはヤクザの組長を父親にもつ中学のTOP。
幼なじみの仲間たちと騒ぎながら、いよいよ中三になると張り切っていた春、隣の中学のTOPカイが殴りこんできた。
語り継がれる伝説になりたいと願う二人の少年が出会い、肩を並べて走り出す。
憧れの変形学ラン、淡い初恋、他校の生徒との抗争、爆走するバイク。
友情と信頼で結ばれた仲間との絆は、何もかも輝かしい青春の1頁だった。
だが、永遠に続くと思った少年の日は終わりを告げる。
大人になるために捨てなくてはならないもの。
仲間はそれぞれの運命を背負って、別々の道を歩み出す。
ヒロとカイにも突然の別れが訪れる。
「きっと迎えに行くから待っててくれ」 揺れ動く心の叫んだ約束は守られることは無かった。
「あいつが女なら、お前が守って傍に置いておけばいい。だが、あいつは男だ。お前の横に並びたがってた男だ。どんな道だろうが、自分で歩いて行くしかない」
――そして、15年後・・・・
Stand By Me ―― いつか一緒に行きたい、地上の楽園 シャングリ=ラ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 22:02:23
215133文字
会話率:28%