むせ返る緑の海。出口を探して歩き続ける由利の目の前に、赤いレインコート姿の少年が現れる。
「お姉さん、迷子?」
そう彼は尋ねた…
★「夏のホラー2010 ~百鬼集帖~」参加作品。ホラーは初投稿です…あまり怖くはないかも?
最終更新:2010-08-07 17:00:00
7561文字
会話率:26%
「夏のホラー2010〜百鬼集帖〜」投稿作品です
アホな話となっています。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5478文字
会話率:13%
夏のホラー2010、投稿作品です。
そんなに怖くないのでお気軽にどうぞ。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5409文字
会話率:40%
■【ホラー/短編】■「もしもし。心霊専門業務、ヒロカワです」――残虐だった押し入り強盗殺人事件。記憶にも残る新しい事件が、ヒロカワの脳裏に呼び起こされていた。赤いものに子どもが異常だと訴える主婦のヘルプ連絡のため、ヒロカワが訪れた先に待って
いたものとは◇『夏のホラー2010~百鬼集帖~』企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7657文字
会話率:40%
私は、駐在さんに釣りに連れて行ってもらったのを覚えている。
夏のホラー2010
参加作品(no.3)
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5014文字
会話率:33%
西嶋敦司は、初めての長期休暇に旅行をする事に決めた。旅先を決めるのは地球儀だった。西嶋は、地球儀を回し、人差し指で止めた。
ファーストクラスで、西嶋は、悪夢にうなされている。
青ざめて失神しているのは誰だ? 頭から血を流して、
うつ伏せに倒れているのは誰だ? 気を失った人間を、笑いながら踏みつけているのは、誰なんだ?
なんだこれは……
皓皓と光る灯りが、石碑を照らしている。何が書いてあるんだ……。何か、嫌な予感がする。
隻眼の……
夏のホラー2010
参加作品(no.1)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7972文字
会話率:41%
俺は五歳になった息子、豊と身重の妻、夕子と共に、夜の湖に出かける。月食を自家用のモーターボートに乗り湖面から見るためだ。
社長令嬢の夕子、ひょうきんでおばあちゃんっこの豊――本物のメロンの存在すら大人になるまで知らず、就職活動にも失敗した
俺がこんな生活ができるのも、二人のおかげに他ならない。この幸せを守るために、多少の苦労もしてきたように思う。
いや、これからを考えれば、過去に俺の払った犠牲など、巣から落ちた卵ほどの重さもないのだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5065文字
会話率:18%
夢。ゆめ。ユメ。悪夢。あくむ。アクム。
僕は、夢を見ていた。暗闇の中でただただ2つの眼球とにらめっこする夢だ。こんな夢、物心がついた時から見ているので、もう慣れた。怖くも何ともない。面白くもないけれど。
その夢に慣れてしまったことがいけな
かったんだ。その性で、僕は―――。
どれが現実? これ? あれ? それ? どれ?
どれがアクムで、どれが現実なのかわからない……。わからなくなってしまったんだ。どうしてだろう。それもわからない。
もしかしたら、最初から……。サイショカラ。ハジメカラ。
ああ……。どうしてこんなことになってしまったのだろう。こんなの、楽しくも何ともないじゃないか。ねえ。ねえ! ねえ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5053文字
会話率:19%
何故か、いつまでも壊されることのない旧校舎にまつわる怪談話の真偽を確かめるため、「わたし」と「牧くん」と「鳥飼くん」の三人は、深夜の旧校舎に忍び込んだのだが……。『夏のホラー2010用』に書き下ろした、短編ホラー小説です。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
7981文字
会話率:51%
本編の主人公である俺は文芸部員だ。小説が書くのが好きだ。読ませるのが好きだ。
……って、別にそんなことはどうだっていいか。
とりあえず俺はこのイベント、「夏のホラー2010」に参加するつもりだ。なんたって知名度とか上がりそうだし、
何よりたくさんの人に読んでもらえそうだし。
で、文学に関して詳しい彼女(恋人って意味じゃないが名前を隠したいので)にアドバイスを依頼した。
まあ、それはおいといて皆様、あなた方は小説を書くときの裏話なんて気になったことはあるでしょうか。ある方やない方、それは人それぞれでしょう。
作家の中には自分から話す人もたくさんいます。そして、話さない人もたくさんいます。
話さない理由はなんでしょう。きっと理由は、
都合が悪いからです。
もしかしたら聞かれてはいけないエピソードがあるのかもしれません。それに、話している人だって嘘でコーティングしている可能性があります。
お分かりですか?つまり作家のなかに、血生臭いエピソードを持った方がいるのかもしれません。
誰にもばれてはいけない、血生臭いエピソードが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5695文字
会話率:49%
はじめに言っておく。これは恐い話じゃない。
都内のレストランで料理人をしていた俺は、ある日アパートに帰ってくると、隣の部屋の前で見知らぬ男の子と出会った。腹が減っていたようなので、陽一という名のその子に料理を作ってやったんだが、これが自
分でも驚くほど美味い出来だった。俺は次の日、シェフにその料理を店の新メニューにしたらどうかと提案した。すると、あっさりOKされただけでなく、知り合いの経営するフランスのレストランで働いてみないか、とさえ言われた。これも陽一に出会えたおかげだと喜んだ俺だが、同時に悩みもした。フランスに行くと、あいつを日本に置いていかなきゃならなくなる。それはあんまりにも可哀想だ。日本に留まろうか悩みながらアパートに戻ると、陽一の姿が消えていた。そこで俺は初めて陽一の正体を知った。
もう一度言っておく。これは恐い話なんかじゃない。恐い話で肝を冷やしたあなたに送る、心温まるホラーストーリーだ。だからどうかお願いだ。恐がらないで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7987文字
会話率:37%
かつて、大量殺人事件のあった旅館。
客や従業員を毒殺した後、死体の両腕を切り落とすという、猟奇的な事件のイメージから、廃旅館となったその場所は、腕切り旅館と呼ばれるようになった。
そして、面白半分でその場所を訪れる若者が後を絶たなくなり、今
では心霊スポットとなっている。
心霊現象を追う1人のフリーライターは、その場所に行った事がある、1人の女性の取材を始めた。
彼女の口から語られる、その場所での体験。
それは、恐怖の体験だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7960文字
会話率:42%
夏休み、妻の実家で見つけた幼き日の殺人計画日記。
近くの公園で小さな女の子を誘拐し、暗い林のドブの中に突き落として殺害するという計画。
証拠隠滅やアリバイの作り方まで、幼い字で細かく書かれている。
果たしてこれはただのミステリー好きの妻が作
った妄想日記なのか?
