え〜と、とりあえず名前はランスロードっていいます。んで、今は吸血鬼になってます。319歳です。
300年前は人間やってました。それで、まあ、なんだかんだで、四大魔王を倒しました。
あ、言い忘れてた。勇者パーティーで武闘家やってたんで
すよ。
それでまあ、大魔王倒したんですけどね。勇者と元カノと今の嫁さんに騙されまして。
あ、今の嫁さんも吸血鬼です。
それでまあ騙されまして、気がついたらヴァンパイアだったわけです。
でもまあ、今は幸せなんで結果オーライです。
嫁さんは厳しい人ですけど、なんだかんだ優しいところもありますし、何より娘が可愛いです。長男は家出中ですけどね。
いやあ、娘は可愛いですよ。言う事も可愛いし、しぐさも可愛いですし、ああ、も〜、全部可愛いです。
完璧超人の天使ちゃんです。吸血鬼ですけど。
で、まあ、僕と嫁さんと愛娘のマリンちゃん、それにオークメイドのトンコちゃんの四人で、のんびりと洞窟の中に家建てて暮らしてます。
洞窟は快適ですよ。苦手な日光は当たらないし、温泉も湧いてるんです。どこかのホテルの洞窟風呂ですよ。
このまま、のんびり暮らしたいんですけどね、アイツら復活するらしいです。え、ああ、四大魔王です。
300年経っちゃったんで、復活しちゃうんですって。
嫌だなぁ、絶対絡んでくるよなぁ、アイツら。
面倒くさいなぁ、ほっといてくれないかなぁ、嫌だなぁ〜。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 21:10:53
143259文字
会話率:46%
※2020/05/30タイトルを変えました。旧:転生したら回復特化の竜種だったんだが...?
救急車に轢かれて死亡してしまった高校1年生の佐川宗太(さがわそうた)。
しかし目を覚ますとそこは洞窟の中。そして、高さ20mを誇る竜種に転生
していた!?
「竜種」は、この世に5体しか存在しない最強の種族。っておい!俺は6体目ってこと!?
それぞれが別の魔力系統を持つ竜種。俺の能力は...ん?回復特化!?
回復魔法でどうやって生きていけばよいんだよ...。
そんな時、洞窟の中で吸血鬼族の「レミア」に出会う。この世界について教えてもらい、さらには「ベルム」という名前を付けてもらった宗太。人間の姿も獲得し、意外にも美男子に。
しかし、強大な魔力につられた四大魔王の1人にレミアの魂を殺されてしまう。
え?嘘だろ...?せっかく優しくしてもらっていたのに。惚れていたのに。
何だかんだ言ってレミアは生きていたが、殺されかけたことにキレたレミア。
それだけならまだしも、「あいつをやっつける」とか言っている。
相手は魔王だよ!?吸血鬼1匹でできる訳ないじゃん。
まぁ正直俺も少しカチンと来たし、せっかくの竜種だ。やってみようじゃないか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 17:56:30
60971文字
会話率:12%
【第一章で提示した分も含めて、伏線の多くは第二章終盤で回収する形となっています。第一章と第二章を合わせたものが、いわば第一部。ですから「キリの良いところまで読んで、スッキリした気分で終わりたい」という皆様は是非、第二章最終話である第四十四話
まで、お読みください!】
穏やかな田舎村で、幼馴染マールと共に冒険者として暮らすラビエス。彼には重大な秘密があった。彼は本来のラビエスではなく、ラビエスの肉体に宿る魂は、異世界転生してきた別人――若きウイルス研究者の魂だったのだ。
異世界ファンタジーの世界における冒険者生活の中では、ウイルス研究の知識・経験など一見役に立たないように思われるかもしれない。しかし主人公は、おのれのアドバンテージをきちんと活かして、それなりの成果を上げてきた。ラビエスもマールも、危険で大規模な冒険には手を出さなかったから、というのも理由の一つだったが‥‥‥。
転生前の趣味だった合唱の経験が、思わぬ形で役に立っている、転生者の少女パラ。この世界で生まれ育ったという点ではマールと同じ、つまり転生者ではないが、それでも特殊な魔法が使える令嬢リッサ。仲間が加わる度に主人公たちの冒険は広がりを見せて、かつて経験したことのないような、おそるべき敵とも出くわす(第一章「コウモリ城の呪い」)。そして四大魔王討伐という話にまで発展した結果、第一の魔王との対峙において主人公たちは、この世界の秘密の一端を垣間見る(第二章「魔の山に吹く風」)。さらに冒険の舞台は、他の大陸へと移り‥‥‥(第三章「水の大陸をさまよって」)。
主人公以外の視点も交えることで、時には主人公以外をメインに据えたり、主人公の見た真実が真実とは限らないことを読者に示したり、それぞれが心に秘める想いに触れたりもしながら、物語は描かれていく。
(この作品は「カクヨム」「セルバンテス」でも掲載しています)
(2018年10月5日:タイトルを『ウイルスって何ですか?』から『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』に変更しました)
(第一章は2018年10月19日に、第二章は2019年1月6日に、それぞれ完結しました。現在、第三章の途中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 08:56:46
503122文字
会話率:31%
東西南北各々に強大な魔力を持つ「魔王」の居る世界。
人々は恐怖に怯え、魔王達とその下僕達による絶対の支配を受けていた。
そんな魔王達に立ち向かう、勇者とその仲間達!
この物語は、そんな闘志溢れる勇者達とは全く関係ない、四大魔王達のほの
ぼの物語である!
【恐怖の四大魔王】
●北の魔王エグソダス:
悪魔のような姿を持つ、古の“氷の魔王”。
強力な魔力を持ち、巨大な翼と鋭い爪、長い尾で同時に数十人の人間を弾き飛ばし、絶命させると云われている。
●西の魔王ダランティア:
鰐(ワニ)のような顔を持つ半獣人型の大魔王。
天候を操る魔力を持ち、更に灼熱の炎と強酸を吐き出し、あらゆる者を一瞬で消滅させる力を発揮する。
●南の大魔王 ボルケイノ:
鶏と蛇を合わせた、キメラのような外観を持つ邪悪な魔王。
大きな翼で大風を起こし街を吹き飛ばし、猛烈な毒を持つと云われる。
●東の破壊王ガランディ:
岩石で出来た身体を持つ、最も凶悪で残虐非道な大魔王。
大地の力とマグマを操る強力な魔力の持ち主で、巨大な手で一度に何十人もの人間を握り潰し、その生き血を浴びると云われている。
※自作品転載です(第2話まで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 00:04:28
16747文字
会話率:69%