『真面目+最強+天才+勘違い馬鹿=ダークファンタジー』
比較的おとなしく、真面目でそのうち最強になる予定の主人公(呪術医)。態度も口も悪いが頼れる男(最強呪術師)と呑気で自由気ままで何処かズレてる男(天才呪術師)と馬鹿で短気な勘違い男(多
分呪術師)が出て来ます。どの辺りで登場するか、是非ご一読ください。
死を回避する中で、医術が及ばない絶望的状況の中、ブリコルールが行なったものは、呪術だった。
人々はこれを呪術医と呼んだ。
呪術医が増えていくとその思想は分かれ、派閥を生み、明確になっていく権力に、いつしか人の体は実験物のようになっていった。
一夜の幼馴染みの圭は、権力を象徴する『塔』に入ってしまう。戻って来るという圭の言葉を信じながらも、中々戻って来ない圭を心配する一夜は、様子を見に塔に向かった。
塔の下層階のコウとタカに連れられ、向かった先で一夜は、不思議な存在の『彼』の能力で圭と会い、『約束』を交わす。
圭は『印』といってあるものを一夜に渡すと、一夜の前から消えてしまう。
それは、圭が一夜に託したものだった。
『それを持っていてくれれば、必ず俺は戻るから』
一夜の中に託されたものは、圭の心臓だった。
『僕の中に……圭の心臓がある』
塔の支配者に奪われたものを取り戻す為、一夜たちは塔に向かう。
死を回避する為に行った事と、阻止する為に行った事。
だが、呪術医が行い続けてきた呪術に、圭が代償を追う事になってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 10:26:42
235395文字
会話率:37%
呪術医の青年と白縹狼。
二人は各々の目的を持ち、共に旅に出るが、その旅路は一筋縄で行くものでは無いようだ。
この入り乱れた世界で出会った二人は何を望み、その先で何を受け入れるのか。
これは、彼らの旅と日常的な非日常を綴った物語である。
最終更新:2020-11-06 19:00:00
23761文字
会話率:38%
とある辺境の農村。
少女が森の中で血塗れになって倒れ死ぬ寸前の女を救った。
その女は大怪我を負いながらも、少女の必死な救命作業の結果、奇跡的に命を取り留めた。
しかし、その意識を取り戻した女は過去の全ての記憶を失ってしまったのだ。
セリカと
いう名前を貰った女は自分を助けた少女、ティエラに湧き上がる不思議な感情と既知感に悩み、知っているのに知らないという知識の数々に困惑してしまう。
それでも彼女はティエラと過ごしていく内に村で「ティエラの母」として生きていく決意をした。
しかし、そんな絆を結んだ親子に歴史の大きな変化の渦は襲い掛かり、呑みこまんとしている。
セリカ、ティエラはその時にどうするのか?
疑似中世風厨ニ病ファンタジー『アナテマの母』始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-14 00:00:00
16913文字
会話率:23%