嵐と特殊な磁場によって守られた大地。
そこでは、様々な種族の生物たちが生息していた。空を飛ぶ虎に木々から覗く大猿、大地を掘り進める大亀にドラゴンまで。
そんな中、日当たりのよい場所で欠伸を漏らす強面な魔獣が一体。
後にロアグラウルと名付け
られる魔獣は今日も、この広大な庭を我が物顔で闊歩する。
だがそんな日々にも終わりが近付いていた。
揺れる記憶、新たな訪問者、そして邪悪な企みが交錯する。魔獣はこの大陸を守ることはできるのか?
「クァ〜……フ…」
守る気はなさそうである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 15:22:51
9451文字
会話率:21%
里見八犬伝のキャラを用いたお話です。
かつて、里見家に恨みを抱く妖 妙椿の妖力を頼りに、申世界の地より、猿族は総大将 大猿部侍伊太指揮の下、甲斐族の地に侵攻してきた。
これを里見義実は伏姫と妖 八房、そして八犬士の力を借り、打ち払うと帝位に
就いた。
それから時が流れ、里見光太郎の治世、申世界では妙椿が力を取り戻し、甲斐族支配のため暗躍する。
一方、伝説の犬王の力を使えぬ日々を送る浜路姫の代わりに八房の罠にはまり、この世界に転生させられた女子高生剣士 佳奈は浜路姫として、この世を平和にし、麒麟を呼ぶ日を目指して旅立った。
明地謀反編は明地剣史郎の謀反により八犬士探しに旅立った浜路姫を少しパロディ要素を取り入れながら、姫視点で描いています。
申世界編は猿族が暮らす申世界の現状を同じく姫視点で描いています。
申世界緋村編は姫の護衛でありながら、過去に姫とそう言う関係だった緋村が少女 梓に微妙な感情を抱きながら、大猿家に捕らえられた姫を救い出す話を緋村視点で描いています。
化け猫編は緋村に秘めた恋心を抱く猿飼家の姫 松姫を新たな仲間に加え、八犬士を探す旅を緋村視点で描いています。
動乱編ではついにすべての黒幕が最終決戦に向け動きます。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 15:00:00
236889文字
会話率:41%
登校時間ギリギリに目を覚ました吉原 唐真は慌てて身支度を済まして玄関を開ける。
「お待ちしてました、救世主様」
獣耳の少女に歓迎される。
獣耳娘と眠ってばかりのアザラシ娘を助けるため、吉原は魔物園を開園する!?
凶暴な大猿を追いかけるのも元
の世界に帰るため。
異世界転移青春ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 14:20:30
127081文字
会話率:44%
六月になり、梅雨入りが迫る頃。少年は少し遅れた大型連休と言い張る両親に連れられて、母方の祖母が住む里山にやってきた。同伴した幼馴染みが車酔いでダウンしているのを尻目に、到着早々に御使いを言い渡された少年は『カネオのばぁば』の家へ手紙を届け
に出発する。危うげなくばぁばの家にたどり着き、そのまま今度は祖母への贈り物を受け取ったのだが、なんとその帰り道。見たこともない真っ白な一本足の大猿にその小包を奪われてしまう。
「あれは大切なものなので、必ずお祖母ちゃんに渡すように」そう言われていた少年は慌て猿を追いかけるが、猿が逃げ込んだのは同時に決して入ってはならないと言われていた、里で一番に大きな山だった。ただならぬ気配のする山に入り込んだ少年は、そこで多くの〝怪異〟と遭遇する。猿を追い、巻き込み、巻き込まれているうちに明らかになっていくのは、今里山で起きている、ある異変の存在だった。
山の深みへ行くにつれて、少年はあらゆる真理に遭遇する。己の正体。生まれてきた意味。それらを知った時、少年は進むべき〝道〟を定めていく。
自称『魔法使い』な怪異が視える少年と妖怪達が織り成す、一夏の短い冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 18:37:10
83789文字
会話率:50%
ファンタジー世界に一人のバカをつっこんだお話。主人公は本能の赴くままに行動し、周囲を混沌の渦中に叩き落とす。尚、自分も落ちる模様。ノリと雰囲気で楽しんでいただけると幸いです。また、以下の要素を含みます。※勘違い、急激なシリアス、唐突なコメデ
ィ、よくわからないラブロマンス。エログロ、汚ない表現、俺Tueeee要素。拙い文章。後おまけで実は陰鬱なストーリー。以上が苦手な方は読むのを控えた方がいいかと思います。携帯投稿のため、文章が意味不明な部分を含みます。誤字脱字、余りにも酷い表現がありましたら指摘をしていただければ修正します。更新頻度は月イチ更新くらいを目安で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-28 11:17:22
9207文字
会話率:16%
気付いたら、すでに瀕死の状態に陥っている主人公・赤神竜也。
久し振りに、高校へ行くはずだったのに、何でこんなことになってしまったのか・・・・彼の利用するはずだった駅のホームは、爆破テロにでもあったような惨状で只の瓦礫の山と化している。巻き込
まれた形となった、彼の目の前に、次々と現れる謎の人物?
大猿のバケモノ!?・青いコートのヒーロー!?・謎の女子高生!?
このまま彼は死んでしまうのか?・・・・・
彼のすぐ横に黒い鉄の棒が横たわっていた。
その名は、〝黒屍〟(クロカバネ)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-17 23:38:49
13547文字
会話率:30%