幽霊が見える。ただそれだけのせいで、子どもの頃から「おかしい」と言われ、精神科に通わされ、孤独を感じてきた――そんな女子高生・のぞみ。高校入学初日、通学途中の駅で彼女は“異常”に呑み込まれる。誰もいない構内、笑う乗客、念仏のような放送。
その異界でのぞみが出会ったのは、銃を持った女子高生だった。
都市伝説――「制服姿の武装少女」。だがそれは本当に存在した。神祇省という神社や神道、皇室の仕事を統括する筈のただの役所。しかし、その庶務課は非合法でそして年端も行かない少女に実銃を持たせた特殊部隊「神祇省庶務課特殊班」を抱えていた。その都市伝説の正体は霊的災害に対応する実働部隊であった。
のぞみはその事件をきっかけに、特殊班へ“バイト”として採用される。日常と非日常の狭間で働く、高校生をしつつ銃を持った巫女として。放課後の街を、彼女は今日も“夜回り”する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:12:17
11773文字
会話率:25%
私は菊。源お父ちゃんの養女だ。お父ちゃんは同心で、浅賀清次郎さんに雇われて、岡っ引きをしている。いつも仕事終わりに夜回りと言って、呑んで帰ってくるから心配なの。
南町奉行所のあるこの町は平和だったけれど、最近子供が居なくなる事件が発生し
ている。お父ちゃん、何とかして!
(アルファポリスさん、カクヨムさんにも載せています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 16:54:46
44456文字
会話率:25%
むかしむかし。
夜回り峠と呼ばれるその峠は、夜にしか訪れることができない場所だった。
登り始めが朝であろうと深夜であろうと、峠は夜でもって出迎える。
その奇怪な仕組みを解き明かそうと、動いたものがいた。
最終更新:2022-02-18 18:00:00
3369文字
会話率:0%
吾輩は猫である。
名前はウルタール、毛並みは見事なキジトラである。
猫と言っても単なる猫では無い。
町内の猫共を統べるボス猫であり、魔導士様を御守りする使い魔猫である。
今宵、夜道を見回っているのは、暇つぶし等では無い……断じて。
主が
住まう、町内を夜回りして警備するのが吾輩の役目。
ん!?
か細く、助けを呼ぶ声。
吾輩は、夜回り中。
当然、見に行かねば!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 08:00:00
986文字
会話率:7%
街灯だけが夜道を照らす、一直線の道
そこには、夜回り少女が存在する
夜道に迷い込んだ男は、その少女に出会い……
最終更新:2016-06-01 21:00:00
1642文字
会話率:26%
世間を騒がせる連続放火事件は老人ばかりが狙われている。
老人好きのお姉ちゃんを大好きな妹は、とりあえず火の用心の夜回りをする事にした。
最終更新:2015-05-01 17:00:00
5492文字
会話率:52%
中年を主人公としたの推理物
最終更新:2014-03-31 15:14:27
2488文字
会話率:4%