わたし、凛苓は、焌燕の第一皇女です……名目上は。
前皇后だったお母さまが亡くなってしまったことから、皇帝陛下が寵愛していた側妃さまが皇后になったこと。
更に、わたしの瞳の色が左右違ったこと。
それらの理由で、わたしは忌子とされ、表向きは
病弱だと嘯かれて離宮に幽閉されて暮らしていました。
そんなわたしは、ある日、百年に一度行われるこの国の催事、「花嫁の儀」に則り、今代竜王陛下、翠月さまへ嫁げと命じられました。
――すなわち、竜王陛下の贄になれ、ということです。
きっと、何らかの形で、苦しみながら死ぬことになるのでしょう。
そう、思っていました。
それでも、逆らうことなんて、できません。
死に場所へ向かうつもりで、竜国へと送られました。
ですが――
カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 12:26:40
9468文字
会話率:19%
魔法のiらんど様に掲載するはずだったものを移植しました。
小説家になろうさんは初です。
“地上の楽園”ミュセシュラートから、農業の国リフローへ第5側妃として嫁ぐことになったエパティーク。
しかし彼女はただ自由な生活を満喫したいだけ、正妃
にはなりたくなくて・・・。
わざわざ正妃争いには参戦しないと宣言したのに、何故かリフローでのドタバタに巻き込まれていく彼女と、その夫とのラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 00:14:15
27578文字
会話率:40%
三王の側妃、婉容(えんよう)は寵愛を失っていた。毎日が憂鬱で出家を望んでいるが、なぜか三王は許してくれない。
そんな中、嫡妃が病死。
いきなり嫡妃となるも、屋敷は妾の蘭怡(らんい)の天下だった。
最終更新:2017-03-26 12:47:54
15327文字
会話率:38%
国王陛下が正妃さまを迎え入れるにあたり、後宮は解散するようです。従って側妃の私もお役御免となりました。さらば後宮。実は私、やりたいことがあったんですよね。今から楽しみで仕方ありません!…あら陛下、何かご用でしょうか? マイペースな
側妃さまと国王陛下の攻防。※本編は二話で完結。とりあえず番外編も完結しました。続編「不憫陛下と恋の駆け引き」をのんびり投稿中です。※R15タグ外しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-02 06:00:00
70408文字
会話率:19%
「結婚を考えている彼女の気持ちがわからない時、どうすればいいのだろうか………はっ!あ、あくまで友人の話だぞ?!私は友人から相談を受けただけなのだ!私のことではないからな」(←国王陛下・談)「陛下は私と結婚したくないようなのですよ。素敵な彼女
をお妃さまに迎えられるみたいです。じゃあ私はお役ごめんですね」(←側妃さま・談)陛下に好きな人ができたと思い込んだ側妃さま。後宮を抜け出して愛しいあの人の元へ。ライナス様のお顔を遠くから見つめるだけで私は満足なのです。そんな二人の行く末を描く、ゆるーいノリのなんちゃって勘違い系ありがち王道ラブコメです。※「側妃さまの目論み」続編ですが、前作を読まなくても大丈夫、と思います。もちろん読んでいただけると嬉しいです。※ほとんど側妃さま視点で進みます。※ご都合主義につきご理解下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-01 08:24:38
23007文字
会話率:19%