ある時。ゾンビの集団のごとき人権団体の執拗な主張は
国民を巻き込むことに成功した結果ついに通り
死刑どころか終身刑まで廃止という運びになった。
囚人たちは狂喜乱舞し、一方で選挙のための国民の人気取りに盲執せず
世を憂いて嘆く政治家もいる
にはいた。
景気悪化。移民による人口増加。
時間が経てばいずれ落ち着くであろうと思われていた国の混乱は
未だ撹拌された池の底。増加する犯罪者。パンク寸前の刑務所とその費用。
焼け石に水。軽犯罪者は釈放、また設けた基準以下は逮捕しないなどの
案が上がっている中での此度の死刑及び終身刑の廃止。問題は山積みであった。
……が、それを解決したのが一人の博士のある発明であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 11:00:00
1860文字
会話率:41%
放送作家の中山裕介(ユースケ)は、女性アイドルグループをプロデュースするアッヤー野村に、「あんたはアイドルヲタに見えた」と言明され、そのアイドルグループの冠番組の構成をする事になってしまう。
チーフディレクターで友人の下平希は、「あんたは急
に仕事をオファーした方が仕事を躍起になってやる」と聞く耳を持たず、所属事務所の社長、陣内美貴も「うちの稼ぎ頭なんだから嫌とは言わせないよ」と言及され、引き受けざるを得なくなる。
その女性アイドルグループは、日本のAV女優やグラビアアイドル、モデルといった多種多様な人材で構成されるグループだった。結成されて四年。裕介は途中参加である。
いざ番組構成に参加してみると、「ライブがあるからその雰囲気も感じ取って」だの、アジアツアーが決定したまでは良いが、それは一ヶ月後でメンバーには何も知らされていないなど、野村の「演出」に翻弄される裕介達スタッフ。
それだけに留まらず、作家がまだ十七歳だった女子高生モデルに手を出してしまい、その件が週刊誌に載ってしまう。問題が解決したかと思えば、今度は手を出した作家への女性作家の苛め。
ライブでは、当時流行っていた「マジ卍」のイラストが描かれた帽子が、ナチス・ドイツの制服に酷似していると、アメリカのユダヤ系人権団体が野村らに謝罪を要求して来るなど波瀾続き。
仕舞にはシングルの作詞を、「ユースケに作詞して欲しいの」と依頼する野村。
一方私生活では、別れた元カノ、チハルから紹介された人気AV女優、小玉みつみから「YESなの? NOなの?」と、交際するのかしないのかと詰め寄られ、暫くすると在京キー局のアナウンサー、奥村真子から「同棲したい」と逆プロポーズされ、また「YESなの? NOなの?」と詰め寄られる始末。
果たしてグループと番組は裕介が入りどの方向に進んで行くのか?
そして裕介の私生活はどうなってしまうのだろうか――
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-01-29 06:48:11
38312文字
会話率:55%
放送作家の中山裕介(ユースケ)は、女性アイドルグループをプロデュースするアッヤー野村に、「あんたはアイドルヲタに見えた」と言明され、そのアイドルグループの冠番組の構成をする事になってしまう。
チーフディレクターで友人の下平希は、「あんたは急
に仕事をオファーした方が仕事を躍起になってやる」と聞く耳を持たず、所属事務所の社長、陣内美貴も「うちの稼ぎ頭なんだから嫌とは言わせないよ」と言及され、引き受けざるを得なくなる。
その女性アイドルグループは、日本のAV女優やグラビアアイドル、モデルといった多種多様な人材で構成されるグループだった。結成されて四年。裕介は途中参加である。
いざ番組構成に参加してみると、「ライブがあるからその雰囲気も感じ取って」だの、アジアツアーが決定したまでは良いが、それは一ヶ月後でメンバーには何も知らされていないなど、野村の「演出」に翻弄される裕介達スタッフ。
それだけに留まらず、作家がまだ十七歳だった女子高生モデルに手を出してしまい、その件が週刊誌に載ってしまう。問題が解決したかと思えば、今度は手を出した作家への女性作家の苛め。
ライブでは、当時流行っていた「マジ卍」のイラストが描かれた帽子が、ナチス・ドイツの制服に酷似していると、アメリカのユダヤ系人権団体が野村らに謝罪を要求して来るなど波瀾続き。
仕舞にはシングルの作詞を、「ユースケに作詞して欲しいの」と依頼する野村。
一方私生活では、別れた元カノ、チハルから紹介された人気AV女優、小玉みつみから「YESなの? NOなの?」と、交際するのかしないのかと詰め寄られ、暫くすると在京キー局のアナウンサー、奥村真子から「同棲したい」と逆プロポーズされ、また「YESなの? NOなの?」と詰め寄られる始末。
果たしてグループと番組は裕介が入りどの方向に進んで行くのか?
