ある兄妹のバレンタイン小話です。
初出:2012年2月5日発行 同人誌「Pure assort」より
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私には、二人のお兄ちゃんがいる。
一人目のお兄ちゃんは、とても明るい人。いつもにこにこ笑っ
ていて、おやつはいつも分けてくれたし、両親がでかけて寂しい夜には、いつも絵本を読んでくれた。たとえるなら、春の野原に吹く風のように優しい人だ。
二人目のお兄ちゃんは、とても静かな人。あまり笑顔は見せてくれないけど、風邪をひいた時は隣で手を握っていてくれたし、疲れて動けなくなった小さな私をおんぶして帰ってくれたこともあった。たとえるなら、静かに見つめる冬の陽射しのように温かな人だ。
そんな二人のお兄ちゃんたちと私は一歳しか違わないから、物心つく前からいつも一緒に遊んでいた。春の山登りに夏の花火、秋のお祭りに冬のそり遊び。小さい頃のアルバムを開けば、三人一緒の写真であふれている。
私はそんな二人のお兄ちゃんが大好きだ。
その想いは、今も変わらない。
*******************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 00:59:22
18444文字
会話率:51%
どちらから始まった恋を、真夏の花火
キーワード:
最終更新:2024-11-19 08:07:31
262文字
会話率:0%
友達なら最高、だけど、それでいいのかな
最終更新:2019-08-31 20:46:30
310文字
会話率:0%
心に残ったあの夏の花火。
私はそれをずっと見つめていた。
目の裏に焼き付いた残像ももう消えてしまったのに。
それでもずっと星のない夜空を見つめていた。
それは遥か昔のことで、もう色も形も忘れてしまった。
忘れてしまったあの夏は、いつの間
にか思い出になった。
遠い過去から輝くそれは綺麗で目を離せない。
私は今も星空を眺めている。
あの青春を何年も経った頃、ふと思い出し、目を閉じる。
お盆の帰省。家族と友達だった人たちの住む町。
忘れられない、消えてくれない記憶と感情。
でも、帰省した今日くらいは思い出に浸るのもいい。
また都会に戻れば忙しさが忘れさせてくれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 22:38:10
49971文字
会話率:38%
夏の暑い日、田舎に来た主人公
そこで出会った偏屈なお爺さん。
夏の短い時間に主人公は成長する。
最終更新:2024-08-04 13:25:55
1884文字
会話率:29%
夏の花火の思い出を元に書きました
最終更新:2024-07-24 05:50:00
235文字
会話率:0%
二人の夏の花火大会。初めていく彼女との祭り
キーワード:
最終更新:2024-07-10 17:59:13
1002文字
会話率:47%
如月杏樹(14)をいじめから救ってくれたのはとなりのクラスの人気者ウィル・ブラウン。
彼もいじめられた経験があり杏樹を放ってはおけなかった。
最初は単純にそれだけだったウィルだが素直で優しい性格の杏樹に次第に心惹かれていく。
最終更新:2024-04-15 20:38:08
4442文字
会話率:68%
主人公小暮宗一はある夏の花火大会に嘘を吐いて行かなかった。その後彼は嘘つきのレッテルを張られる。行かなかった理由を神社の近くにいた黒い狐に独り言のように言っていたら次の日の朝クラスの黒板には独り言の内容が書かれていた。そして黒狐麗良(くろこ
れいら)という転校生やってくる。なにか違和感を感じる宗一。これは不思議な思いが重なる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 12:03:30
99778文字
会話率:65%
雪は最近できた人生で初めての彼氏との夏祭りを楽しみにしていたが、風邪を引いてしまう。
落胆する雪に対して、彼氏の蓮がとった行動とは......?
最終更新:2022-08-13 06:00:00
3168文字
会話率:59%
「僕が東雲さんは星野志乃かどうか調べてくるよ」
花山は東雲の正体を調べる事を弟と約束する。
そして写真部に訪れるもう一つの人影。
夏の花火大会。
秋の体育祭と文化祭。
訪れる変化の時……。
学生生活のイベントが詰まった青春の一ページを乗
り越える彼ら彼女らの青春ストーリー。
『日記』シリーズ第二作!
