これは、私がまだ見習いだった頃の話。
四神聖獣がまだこの世に居た時代。
この世界が【天之四霊】と呼ばれていた時代のお話である──。
朱雀国の最強忍者と謳われる『忍者姫』こと──十四歳の少女『朱夏』。
普段は山奥のこじんまりとした神社で
巫女をしているが、本職は忍者である。
ある日いつものように、夜中に領主様に呼ばれた朱夏だったが……!
奪われた領主様の大切な宝玉。
奪ったのはなんと、あの隣国『白虎国』最強の上忍少年──『白取半蔵』だった!
奪われた宝玉を取り戻すべく、(しかも領主様には内緒で)朱夏は親友の少年とともに領主様の命令そっちのけで奮闘する。
飛び交う忍術、交錯する戦略。朱夏のプリンを食べたのは誰なのか!?
裏で蠢く白虎領主の悪事を暴くべく朱雀国を賭けた朱夏の戦いが今、始まる!
──真実の答えが明かされた時、私は私で存在(い)られるかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 11:05:43
7799文字
会話率:26%
彼女は巻き込まれ過ぎている――
室町 一真(むろまちかずま)、16才。
ケンカは強いが、性格はのび太。お昼寝の時間が至福のぐーたら高校生。人付き合いは苦手だが、どういう訳か押しかけ彼女持ち。
その彼女、茗梨(メイリン)は学級委員長で、真面
目過ぎるのが玉に傷だが、そんな彼女の一生懸命な所はかわいいとも思う。
だがしかし……正義感を振りかざして、厄介ごとに首を突っ込むのは止めろ。止めてくれ。その後始末、いったい誰がすると思ってるんだ。俺は、のんびりゆったり平和な学校生活を送りたいんだっ。
そんな二人が巻き込まれたのは、化け物退治!?
……青春ラブコメのつもりが、化け物退治アクションコメディ?
(注:ぐちゃぐにょ系が苦手な方はお気をつけてお読み下さい)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:14:40
55105文字
会話率:50%
一人の名家のわけあり少女と男たちが織り成す中華系ファンタジー
最終更新:2014-02-01 20:09:53
4842文字
会話率:30%
ある雨の晩、偲義は木犀の木の下で一人の少女と出会う。彼女は悲しい思い出にとらわれていた。中華系ファンタジー恋愛小説です。
最終更新:2006-11-19 14:45:27
9826文字
会話率:30%