望んだ現象を発生させる夢のエネルギー、『魔素《エーテル》』。
人類は有史以来、『怪異』と呼ばれる人食いの化け物に魔素の力、魔術によって対抗してきた。
だが、生み出された技術には人の手には余るモノも存在する。
人が触れるべきでないものを
封印、破壊するのが異端審問官の責務。彼らは人類のために戦う英雄だった。
そんな世界で異端審問官に憧れる少年『灰月仁』はある日、空から落ちてきた少女『ネージュ・エトワール』と出会い、彼女を狙い暗躍する者達との戦いに彼は身を投じることとなる。
少女が世界を壊す存在とは知らぬまま。
その時、彼が選ぶのは正義か少女か。
《第一篇主要人物紹介》
『灰月仁《はいつき じん》』
本作の主人公。魔術の使えない魔道具職人の高校生。十年前に壊滅した『東京』の生き残りで、それ以前の記憶が無い。
『ネージュ・エトワール』
本作のヒロイン。空から降ってきた謎の美少女。人体実験の被験者であったことがうかがえる。
『神出薫《かみいで かおる》』
仁のクラスメイトの少女。風の魔術と大弓を扱う大和撫子。
『御門英二《みかど えいじ》』
仁のクラスメイトの少年。竜人であり、騎士のごとく剣と盾で戦う。
『狐火カレン《きつねび かれん》』
仁の先輩。魔道具師を目指しており、同じ東京の生き残りである仁を気に掛ける。
『煤日ユウ《すすひ ゆう》』
ネージュを狙う組織の刺客。2丁の銃を操る鬼人の少年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 22:00:53
34775文字
会話率:41%
幼馴染と共に異世界へ召喚された風間レン。だが親友は「最強の勇者」、自分は「素質なし」と判定され、国王によって人体実験の被験者とされる。
切り刻まれ、改造され、絶望の果てに目覚めたのは魔人へと変身する「災厄の赤眼」。
魔王軍の襲撃で救出さ
れた俺は、苦痛のあまり白銀へと変わった髪を風になびかせ、誓った。
自分を「無価値」と切り捨て、親友を持ち上げた世界への復讐を。
裏切りで塗り固められた世界に、魔人の姿で応えようと。
魔王軍の美しき魔女・エリシアと共に、俺は蹂躙の旅路を始める──。
そして親友よ、お前が最後の標的だ。俺の魔人としての完全なる姿を、その目に焼き付けてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:53:07
51791文字
会話率:13%
あの日、人体実験の被験者となった俺は人間の皮をかぶった兵器になった。
そして全てを失ったあげく、死刑が確定した。
そんな時に、執行猶予を付けるための条件として治安を維持する組織にスカウトされたんだ。
これは、俺が失った全てを取り戻すまでの物
語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 07:01:52
204410文字
会話率:9%
甲子園優勝、プロ野球入団、メジャー挑戦、美人女優と結婚。誰もが羨む人生を送る高橋和成。唯一彼が手に入れられなかったものは、高校時代の想いびと。
私、弓道に打ち込む人が好きなの
甲子園優勝の勢いそのままに、告白するもあっさり玉砕
した。 スター街道まっしぐらの高橋だが、今でも夢に見るほどだ。 時を同じくしてタイムマシン装置が開発され、人体実験の被験者の募集が始まる。 迷わず立候補した高橋。適性が認められ、15年前にタイムスリップするも、どんどんおかしな方向へと進んでいき…。
自らの栄光を全て手放し、一途に想いびとを追いかける。高橋を待ち受ける未来は…。
タイムスリップ×青春弓道ストーリー。
本作品はエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 20:33:45
12742文字
会話率:15%
クリスマスの日。地球は、思念の波を以って様々な物理現象を引き起こす理術という力を持つ異世界テラからの侵略を受け、日本はテラの一国家レクトゥスに北海道を占領されてしまう。その中で理術師フォルテに家族を殺された東条戒厳は自分自身も体の一部を失
いながらも、レクトゥスの対立国にして日本の本州以下を庇護下に置いたアシハラに救われる。
そして、理術と科学を併せ持つアシハラの実験台となった戒厳は失った体の代替機能と共に力を得て、仇への復讐を果たすために北海道へと向かう。北海道奪還のため、レクトゥスの理術師達を暗殺する使命を帯びながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 19:16:40
116401文字
会話率:31%
2XXX年、この星最大の大陸に大質量の隕石が落ちた。
被害は国が二、三つが平野になるほどだった。
隕石にはほんの極小の細胞…通称SC細胞(selfーconsciousness)が含まれており、その細胞は生物の体内に入っては増殖し、意識の7割
以上を上書きするといった力がある。
加えてSC細胞が体内に入り込むと、体内の細胞がこれ以上なく活性化し、自身の身体能力を向上させる。
これは決して良い意味ではない。
最悪の場合、体の内側から生物は死亡してしまう。
SC細胞をいち早く発見した大陸にいた研究員は、論文とともに世界に発表させようとしたところ、世界中がパニックになってしまうということを恐れてか政府側がそれを阻止。SC細胞によって亡くなった者達はすべて変死扱いとされていた。
だが、論文は本国に届き本国のみでSC細胞に対抗することを決意する。
そして2年後。本国で初めてSC細胞に毒された生物が確認された。それを「怪奇」と名付けた国家は、まずはそれに対抗する術を研究し始める。
隕石がこの星に落下してから5年後。ついにSC細胞を「力を抑える薬」が開発され、生物内の細胞の活性をコントロールできるようになった。
SC細胞、そしてその「力を抑える薬」を同時に投与することによって、人間は能力が発現することに着目。
人体実験の被験者は、SC細胞仮投与被験者となり、ただ一人実験が成功。伊藤則明が土系統の能力を発現させた。
則晶に能力が発現したその年に「怪奇討伐対策本部」は設立され、いよいよ怪奇に対抗するべく動き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 00:00:00
23602文字
会話率:40%
とある研究所で開発されたウィルスの人体実験。
それの被験者に問題の成績が低い人間が選ばれることとなった。
俺は問題を解いていく…
最終更新:2019-03-07 18:00:00
11725文字
会話率:10%
クレトはクルペッコ村で幼馴染3人と冒険者を目指していた。 そんなある日、村に災厄が降りかかる。 村人の命を引き換えに男の実験に協力することになったクレトはその後人体実験の被験者となった。
最終更新:2018-11-03 19:14:27
81826文字
会話率:53%
とある名家に生まれた少年。天賦の才を持つ、腹違いの姉。血の滲む努力が報われない、徹底した実力主義。
出来損ないの烙印を押され家を追われた少年は、【人体干渉】の人体実験の被験者として地獄へと落とされる……
腕、脚、目をもがれ、研究者達に
よる強制的な再生の果てに再び始まる地獄の日々。だがその一年後失敗作となった少年は、そこから更なる地獄へと落とされた。彼と同じく失敗作となった子供達が廃棄される施設へと。
そこでは、日々の糧を得るために殺し合わなければいけなかった。力のあるものに取り入り、同胞達を蹴落とし、そして時には、その地獄の中で出来た数少ない友人を裏切り……
彼もまた同じ事を。けれど、それでも彼は他とは少し違っていた。
そんな地獄で、彼は手に入れてしまったのだから。
絶対禁忌【人体干渉】の力を。
◆
リメイク化に伴い凍結になります。リメイクはなるべく早くに投稿予定。2016/4/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-18 00:00:31
143343文字
会話率:24%