――世界が変わったのは、朝、目覚めたときだった。
「右のタマが……ない?」ただひとりの“陰キャ高校生”に降りかかった、理不尽な物語。
ある日、スマホに届いた謎の通知。
《デイリーミッション:腕立て30回、腹筋50回、ランニング2キロ》
無視
したその夜、彼は――“何か”を失った。「次の指令は……不良に絡まれる女子を助けろ」喧嘩なんてしたことがない。人助けなんてしたこともない。でも逃げたら、“また何かが奪われる”。名もなき脇役が、世界に抗い、そして“主人公”になる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 09:50:43
5571文字
会話率:19%
バトルに暴力なんてもう古い! この世の全ては話し合いで決まる! 血で血を洗う天才達による大舌戦口喧嘩バトル小説!
白か黒か。否か応か。
物事の決定に曖昧はいらない。
この物語の主人公である小芭梨徳也《おばなしのりや》は物の優
位や価値を決め、社会や国民がスムーズにより良い生活をする事を目的にされた常設委員会“結論争議委員会”に所属する新米国会議員である。
彼ら結論争議委員は法律とは別で世のルールを作るのが生業である。
物事の優位や価値を議決することに多様な民意の反映や多数の議員から同意を得る事もいらない。 提出された事情の優位や物の順位案の審査を個人同士が話合いで決めるのである。
特に何らかの政策を実現させる為に必要とは言えないような訳の分からない議題で日々話し合いをする小芭梨であったが、ある日老若男女、国全体の常識や日常がガラリと変わる議案を任され、どう考えても解決不可能な無理難題に挑む事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:57:08
16426文字
会話率:52%
その見た感じいわゆるオタクっぽい太った男は、実はまさかのムエタイチャンピオンの経歴を持っていた。そうとは知らない素行不良の若者グループがうかつにも喧嘩を売ってしまい……世の中の偏見を吹き飛ばす痛快喧嘩バトル。
最終更新:2021-10-10 10:17:55
4679文字
会話率:34%