そして裕介の私生活はどうなってしまうのだろうか――
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最終更新:2023-01-29 06:36:46
42479文字
会話率:52%
獣人の奴隷解放から100年。獣人の社会進出が議題に上がり始め、多くの企業や団体が獣人を優遇するようになった時代で、主人公レーナ・ヴォン・アルフォードは史上初の獣人公爵として多くの人間、獣人に慕われていた。
そんな中、徐々に獣人優遇の社会にな
っていく王国に牙を向けたのは、過激派人権団体〈TEC>だった。彼らは獣人が権力を得たのはレーナのせいであると結論付け、彼女に宣戦布告をする。
レーナはそんな過激派組織の攻撃から生き延びる事ができるのか⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 16:00:00
2516文字
会話率:58%
弱者属性を舐めるな!弱者を迫害するな!
最終更新:2020-10-03 20:53:59
211文字
会話率:86%
2XXX年にこの地球上のエネルギー資源の9割は急速な技術の進歩に追い付かずに使い切られ、各国の権力者や著名人、医者や優秀なエンジニア等は進歩した技術の一端であるテラフォーミングを行い火星を第二の地球へと改造、居住を開始し始めていた。
取り残
された中流階級以下の人々はかつてエネルギー問題を解決すると注目を集めていたものの人権問題により消滅したGreed energie Projectの残り香を頼りに戦争を巻き起こし始め、地球は事実上のディストピアと化した。
「Greed energy Project」かつて消費エネルギーの統計データからエネルギー枯渇を予見した科学者によって提案された人間の三大欲求をエネルギーとして変換し利用する計画。社会不適合者や犯罪者を活用出来ると権力者は期待していたが技術の進歩に比例して力を蓄え続けた人権団体「HARO」の妨害により計画は頓挫、試作段階の欲望変換器とその設計図だけが処分されずに政府管轄の倉庫に忘れ去られた。数年後に引き起こされる争いのキーとなると考える者は誰もいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 20:32:09
6007文字
会話率:53%
むか~しむかし、あるところにかぐや姫と呼ばれるデタラメに可愛くてデタラメにワガママな超絶美少女がおりました。
ですが彼女のあまりのワガママさに月の国は、かぐや姫をお隣の未開の惑星へ赤ん坊に退行させた状態で追放する事にしました。
とはいえそれ
では人権団体が五月蝿いので色々税金を使って彼女の安全を確保します。
そして未開の惑星に降り立ったかぐや姫は、村の姫ことムラサーの姫として君臨するのでした。
ですが彼女を狙って幾多の貴族が群がり、遂には都の帝までやってきたではないですか!
果たしてかぐや姫はバラ色の姫生活を送ることが出来るのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 17:00:00
3514文字
会話率:21%
「そう、わたし達は犯罪者を殺して稼ぐSCUM(クズ)」
登場人物
・白川荘子……黒髪ショート真面目系優等生JK。
・飛騨マキナ……金髪ロングハーフ。
・蛭ヶ野志庵……赤髪猫耳のギャル。
・高山なづき……青髪インテリ系ロリのゲーオタ。
ど
こにでもいそうな4人の女子高生の正体は、SCUMS(凶悪犯罪者)。
舞台は、過剰な人権保護思想を持った人権団体が国政を牛耳る近未来の日本。死刑は廃止され、犯罪者への罰則は軽くなり、日々凶悪な事件が起きていた。犯罪者達の中には、ヒトの心のエネルギーを使い強力な破壊力をもたらす最新兵器『エボルヴァー』を悪用する者も現れ、日本の犯罪事情は混迷を極めていた。そんな中現れたのが、犯罪者ばかりを狙って暗殺を繰り返す謎の集団SCUMS。
警察官僚の父を持ち、天才的頭脳を備えた16歳の女子高生白川荘子は、警察が捕える前に犯罪者を始末してしまう謎の集団SCUMSを追っていた。荘子はその思考力と行動力でスカムズを追い詰めるが、スカムズの正体は顔見知りの同級生の少女達だった。その事実を目の当たりにした時、荘子が取った行動とは。
悪い人間は殺すべき——その確固たる思想を胸に、正義とは何なのか、何故、彼女達は犯罪者を殺すのか、様々な思惑が渦巻く中、荘子は自らの理想とする世界を創るために突き進んで行く。
名古屋をモデルにした架空の近未来都市『奈護屋(なごや)』で美少女達が正義と悪を相手に暴れまわります。
この作品は、カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-26 00:05:25
149324文字
会話率:50%
場所は不明時代も不明。
地上より遥か下にある施設。
そこでは超人を生み出すための研究が行われていた。
しかし研究は難航していた。
科学力の限界や倫理の問題、人権団体やらとの長きにわたる戦い。
この研究は常識の面で多くの課題を抱えていた。
人道を外れていると真っ当なことを訴えるマスコミ。
こんな研究を大々的に開始した、頭のネジが外れた政府も頭を抱えた。
ああどうしてこんな馬鹿なことを始めてしまったんだ!!
