死後「汝は何であるか?」と問われ、クリアできなかった魂は悪鬼に捕食されるか、その悪鬼となり、飢餓地獄に身を落す。これが天国と地獄の審判だ。
現世において人でありながら、問答待ちの人の魂を守る為だけに生き、悪鬼を狩る役割である黄泉使いの絶対強
者の娘として宗像志貴は生まれた。
志貴は後継者として育てられるも戦闘技能の低さに悲観していた。宗像の血に眠る潜在能力は爆発的であり、それを利用すれば勝てるとわかっていながらも、その血に頼る他ない自分も認めることができないでいた。
黄泉使いの王者の証である月の名を持つ二匹の獣は間違いなくお前が王だと言うのだが…
そんな中、超S級ランクに位置づけされる強さをもち宗像家の当主ばかりを狙い、最愛の父の仇でもある悪鬼と対峙することになる。
そして、志貴はついに待ち受けていた自分自身の運命を直視することとなる。
王樹千年、孤独を愛せ。
今、黄泉使いの核となる王がここに目を覚ます。
MODAシリーズの「0」となる志貴編をリメイク!
巻末の番外編は主要キャストのその後を追加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 01:33:58
311151文字
会話率:26%
式上荊は悪魔と契約した悪魔使いである。
死神と呼ばれ、絶対強者として裏社会に生きていたが、とある事情から、所属する組織に制御不能と判断され、処刑対象になってしまう。
悪魔の力で死なない荊は組織の手に負えず、生きたまま異世界へと追放され、元の
世界から存在を抹殺されてしまった。
異世界に飛ばされた荊は、呪われた島で生贄として捧げられた少女アイリスと出会う。
生きる目的を失った荊は、アイリスとともに幸せになるために生きていくことを決める。
二人はギルドに所属し、一筋縄ではいかない依頼を解決すべく、悪魔たちとともに駆け回る。
*****
第1部 死神は異世界に追放される
死神と呼ばれた悪魔使いが、死神の生贄になった不運の少女と出会う。
生贄少女を助けたり、ギルドと騎士団の因縁に巻き込まれたりしながら、生きる意味を見つける。
第2部 死神は呪われたお伽話を紐解く
死神の呪いで眠り姫となった少女を巡り、死神は騎士と呪術師とともに奔走する。
明るみになった真実は、血と呪いに塗れた凄惨な物語。
第3部 死神と勇者と魔王と聖女
死神は魔王討伐の旅をする勇者一行と遭遇する。
勇者を名乗る男は元の世界で死神が半殺しにした男、お供の聖女は生贄の妹。国を上げた豊穣祭のさなか、魔王の息子も現れ、平穏は脅かされる。
*第二部完結しました。
*カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 09:00:00
584820文字
会話率:38%
――妄者。
それは、己が有利な形に世界を歪める異能者である。
ただの人間が一騎当千を体現し、絶対強者の竜すら容易に屠る。
外道な賞金稼ぎハワード・レントも妄者の一人だった。
流れ者の彼は、各地を巡りながら欲に溺れた日々を送る。
すべてを
力で掴み取る彼は、同じ妄者からも恐れられるほどの人物であった。
正義も悪も薙ぎ倒す。
理不尽な暴力はそれ以上の暴力でねじ伏せる。
金を奪い、女を抱いて、あらゆる悪名名声を轟かす。
虐殺者として知られるハワードは、立ち塞がる敵に鉄槌を下していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 07:14:59
114779文字
会話率:21%
強靱な肉体と桁外れの魔力を持って生まれた大魔王。
大陸東部の裏社会を牛耳る〈四天会〉の後継者。
元四天王を幹部として従える大親分。
生まれついて"絶対強者"の条件を揃えた少年がオーマだった。
そんな彼が〈四
天会〉の襲名式で口にした最初の願い――
「"ガクセー"になって学園生活を送りたい」
だが、大魔王として学園生活を送ることはできない。
そのため、正体を隠して念願の学生になったオーマは生徒会に入る……のだが。
美人の生徒会長とは不思議と意気投合してやたら気に入られたり。
学園の不良たちは彼の侠気に胸打たれて舎弟になったり。
彼を舐めてかかったエリートは格の違いを見せつけられた上に悪事がバレて退学になったり。
……と、隠しても隠しきれない実力のせいで彼の学園生活は波乱万丈。
さらには"本業"でもカリスマを発揮してしまい、ライバル〈竜王会〉からも恐れられる存在に。
これは、裏社会で最強のオーマが学園をも極めていく物語である――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 12:03:59
106433文字
会話率:42%
帝王竜、その名のとおり竜族最強の力を持つ種族。その最後の生き残りであるドヴェルグは、現代日本の男性が転生した存在だった。転生する際に可愛い小動物にしてくれと願ったのだが、手違いで最強のドラゴンにされてしまったのだ。「次はちゃんと小動物にする
から」と言われたものの、帝王竜の寿命は短くても一万年。とてもじゃないがそんな長い時間待っていられない。「そうだ! 俺を倒せる強い奴を探そう!」そう考えたドヴェルグは、負けるために強者を求めるが、なぜか絶対強者と認識されてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 22:31:20
62263文字
会話率:31%
【ちょっと変わったド王道、最強勇者バトル&ラブコメディ!】
女の子に嫌われ続ける人生だったお調子者、黄村マイケル。
彼が幼女から貰ったのは《ハーレ・M・タイム》なんてよく分からないチート。
しかもコイツは、発動条件がとんでもなく、チェリー・
ボーイには優しくないものだった。
召喚された国ではチートが使えないと勘違いされ、邪魔もの、腫れもの、空気のようなひどい扱いを受けるが、ヒロインとの出会いによって、マイケルの止まっていた運命は大きく変わり始めていく。
やがて伝説を超える伝説となって、世界中を巻き込んでいく男のーーチート・タイムの幕が上がる!
※更新は遅いです。ごめんなさい。
【ヒロインメニュー】
ツンデレご主人さま ←いまここ
クーデレ幼なじみ
お笑いバンパイア
イヌミミニート
性別不明エルフ
くっころドラゴン
幼女神
他
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 23:22:11
8201文字
会話率:16%
かつて英雄の時代と呼ばれていた時代。
人と竜の覇権をかけて戦い、相打ちになって死んだ2つの存在があった。
人間界で最強の英雄と畏れられたアゼルパイン(男)と、竜人界で最強と畏れられた邪竜王ギヨメルゼート(メス)。
1人と1匹は戦いのなかで
意気投合し、一つの約束をしていた。
「いつか生まれ変わったら手を組んで世界を手に入れよう」と。
そして1000年後。
転生した2人が見たのは、平和になって技術が発達した世界。交通手段や魔法技術が発達し、冒険者たちが『外の世界』での一獲千金を夢見る大開拓時代だった。
「「ふははは! 世界とはこんなにも広かったのか!」」
1000年前より広くなった『世界』を前に、超常の2人は抑制していた実力を全開にして、世界を蹂躙しはじめるのであった。
※31話目で一旦完結しています。
※アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 12:19:14
84033文字
会話率:34%
どこにでもいる平凡な少年クロードは幼き日に憧れた騎士になるべくがむしゃらに剣を振り続けた。(1日一万回くらい。)
気づけばクロードは一人で大陸の半分くらいを消し飛ばせる絶対強者という世界でも数少ない存在になっていた。
これは平凡な少年が世界
最強クラスの存在になるまでの人生譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 06:00:00
3800文字
会話率:2%