それともこの計画通りに殺害を決行したのか?
夏のホラー2010参加作品。5500字程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5508文字
会話率:10%
――日本のある時、ある場所にヒトの肉を食らい血を啜るおぞましい人食鬼がいた。
ある警察署の所轄で起こっている連続通り魔事件――遭遇した若い女性の腕や腹などを歯で食いちぎることから通称噛み付き魔事件――の警戒で夜の公園をパトロールしている二人
の警官。桜木と桃原はその夜酔っ払いの女性山吹を保護して噛み付き魔と対峙することで狂気の世界に引き込まれる。
夏のホラー2010 ~百鬼集帖~に間に合う……はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7673文字
会話率:42%
堤隆幸が自分の彼女である桐崎綾子と別れたのは一ヶ月ほど前のこと。
彼女との別れ話は穏便に済んだと思っていたが、綾子が自殺したことを機に、隆幸の周囲に不気味な影が動き始める。
心身ともに疲弊した隆幸は、自称霊能者である大学の先輩、土倉真奈香に
助けを求めるが……。
夏のホラー2010参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7957文字
会話率:29%
何故皆は疑問に思わないのだろうと、私はつぶさに思考する。私は人間として当然の問題に直面しただけであり、それに平然と目を背けてきた大多数の人間達の方が不自然なのだ。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
6296文字
会話率:2%
街で立て続けに『連続殺人事件』が起こり、犯人は未だに見つかっていない。犠牲者は皆、美しく若い男性ばかりだった。彼らに外傷はなかったが、皆、全身の血が失せていた。そして一様に安らかな表情をして死んでいた。同じ街に住むアシエルは、妹が密かに思い
を寄せているルシオという美青年にある日話し掛けられる。彼はまるで魂を抜かれたようなやつれ果てた顔をしていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7537文字
会話率:38%
このように事実関係を単純な時系列で並べてみただけでも、この事件が異様な、ある種の思惑と恨みのような感情によって支配されていたことは明白である。我々取材班は、更なる調査と精査を進め、全てが終わってしまう前に結論を導き出し、その証明を試みたいと
思っている。ここで実際に何が起こり、その裏にどのような事実が伴い、結果として何を生み、何を失わせてしまったのか、この答えはもうすぐ見付かることになるだろう。(月刊レムリア11月号より抜粋)≪夏のホラー2010~百鬼集帖~企画作品です≫折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
5336文字
会話率:0%
「もうすぐ、お祭りがある。家に帰らなきゃ」認知症で入院中の祖母が毎日のように言う。肝心の村は、もうないのに。
地震と大雨で、村人たちは皆、そこを捨ててしまった。
優香は、その事実を祖母に伝える事が出来なくて、うんざりと毎日を過ごしていた。お
まけに、変な夢まで見るようになる始末だ。
夢の中で、祭を待ち望む「何か」。それに導かれるように、優香はルームシェアの武司と共に消えた村を訪れる。
そして、祭の日……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
8000文字
会話率:32%
一人暮らしをしている学生・アサミの元に小包が届いた。が、届け先の宛名が違う。どうやら運送業者の配達ミスらしい。中には手紙が入っていて……。【夏のホラー2010:投稿作品】
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5009文字
会話率:17%
大学生の詩織は、友人の美鈴に「毎晩悪夢にうなされている」という相談を受ける。その夢は、黒い人影が周囲の人を殺しながら、徐々に近づいてくるというものだった。真剣に取り合わなかった詩織だったが、詩織も美鈴と同じ夢を見続けるようになってしまう。
詩織の見る夢でも人影は徐々に近づいてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7823文字
会話率:28%
「かいだん いちだん あーがった」
関西独特の節のある、歌うような耳に残る言い回し。そう歌うように口にしながら、恵理は今日も階段で一人遊びを続ける。まるで誰かと一緒に遊ぶように、話すように。
毎日、一段ずつ、階段を昇りながら……
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5755文字
会話率:36%
私には幸せになれる魔法がある。朝起きた時に、見た夢を日記帳にそのまま書くだけ。そう、いわゆる夢日記。だけどただの夢日記じゃない。
私の見る夢は現実になっていく。良い夢も悪い夢も。だけど、たとえどんな夢を見て、どんな事が起こっても私は幸せ
になれる。
現実でどうしたらいいか、私の夢日記は教えてくれるのだ。それが幸せになれる魔法「よかったの魔法」。
この「よかったの魔法」があれば私は幸せになれるんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7546文字
会話率:24%
夏休み前のとある放課後、俺は友達と二人で「お化け工場」と呼んでいた廃工場へと探検に向かった。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
5192文字
会話率:0%