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「アルファポリス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 17:25:40
111226文字
会話率:40%
一生、忘れることはないのだと、焼き付いた光と歌声がある。
とある田舎町で、300年以上続く夏祭りがあった。最終日には花火が打ち上がり、それに合わせて音楽を流すのがその祭りの名物となっていた。
来年、特別演出として、その花火の下で生のライブ
パフォーマンスができるという一大イベントが開かれることとなり、そこにエントリーしようと意気込む天宮楓だったが、楓は一つのトラウマを抱えていた。。
そんなある日、偶然音楽室でピアノを弾いている朝陽仁と出会う。
「僕で良かったら、天宮さんと一緒に花火の下で演奏しますよ?」
二人の出逢いから、一夏の花火と音楽の物語が始まる。
「花火の下でピアノを弾く少年」のイメージと、とある楽曲から着想を得た、音楽青春小説。
美しい音楽と風景を、小説で描いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 07:00:00
81436文字
会話率:42%
ラジオ品川(99.92FM)のギネス級人気番組『クリス米村のGO!GO!レインボー! 〜今夜もパーリーしようぜ〜』の書き起こし。Navigatorは"クールな"ラジオDJとしてSNSでも話題のクリス米村。番組HPによると
、放送は「毎週木曜21:30〜恋人たちが眠るまで」だそうですが、抱腹絶倒のトーク連発で寝るどころではないかも!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 08:00:00
902文字
会話率:4%
大切な女の子を失くし、失意に捕らわれ、神様を恨む生活を送っていたひとりの少年。
ある夏の花火大会の日、彼のもとに現れたのは……。
香月よう子様ご主催、『夏の夜の恋物語企画』参加作品です。
最終更新:2021-08-03 17:15:17
2380文字
会話率:23%
真夏の花火大会の夜の告白。
最終更新:2021-07-08 19:00:00
737文字
会話率:33%
― 夏の花火大会で出会った二人
君との出会いは花火、、、つながりは花
女の子sideです
2020年8月7日に他サイトで投稿した作品です
最終更新:2021-05-24 06:00:00
1705文字
会話率:74%
― 夏の花火大会で出会った二人
君との出会いは花火、、、つながりは花
2020年8月7日に他サイトで投稿した作品です
最終更新:2021-05-23 17:32:10
1849文字
会話率:69%
春の桜。夏の花火。秋には紅葉を。そして冬には降り注ぐ雪を仰ぐ。
いろいろな季節の中で、いろいろな景色の中で、
たった二人の登場人物たちが紡ぐ物語。
景色や季節だけを思い浮かべて、
あとは設定なども用意せず思いつくままに書いた実験作です
。
短い時間で読める短編集ですのでぜひお試しください。
【マルチ投稿作品】
この作品は小説投稿サイト『カクヨム』、『エブリスタ』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 19:00:00
40954文字
会話率:28%
【春編完結。夏編開始!】
女子高生の美咲は、雑貨屋さんを巡るのが趣味。ある日、商店街の片隅に和風の雑貨店【四季堂】を見つけた。「あんなお店、あったっけ?」恐る恐る足を運ぶと、店主の沖常(おきつね)が出迎える。なんと頭には白銀の狐耳が!「素
敵なコスプレですね」と声をかけたら、気に入られてしまった。
【四季堂】の雑貨は、夏の花火みたいな極彩色の絵の具、冬の雪を閉じ込めたスノードームなど、どれも四季の彩りを大切にした逸品。沖常の手作りなのだという。
作品を求めて訪れる神々(狐火、緑坊主、カマイタチ、鬼、花姫、猫娘など)と戯れながら、美咲は心地よく、実は疲れ切っていた心をゆっくり癒していく。
※挿絵があるお話には★がついています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 21:55:19
275910文字
会話率:40%
夏の花火大会の夜。私はその日、あなたに告白をすることにした。
最終更新:2020-04-16 12:42:11
850文字
会話率:0%
千尋と徹は夏休みの思い出作りに花火をしていた。
※他サイトでも重複投稿しています。
最終更新:2019-08-07 19:42:16
1167文字
会話率:39%
『夏の匂い企画』
銘尾 友朗様のの夏の匂い企画に参加させていただきます。
美容師を夢見て北海道の田舎町から上京した朱美。
三年間、脇目も振らず仕事と練習に励み、大好きな夏の花火も見ていない。
一向に技術も身に付かず、心が折れそうになっ
ていた時、カットモデルになってくれた裕史に誘われ、花火大会に出掛けることになる。
友人と思っていた裕史に惹かれている自分に気がつく朱美。
花火大会の日、ただ優しいとだけ思っていた裕史の意外な一面を見つける。
花火大会の後、裕史が買ってくれた鬼灯の花言葉を思い浮かべ、裕史との恋に不安を覚える朱美だった。
何時もドキュメンタリーばかり書いていますので、創作がちゃんと書けるか不安ですがお付き合いください。
前編、後編でお送りいたします。
sing折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 20:17:10
13669文字
会話率:33%