かつては陸の孤島として知られた塔の街、リフェッカ。この地域には数種類しか植物が生えていない。植物学者のエイは資料に困り旅人から情報を得ていたが、自分で確かめたくなり、旅に出ることを決めた。
少しして、エイしか友人がいない言語学者のロハティ
ーハルナルことロティーは、エイを送り出したあと、やっぱりりぼっちは嫌だと彼を追いかけた。
そうして二人の学者のウザすぎる旅が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 22:00:00
6394文字
会話率:0%
少年は足掻く。
生まれた時から持ち合わせた力に、焔に翻弄されつつ、藻掻き苦しみ……喘ぐ。
だが、彼は後ろを振り向かない。
省みない。
それが”約束”だったから。
少年が見据えるのはただ、明日。
守りたいのは、自分。
守り抜きたいのは、自分
を生かしてくれた恩人との約束。
「苦しくたって前を見ろ、歯ァ食い縛って前を、この手を伸ばせ──まだ、オレは生きてンだろうが!!」
これは狂った世界の物語。
狂っていく世界の中、微かに見える明日へと手を伸ばす焔をまといし少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 21:01:23
2124511文字
会話率:24%
エヴァン・ファブレル。
メメントという怪物が跋扈するアトランヴィルシティで活躍する裏家業者=ペイガンであり、最強のマキニアンの一人である。
冷凍保存されていた彼が目覚め、宿命的な戦いを経て、愛するアルと恋人になったエヴァンはかけがえのない
彼女との日常を大切に生きていた。
そんなある日、ふとしたキッカケでエヴァンとアルは飛行機のチケットを手に入れる。
それは現在世界有数の巨大都市である、塔の街こと”九頭龍”への旅券。
喜び勇んで旅立つ二人だが、この道行きにはある陰謀が潜んでいた。
これは二度とはないかも知れない見知らぬ街での出来事。
闇深い背徳の街に一瞬だけ差した炎の物語。
この作品は島津祥光と七ツ枝葉さんとのコラボ作品となっております。
コラボするのは「イタチは笑う」と「BWR」です。
条件はお互いに主人公を交換。
僕がエヴァンを主軸に執筆し、七ツ枝さんはイタチを主軸に執筆。
いっちょ書いてみっか、ってなノリで書いちゃいました。
なので、僕のエヴァンは七ツ枝さん程スタイリッシュじゃないですので予めご容赦を。
では、コラボとか謂いつつ結構な分量と話数の作品、拙い文章ではありますが、お楽しみいただけますと幸いです。
なお、「HASTA LA VISTA 〜sideイタチ」のURLは、https://ncode.syosetu.com/n3309ei/
是非、こちらもお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 21:00:00
73230文字
会話率:39%
腐りきった悪党を裁けるのは悪党だけ。
この塔の街で生き抜けるのは悪党だけ。
彼が求めるのは富か権力か、それとも……
イタチは笑う。
本編に入る前にこの話について説明。
この小説は元ネタがありまして、数年前に舞台にしようと
していた話を基にしています。
筆者である私も出演するつもりでしたが、色々ありまして(´∇`)
お蔵入りには勿体なくて
こうして書かせて頂いております。
なのである意味、二次創作になります。
ちなみに小説の主人公が私がやる予定だったキャラです(笑)
えぇ、補正かけますとも、だって主人公ですよ♪(笑)
この場を借りて、元々の脚本を書いてくれた、ナベさんに感謝(^-^ゞ
元々のも舞台化しようぜ。
……長くなりました。
ではしばしお楽しみ下さい(*´∀`)♪
なお、右も左も分からずに書き始めた小説ですので、読みにくい部分も多々有りますが、敢えてそのままにしています。
予めご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-04 13:00:00
728090文字
会話率:33%
蒸気機関文明の発達により未曾有の繁栄を謳歌するリンデンバオム王国。
その蒸気煙る塔の街アンテルシアにて新進気鋭の冒険者パーティ「黄金の剣」と言われる冒険者一行がいた。
そこに所属するリードは、本を読むしか能のない『読書』スキルを持つ無能であ
った。
ある時、パーティをクビになった後、日課の読書で気を紛らわせようとした。
読書を終えた時、今までにない変化が起きる。
スキルレベルがカンストしたのだ。
今まで何の役にも立たなかったと思われていたスキルは覚醒し、本の作者が持っていたスキルの一部を取得できるようになったのである。
スキルは一人ひとつという世界の大原則を粉砕するスキルにより、リードは驚異的な成長を遂げることになる。
新たな仲間との出会いを経ながらリードは塔を昇り、最強への道を歩み出すのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-17 20:18:37
99105文字
会話率:37%
創世神が書いた1冊の本から生まれたという世界、ビブリタニア。
中央にそびえる【原書の塔】は古今東西のありとあらゆる本が集められ、その麓には『塔の街』と呼ばれる街が広がっていた。
そんな塔の街にある世界最高峰の学校『ビブリア原書学院』。こ
の世界中から優秀な生徒が集まる学院に1人の生徒が編入してきたことで物語が動き出す。
悪魔を宿すという【大罪原典】とそれを写したという【大罪偽書】、そして、【原典執行官】は疾走する!
本と悪魔と天使の物語が今ここに幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 13:04:40
22854文字
会話率:48%
丘の上に竜は眠っていた。丘から見下ろせる時計塔の街。それは竜の夢に巣くう街だった。
最終更新:2019-03-24 20:16:42
2070文字
会話率:49%
島津祥光さん作「イタチは笑う」×「BACKWORKER'S ROCK」コラボ特別番外「イタチ編」。
〈塔の街〉とアトランヴィル・シティで起きた事件を、イタチとエヴァン、二人の視点で描く。
ある晩クロイヌに呼び出されたイタチは、そこで一体の
怪物と遭遇する。いくら攻撃を与えても死ななかった怪物だが、クロイヌに渡された奇妙な武器によって倒すことができた。
怪物は【鵺】と呼ばれ、それを倒せる密造武器を【イノハヤ】という。〈塔の街〉に異法に持ち込まれたそれらの出処は海外にあった。クロイヌはイタチに【仕事】を命じる。
「現地に赴き、【鵺】と【イノハヤ】を〈塔の街〉に流通させた組織を壊滅せよ」
イタチは怪物と密造武器のルーツを追い、遥か海を越えた先――アトランヴィル・シティへ向かう。
島津さん作のエヴァン編はこちらから↓
https://ncode.syosetu.com/n3738ei/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 21:00:00
55656文字
会話率:27%
花兎の愛した小さな雪猫は、もうこの時計塔の街にはいない。
御堂の御使い様の手を取って、花兎の手の届かない、遠い場所へ行ってしまった。
一人のこされた彼女は、キャンバスに向かいながら幼馴染の彼と過ごした幼い日々をふりかえる。
そうして、幾重に
も重なってゆく色彩が、やがてもたらしたものは……。
/覆面作家企画5「色」(http://maskwriter.web.fc2.com/5/)参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 21:08:25
6000文字
会話率:13%