余りにも遅すぎる後悔が募る。
そうこうしている間に研究費用の打ち止め、当然の結果の打ち止め。
泣く泣く研究は断念せざるを得なかった。
そして時は流れ、なんだかんだあって世界の危機!!
地底からの侵略者、宇宙人の脅威、サイボーグ軍団の逆襲。
地球は地獄と化し、地表は血の色に染まり果てた。
誰もが絶望に涙し、救世主を求めた。
そこに颯爽と現れる黒い影。
圧倒的な力で侵略者を吹っ飛ばし、脅威を退け、サイボーグを千切っては投げ千切っては投げの大活躍。
あれは誰だ!
あの最高にかっこいいスーパーマンは誰!?
「名乗るほどの者じゃない。強いて言うなら、通りすがりのグレートロボットメンさ。」
「きゃーかっこいい抱いて!」
「ハハハのハ、困った子猫ちゃんだね。」
そう何やかんやあって超人研究は密かに行われていたのだ!
彼は...いやグレートロボットメンは数多の失敗を経て、生み出された世界でただ一人の超人なのだ!
スーパーパワーを持つ超絶イケメンの彼はこの世界を救うために旅立つ。
この先、彼の身にどんな危険が降りかかるのか!
ロボプラム先生の次回作にご期待ください!!
「と言う、ハートフルヒーロー活劇を思いついたんだがどう思うマコちゃん。」
「脳みそを洗浄することをお勧めいたします、お父様。」
思いついたので投稿してみる。
変なところも多いと思うけど許してヒヤシンス。
できれば愛について語れればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 19:49:48
12843文字
会話率:5%
魔界に住む魔王の元へ、人間のお姫様が攫われた。
しかし、そのお姫様はまだ赤ん坊だった。
これは、そのお姫様を取り戻す勇者の物語ではなく、お姫様と魔王の短編である。
最終更新:2016-09-29 19:43:08
1789文字
会話率:54%
――嗚呼、今日は厄日だ。
青友会の会員、ラースは、単独任務遂行中、スラム街で暴走した『反』に遭遇した。
時間稼ぎのため戦闘を行うが、元々身体能力の低いラースは大怪我を負う寸前まで追い詰められてしまう。
そこで出くわしたのは、黄金の瞳を持っ
た黒い亡霊だった――。
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この世界には三の人種が存在する。
一つは『人』。この世で最も多い生き物である。彼らは古来より伝えられた技術を発展させ、文明を築き上げた知的生命体だ。
次に『伝説』。超人的能力を持った、『人』とは言えぬ存在である。様々な逸話で語られる彼らは、『人』から畏怖と尊敬の目で見られ、そして神と同等な存在として降臨している。
最後に『怪物』と呼ばれる人がいる。彼らは人間離れした能力を持ちながらも社会から迫害を受けている存在である。本人の意思ではないとしても、突然生命を喰らい尽くす彼らは『人』を脅かした。『人』は彼らを『怪物』と称した。
『怪物』は常に迫害の対象として存在していた。偏見、差別により不相応な仕打ちを受け、人権すら与えられることは無かった。その中で、超人的な力を持ちながら『人』である我々は神と人との間の子、『人間』であると訴えた団体が生まれた。
人権団体【青友会】。
騎士の国で生まれた青友会の活動は、国内だけではなく、他国へも影響を与えた。初代会長クロアは聡明な紳士でありながら、激しく怒る武人でもあった。
二代目会長ウラノは、クロアの意思を受け継ぎながら、『人』と『人間』、そして『伝説』が共存できる社会を望んだ。睨みあいながらも、長い間歪んでいた関係が修復されつつあった。
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一度でいい、貴方に会いたい。
亡霊と一人の少女の話に纏わる、白い花の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 18:02:18
20407文字
会話率:40%