城から出られない姫は、恋に憧れる。彗星の如く現れた男に彼女は恋し、駆け落ちを果たそうとする。
姫からの手紙を見つけ、騎士は彼女を探し求める。森の中で見つけたのは、物語のような二人の姿だった。
天体恋愛シリーズ、地球と火星(そして彗星)の話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 09:40:16
2952文字
会話率:49%
私が巫女の彼女を呼び出したのは、その美しさを守りたいからだった。
異教の巫女と、それを取り締まる審問官。偽って出会った二人は、互いに惹かれあう。
二人にとってお互いだけが唯一の光であって、他の全ては闇だった。たとえ、相手の全てを知ら
なくても、偽りだらけの関係でも、この感情は本物だった。
天体恋愛シリーズ、土星のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 00:08:31
2558文字
会話率:40%
天空、大海、冥府。それぞれの地を治める王たちは、うみだされたときから共に同じ地で暮らし、お互いをたすけあう幼馴染どうしだった。
海王と天王が夫婦の契りを交わす、その前日。いつもの草原での会話が、不穏なものへ移り変わっていく。
天体恋愛シ
リーズ、天王星・海王星・冥王星のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 22:00:00
2991文字
会話率:52%