僕の名前は宮沢大輝。
中肉中背、勉強はまあまあ出来るが、目立たないタイプ。
趣味は特になし、強いてあげるとすれば、ゲームくらい。
そして、僕の隣を歩いているのが長沼莉緒。
同い年の小学校からの幼馴染だ。
莉緒は活発な女の子で、僕は大人しい子
供だった。
いつも莉緒は、僕の手を引いて外に遊びに連れ出した。
僕は困った顔で、それでも莉緒について行った。
莉緒と一緒の時間は楽しかった。
高校に入学してから、そんな莉緒との関係が変わっていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:10:33
15790文字
会話率:57%
黒葉玲汰は両親とともに暮らせず、施設に預けられている大人しい子どもだった。
小学二年の夏休みを迎えた玲汰は知り合いの男、晃志に連れられて田んぼと山に囲まれた田舎町にやってくる。晃志の地元であるこの町で、玲汰は一組の老夫婦の家でひと夏を過
ごすことになっていた。畑仕事が日課の栄太郎と料理上手な咲野。二人の優しい笑顔に迎えられ、玲汰のはじめての夏が始まった。
すべてが知らないことばかりの玲汰は、まるで異世界に来たような気分で毎日を過ごす。間近で聞く蝉の声。不格好な野菜たち。虫相撲に探検。たくさんの夏が積み重なっていく中で、玲汰のしぼんでいた心も少しずつ広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 17:35:04
138072文字
会話率:56%
私立黒江高校 ───
それは社長令嬢、名家、金持ち揃いの高校。
この春、柊天音もこの黒江高校に入学した。
天音の容姿は整っているとはお世辞にも言えないが、元気なゆえに明るい性格で中学時代は友達が多く男女ともに好かれていた。
『高校生活で
も上手くいく』
そう思っていたが、なかなか上手くいかない日々が続いていた。
周りの女子はみんな可愛く社交的で、最初からグループが完成していた。天音もそこに入ろうと試みたものの上手く馴染めず。
「中学の時はクラスやみんなの中心だったのにどうして上手くいかないの!!!!」
ある日この本音を電話で幼なじみに伝えた。
しかしその子は天音が憧れていた女子のトップ集団に入り、高校生活を謳歌していた。
天音は自分の容姿の悪さに毎晩のように涙を流した。そして遂には親を、容姿に関して恨むようになっていた。しかし親には本音をぶつけられない。そこには深いワケがあった。
そうして天音は大人しい子と一緒にいるようになり、静かに生活していた。
そんなある日の事だった。
席替えで席が近くなった事をきっかけに、クラスの美男子、騎龍凰雅に絡まれるように。
どんどんエスカレートしていき、突然ハグをされたりとボディタッチが増えていった。
ゴールデンウィークの前日、天音は遂に
「一体なんなんですか…。私のこと好きなんですか…?バカにしているのならやめて欲しい…」
そう伝えた。すると
「どうする?付き合いたい?いいよ別に」
と言われ、天音は驚き
「考えておきます」
とだけ伝えて走ってその場から離れた。
しかし天音は騎龍の親友の黒谷れおから衝撃的な事を聞いてしまい・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 19:30:10
1162文字
会話率:47%
普通の中学2生、高柴孝和には、大人しい子、阿久津聖人と言う友人がいた。しかし、阿久津はいじめられていた。そして、ある日、いじめのリーダー格は……。奇妙な短編。
最終更新:2021-06-15 17:57:27
2390文字
会話率:47%
菅原あさひは市内の高校に通う一年生である。
成績優秀で運動神経も良く容姿も良いと三拍子揃った彼女だったが、日々鬱屈した日常を送っていた。
ある時、彼女は留学生であるヒルデガルト・フォン・クノックスから手紙を受け取るが、事態はあさひの予想も
しない方向へと展開していく……
これは、異世界人、妖怪、宇宙人と一人の女子高生が織り成す青春劇。
《登場人物》
■菅原あさひ
市内の高校に通う女子高生。美術部に所属している。
成績優秀で運動神経も良く、友人からは美少女だと評される。
昔は活発な少女だったが、ある時を境に大人しい子になっていった。
■ヒルデガルト・フォン・クノックス
海外からの留学生で、あさひとは別のクラス。
金髪ロングに青い目をしている。
■千道楓
あさひと同じ高校に通う女子高生。
あさひと同じ美術部に所属しているが、彼女自身は写真に情熱を注いでいる。
実は彼女には秘密があるようで……
■古月涼
五月にあさひの通う高校に転校してきた男子高校生。
朴訥な雰囲気を持っているが、人並の社交性を持ち合わせている。
あさひのいる高校に転校してきたのには理由があるようだが……
■森須京介
あさひと同じ高校に通う男子高生。
あさひの一つ上の学年だが、学業の傍ら探偵業も営んでいる。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 09:00:00
114673文字
会話率:64%
恋愛小説書きました。お初です、イェーイ★
主人公…梨沙(17)
飛鳥(17)…梨沙と同じクラスの男子。まぁまぁカッコ良い。
恋愛よりサッカーが好き。まぁまぁモテる。
梨沙をからかう女の子…主人公の友人。恋愛に興味はあるが、飛鳥に興味は全く無
し。
地味で大人しい子…朱音(あかね)(17)
読書と手芸が好き。『ぼーっとしてるが気の優しい所のある女の子』と慕われ、周囲から愛されている。
モデルは学生の時同級生だった男の子。すっげーリアルで恥ずかしいから知り合いには絶対見られたくない。というか、知られても良いようにだいぶ誤魔化してる。(飛鳥って、誰。原型すらとどめちゃいねぇ~~~)朱音ちゃんは実際に居ました。ユルフワな感じでとても可愛かったです。イジメに遭ってたんで、彼女が優しく声を掛けてくれるのが本当に救いでした。だからこういう小説でも悪く書けない。
☆面白い!続きが見たい!と思ったらブクマかコメントしてくれると嬉しいです(*^-^*) 以上、簡単なあらすじと人物紹介でした!☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-07 03:53:59
2277文字
会話率:40%
僕は第二王子ウィリアム! 王宮のお庭を散歩してたら薔薇のように素敵で百合のような優しいアーシェお姉ちゃんとであったの。
最終更新:2016-10-08 10:29:41
9596文字
会話率:31%
姉の義理の息子をひきとることになった酒場の女主人チャニ。子ども嫌いでいやいや引き受けた彼女だったが息子のサジャは予想外に大人しい子で・・・。 一話一話の長さがまちまちで大概はとても短いです。
最終更新:2013-07-25 06:00:00
12628文字
会話率:26%
いきなり入院した。原因は覚えてない。ただ、激痛がお腹に走ったと思ったら、僕は病院に居た。そんな僕にとっては少し早い冬休みのような気がした。クラスの奴だって見舞いに来てくれる。担任には酷いことを言われたけど、顔が笑っていたから冗談なのだ
ろう。
僕の入院する病院には同じ年の雛乃っていう子がいた。
最初の印象は凄く大人しい子だった。
だけど、彼女は可也、わがままだった。まるで、女王様の如くわがままだった。
彼女は時々空を見上げる。
僕が傍に居ても完全に無視をして
僕がどれだけ声をかけても無視をする。
僕は何がしたいのだろう。
僕は彼女になにをしてあげたいのだろう。
いつの日か、僕の手が彼女に届くことは出来るのだろうか。僕が彼女の望むことをしてあげれるのだろうか。
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最終更新:2011-03-19 09:12:05
783文字
会話率:9%