かつて英雄の時代と呼ばれていた時代。
人と竜の覇権をかけて戦い、相打ちになって死んだ2つの存在があった。
人間界で最強の英雄と畏れられたアゼルパイン(男)と、竜人界で最強と畏れられた邪竜王ギヨメルゼート(メス)。
1人と1匹は戦いのなかで
意気投合し、一つの約束をしていた。
「いつか生まれ変わったら手を組んで世界を手に入れよう」と。
そして1000年後。
転生した2人が見たのは、平和になって技術が発達した世界。交通手段や魔法技術が発達し、冒険者たちが『外の世界』での一獲千金を夢見る大開拓時代だった。
「「ふははは! 世界とはこんなにも広かったのか!」」
1000年前より広くなった『世界』を前に、超常の2人は抑制していた実力を全開にして、世界を蹂躙しはじめるのであった。
※31話目で一旦完結しています。
※アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 12:19:14
84033文字
会話率:34%