この物語の主人公、優一は不運な事故で大切な人であるアリサを失ってしまう。優一は人生に失望し自暴自棄になってしまう。そんなとき神社の守り神である地主神に連れられて異世界に来ることになる。優一は異世界で暮らし、時間の経過とともに心に負った傷を癒
やしていた。優一は異世界で大切な人と巡り会い、日々穏やかに暮らすがそうはいかなかった。
強力な敵が優一の日常を脅かす。次々と来る敵と戦う中で大切な人、アリサが死んだ本当の理由が明かされる時が来る。これは異世界の物語。優一の新たな人生が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 18:43:00
272627文字
会話率:52%
お宮がある。
森に囲まれた、静かなお宮だが、何処か和風で、間違いなく異文化の建築技術で建てられたお宮だった。祭神は間違いなく日本のある小さな土地を守護する地主神で、かつては怨霊と恐れられたこともある祟り神だった。
祭神本人である彼女は
、自分自身を千代と呼ぶ。
神号を、千代護御霊姫命という。あまりに祟りを振り撒いたが為に地主神として祀られた人神だ。ただ、今、彼女の神域は、日本ではなく、遠く別世のお宮に繋がっている。何処か異国情緒が漂う建物も、別世の者達によって建てられたものだったからだ。
その地の者達は、千代の神社を御殿と呼んだ。
千代は、自分の御殿をお宮だと思っている。
森の都の片隅で、千代はただ、のんびりと暮らしている。彼女がただ日々を過ごすことで、その別世に、千代の守護を届けるために。大立ち回りも、血沸き肉躍る冒険もするつもりはなかった。ただ、静かに、ゆるゆると。
千代のお宮がある国では、エルフ達が、暮らしている。
お宮は森に、エルフの国の。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:00:00
110586文字
会話率:45%
赤貧に喘ぐ賃金労働者、金梨ふさよの唯一の楽しみ。それは想いを寄せる同僚、不方泰山に職場で会える日々だった。だがふさよは突然二ヶ月後に職場が無くなる事を通告される。
そしてふさよの前に「理の外の存在」と名乗るフリフリのドレスを着た美女が
現れる。美女はふさよにある依頼を申し出る。
それは、地場霊に呪いをかけらたれ不方泰山の暴走を阻止する依頼だった。不方泰山の目には、二十六歳のふさよは乳児に見えるのだった。
ふさよの天国と地獄日々が、突然始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 17:41:56
101370文字
会話率:34%
夏休みが始まり、祖父母の家に一か月間滞在することになった礼司。何もない田舎で退屈な日々を送る。そう考えていたが、幸か不幸か、地主神の手により面倒ごとに巻き込まれる。退屈とは程遠い、忙しない夏が始まる。
最終更新:2020-03-28 15:52:38
8876文字
会話率:54%
「 私は特級戦犯なのだ 」コンビニとオカルト誌編集室でバイトする鳥迫月夜に祖父が語る、むかしむかしのお話しを かつての戦争の裏に蠢く妖しい影。コンビニ店長、オカルト記者、原爆投下、大災害、地主神、地獄の底穴、原子力少女、虚実入り乱れて繰り
広げられる鳥迫月夜の鳥殺しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-26 13:41:12
192931文字
会話率:73%
【重複投稿です】
ハローワークに通う失業者「マキエシロウ」が、環境省特殊環境保全課という組織からの仕事を受ける。仕事の内容は「土地開発などが『特殊環境』へどのような影響を与えるかを調査すること」だというのだが、よく聞いてみると、「特殊環境
」とはどうやら「妖怪」や「地主神」のことらしい。
条件のよさに仕事を引き受けた「マキエシロウ」だったが、「特殊環境保全課」じたいがどうやらきな臭い組織だったようで。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 19:39:49
5058文字
会話率:27%