※毎週日曜日更新
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華藍(ファラン)国。
王都、華城(ファチォン)。東西南北を囲むようにそれぞれの区域が存在するその王都は、古の時代から穢れが溜まりやすい地のためか、ひとならざる者たちが起こす不可思議な事件に悩まされてきた。
そんな【怪異】に立ち向かえるのは、凡人にはない特別な内功を持ち、厳しい修行をしてある領域以上に達した仙人、もしくはそれを志す道士だけだった。
十五歳で道士見習いの暁玲(シャオリン)は、神仙の嗚嵐(ウーラン)と人里離れたとある山でふたり暮らしをしている。
時折、嗚嵐が王都から頼まれる厄介な【怪異】を解決しつつ、仙になるための修行に励んでいるのだ。
ある日、嗚嵐の旧友で王都の官吏を務めている李清(リーチン)の依頼で、ある事件の解決のため、王宮に女官として潜入することになった暁玲(シャオリン)。
第三皇子である皓懍(ハオリェン)皇子が二日ほど前から死んだように眠り続けたまま、まったく目を覚まさないらしい。
王宮の侍医でも原因がわからず、公にすることもできない。四日目の夜、妃嬪から依頼を受けた王宮の道士が三人合流することになる。病でないのなら【怪異】や呪術の類の可能性もある。
その道士たちの中には、ひと月前に王都を騒がせていた【怪異】事件をともに解決した憂炎(ユーエン)という首席道士の姿もあった。暁玲(シャオリン)は不本意ながら女装姿で再会を果たすはめになるが、それに関して彼がなにか言うこともなく····。
解決できなければ、関わった者たち全員が皇子の母である麗思(リースー)妃に罰せられてしまうという理不尽な状況下で。王宮の道士たちと協力し、王宮内を探索し始める。
そんな中、夜の庭園を散歩していた"自称記憶喪失"の見目麗しい幽鬼に出くわした挙句、なぜか気に入られてしまって····。
口外したら問答無用の極刑。解決できなければ罰せられる。前も後ろも崖っぷちから始まる、理不尽な依頼。
はたして暁玲(シャオリン)は、三日後に行われる公の祭事までに【眠り皇子】を目覚めさせることはできるのか―――。
『忘却』と『記録』が織りなす、中華ブロマンスファンタジー✨
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※ルビ有り
※架空の中華風な世界観
※ブロマンス寄りですが、軽いBL要素有
※この作品はネオページさん、カクヨムさんにて先行公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
31914文字
会話率:34%
※暴力表現、流血表現、倫理観の欠如等ございます。苦手な方はご注意下さい。
※全てフィクションです。
”邪悪の中で生き残れるのは、街より邪悪な者達だけ”
そんな不名誉な謳い文句の付く街。
そこで組織の頭であるノクスは、ある日重傷を負ったギャ
ング嫌いの青年を拾う。
正体不明の青年×組織の頭の男。
ゆっくりと距離を縮めていく二人が、闇に染まる街で光を見出して、走り切るまで。
アルファポリス、カクヨムにも同名で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:00:00
99231文字
会話率:45%
国が開かれて三十年余り、日の本には多くの異国人がやって来るようになっていた。そんな異国人の一人であるアルバートは、ある日訪れていたガーデンカフェで女性が突然死するという事件に遭遇する。「もしやあの異国人が原因じゃないのか?」と囁かれるなか、
金縁眼鏡に長い黒髪の男が「これは毒ですねぇ」と死因を言い当て事なきを得た。まるで学者のように毒に気づき、女性が心臓を患っていたことまで言い当てた東雲という男。アルバートは東雲に興味を抱き近づいていくが……。※他サイトにも掲載
[金髪碧眼の貴族異国人 × 物書きの鬼 / BL]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 17:57:27
81229文字
会話率:55%
友人が消えた──この事件をきっかけに平々凡々な少年・忠行はとある探偵事務所へと迷い込む。
作中に含まれる成分:ブロマンス寄りのBL/香り付け程度のGL/科学に喧嘩を売るファンタジー/オカルトロマンス/探偵と助手/何も難しくない推理/ちょっと
した霊感商法/美形×平凡/
実在の人物や団体、事件等との関係はありません。(※モチーフ・インスパイアは別とする。)
R指定は保険です。エロというよりもグロ的な意味で。
自サイトで掲載していたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 08:00:00
204656文字
会話率:48%
過去に引きずられる——
俳優、富永の人気ラジオ番組にヘルプで来た構成作家の鳥海。
過去の思いが、交錯していく。
ブロマンス寄り 芸能 お仕事 過去 青春
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-08-04 20:05:17
3154文字
会話率:52%
ブロマンス寄りです、お気をつけてください。
青春真っ只中のルルドランがモールという変な少年に出会う。何を失って何を得て何が残るのか。青春のなかで死と出会い考える少年の物語です。
「消せないほどの過ち、それでもいい」
「君は死が何を考えている
のか知っているかい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 15:05:49
974文字
会話率:52%