親に先立たれ、義理の妹と暮らす冒険者のクラウスは、15歳の時に【自動機能(オートモード)】というユニークスキルを手に入れたが……。
当初は、希少なスキルとして持て囃されたのに、使ってみれば……とんだ外れスキルだと判明し、あれほどクラウ
スを褒めたたえたギルドや騎士団のスカウトは手のひら返し。
ついには、誰にも見向きもされなくなった。
だが、クラウスは諦めていなかった。
下級冒険者として、細々と活動を続けていたクラウスは、コツコツをスキルを鍛え、数年の活動の結果ついにスキルアップを果たす。
それは、当のクラウスですら予想していなかった【オートモード】の真骨頂。
唯一無二のユニークスキルが覚醒した時、クラウスは恐ろしい速度で成長を遂げていくことになる。
日間総合1位1/11
週間総合1位1/16
月間総合1位1/28折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 12:26:51
248868文字
会話率:34%
「ヤマト、荷物持ちしか出来ないお前は今日でクビな」
運搬屋であるヤマトは報奨金を分けたくないからという横暴な理由で
勇者のパーティーを解雇される。
それどころかヤマトの夢であった『地図の外の世界を冒険する』ことを馬鹿にされてしまう。
ヤマトの能力は確かに戦闘に直接役立つものではなかった。
彼のユニークスキルは『一度訪れた場所に繋がる扉を作る能力』
だがそれは、この世界の根本を覆す程のチートスキルだった。
ヤマトは魔王城で出会った新たな仲間たちと共に、未開の地を旅する冒険に出る。
お腹がすいたら自宅に戻る冒険譚が今始まる。
一方ヤマトを解雇した勇者パーティは国王の怒りを買い、
パーティーのライセンスをはく奪。
ヤマトを連れて帰るまで故郷に帰れない転落劇もついでに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:27:48
135834文字
会話率:28%