勇者ケンスィと仲間たちは、魔王との戦いに勝利した。少なからぬ犠牲を払って。サーティ王国はその功績に報いようとする。彼らは勇者に可能な限りの感謝の気持ちを込めて、精一杯の贈り物を用意した。しかし。
「むしろこんなもんもらっても困るわ!」ケンス
ィは仲間たちと引き換えに手に入れたものに絶望し、行方をくらませた。その頃、隣国・トゥエンティの軍勢がサーティ王国国境の町、テンに迫りつつあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 12:00:00
17273文字
会話率:68%
冒険者パーティ【星と雷】のメンバー、スタットはリーダーのラステから突然解雇を通告された。理由は「無能だから」。そして、代わりに優秀な戦闘員を加入させるという。ただの荷物持ちでしかないスタットは反論することもできず【星と雷】を去る。しかし、無
能かどうかはともかくスタットは決して役立たずではない。むしろパーティの底を支える縁の下であった。スタットが去ったことにより自分の立場が悪化することを悟ったメンバーたちが次々にパーティを去ってゆく。【星と雷】崩壊までのカウントダウンが始まった。
タイトルにRTAとある通り、あっという間にパーティが滅亡していきます。追放系ざまぁは好きだけど主人公が隠されていた才能を発揮して活躍するパターンに飽きた方、長い時間をかけてゆっくり自滅していくのがじれったいという方におすすめの作品です。
完結後に投稿開始しているため、途中で打ち切りになることはありませんのでご安心ください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-11-09 12:00:00
14684文字
会話率:65%
背が低いせいでモテなかった主人公はトラックに轢かれて異世界転生するにあたって、神様から「転生レビューを1万字以上書く」ことを条件として好きな世界への転生を希望できる権利を手に入れた。彼が望んだのは「美醜逆転世界」。しかし、美しさの基準という
ものはひとつではない。確かに「高身長の男がモテる」世界から逆転した「低身長の男がモテる世界」には転生できた。しかし、その世界は同時に「高身長の女性がモテる」世界でもあったのだ。彼が望んだ美醜逆転とは異なり、自分よりずっと背の高い女性ばかりが彼にアプローチをかけてくる。よりによって彼はチッチャイコフスキーだったというのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:00:00
10516文字
会話率:51%
旧式のおれにも、まだ燃やせる炉がこの胸にある。
最終更新:2023-10-04 07:00:00
268文字
会話率:0%
最初のコンピュータプログラムは、一般に1843年に数学者のエイダ・ラブレスが発表したベルヌーイ数列を計算するアルゴリズムであり、チャールズ・バベッジの分析エンジンによって実行されることを意図したものである[9]。
アルゴリズム 「手
法」 ツナ川雨雪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 20:26:22
961文字
会話率:25%
この世界に、存在するもの=「1」
この世界に存在しないもの=「0」
「1」と「0」だけで、自然数、整数、実数、すべてが表記される、二進法。そこに、無限の可能性を見つけた引きこもり青年、城崎一(しろさきはじめ)は、パイと名乗る、少女と出会
った。
―――「0」の中から、自分の『1』を引きずり出して、現代日本で、無双が始まる。
毎月0のつく日に掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 21:33:13
100000文字
会話率:14%
二進法に見える霊感と、人はいつまでも悔い続けるだろうという諦観と、手近な言葉のサラダ。
キーワード:
最終更新:2019-02-02 13:10:21
536文字
会話率:0%
円周率11.11。
それは円周率3.14の真の姿にして、あなたが他の誰かに転生することを完全に否定し、またあなたがあなた自身へと最初の時間から産まれ直し繰り返すことを永遠に約束し肯定する絶対の数字。
なぜならこの11.11という数字が暴
いてしまう、この現実世界の真実の姿とは……。
※この作品はエイプリルフール作品です。
この作品で記述されている内容は全て、それに準じています。
※注意!!
この短編作は、同著者の挫折しながらの連載作「―地球転星― 神の創りし新世界より」にエイプリルフール用として同日、投稿した内容、サブタイトル「円周率11.11」のお話をそのまま短編としてコピペしただけのものを微妙に加筆、修正を加えて投稿しただけものです。
ですので、冒頭からいきなり、連載作の途中より始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-01 20:00:00
11720文字
会話率:10%
象徴詩。自身のブログ『代替品』より転載。
最終更新:2016-02-27 02:18:48
240文字
会話率:0%
人類は自らが創造した機械生命体“エメス”との総力戦に敗れ、全ての大地を失ってメガフロートに逼塞。ここにエメスは人類の生態的地位を完全に奪取した。が、十年前、極東の島国“島嶼連邦”にて“人類占領区”が成立。連邦は政治的迷走を重ねる。そして占領
区成立十周年を目前にした今、一人の人間の少女が拉致されたことが、この騒動の発端だった。連邦を牛耳る民間警察業者連合の筆頭社・KSSが擁する愚連隊“威力捜査八課”が、この案件を預かることになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 23:58:17
54118文字
会話率:52%
じいちゃんが死んで、最初の僕の誕生日。じいちゃんの最後のプレゼントは、ささやかで僕にしか分からないジョークだった。
最終更新:2007-03-02 14:37:56
875文字
会話率:23%