吟遊詩人のレイトは声に人や動物を問わず魅了し、虜にしてしまう不思議な力を持っていた。レイトはこの力を呪いだと忌み嫌っていた。普段はコントロールできるのに、歌っている時だけコントロールできないのだ。
ある時、レイトはネーリスの村で1人の少女と
出会った。マリーという少女は強い意思の宿った目をしていた。ふとしたきっかけでその意思の内容を知ったレイトは彼女と一緒に旅をすることを決める。
レイトは彼女に過去の記憶がないことと、その他、ネーリスの村で受けていた仕打ちを国に報告しようと王都を訪れるが……。
1人の少女に出会ったことが全ての始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 18:56:12
148622文字
会話率:43%
ある日、リスのシマキチは王冠を拾い、ドングリと交換しました。次にシマキチが王冠を拾ったときには、倍の数のドングリと交換できました。拾うたびに交換によって得られるドングリの数は増えていきましたが、やがて終わりの時が来ます。
この話は、リスの村
で起こった、バブル発生と崩壊の物語です。
子供が経済を考える一助になれば、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 12:00:00
4189文字
会話率:44%
カルアの森にある村に住む少女リコリス。リコリスは巫女をしながらも商隊の護衛の仕方も行なっていた。その仕事の途中、リコリスは不思議な少年に出会う。しかも少年は槍を自由自在に操り、商隊を守っていた。しかし、ピエロのような男、ポメラヌスの奇襲によ
り、商隊は全滅してしまう。リコリスは少年とともにどうにか城塞都市シュテリヒードまで逃げ帰ることができたが、そこで少年とははぐれてしまった。三年後、今度はリコリスの村がポメラヌスの陰謀により全滅してしまった。絶望に駆られたリコリスであったが、どうにか生きていくためにと村を出て城塞都市シュテリヒードに移り住むことにした。数年後そこで出会った商隊護衛団ピチュリアー・コンパニオンに入団することとなり、奇妙な彼らとの新しい生活が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-29 00:29:49
14273文字
会話率:67%
アイリスの村に住むアレン少年は、セム老人の聞かせてくれる英雄譚が大好きだった。
最終更新:2016-10-26 21:24:16
2702文字
会話率:58%