無言ダンテ杯 小説家になろう　作者検索

雲一つ見当たらない青空のもとに響いたピストルの合図に追い立てられるように、私は頼りなく地面を蹴った。

『無言ダンテ杯』参加作品です。（主人公の会話文、「　」禁止です） 主人公とおぼしき二人が双方、自分が主人公と主張し収拾がつかなくなりましたので、仕方なく二人とも会話禁止としました。 （御世が危なかったです） 久々のホラーです。 自分で書いていて、筆が再三停まりました。 「こっ、これは、怖すぎる……」 決して一人で読まないでください。 いろいろな意味で後悔しますから……。 【華】折りたたむ>>続きをよむ

俺はある理由で「むーちゃん」になっていた。

何故皆は疑問に思わないのだろうと、私はつぶさに思考する。私は人間として当然の問題に直面しただけであり、それに平然と目を背けてきた大多数の人間達の方が不自然なのだ。