ある日俺は異世界から日本に『落とされた』。
聖女を召喚するための贄にされたらしい。
見知らぬ場所で、親もなく、10歳の子供が一人で生きていかなくてはならなくなった。
4年後、交換で召喚されたはずの聖女の声が聞こえてくると、辛く苦しい人生に
、それは清らかな光のように降り注いだ。
魔法を使い、聖女と手紙だけのやりとりを始める。5年の月日の中で心を通わせ合いながら、俺は彼女を助けるために生きていく。
*短編「世界を捨てる、5年前」の月人sideです。
*こちらだけで単独で読めます。その為、聖女と交わす手紙のやりとりや一部内容が短編と重複します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 12:19:12
32182文字
会話率:35%