ここは人間の感情が怪物として現実に現れ人間を襲う世界。
『安息な死』が無く『永遠の生』を強制される世界。
『死にたい』という自殺願望を糧に生きる怪物『タナトス』の成れの果ての姿──『死喰いの樹』は世界樹として世界に君臨し、日本以外
の国を飲み込んだ。
そして『死喰いの樹』は中から這い出た腕を使い死に瀕した人間を捕まえ、枝に縛ることで強制的に永遠に命を与え続けているのだった。こうして、死ねない人間達は『死にたい』という自殺願望を抱くようになる。そして、この自殺願望が『死喰いの樹』にとって栄養となるため、人類にとって永久に惨劇が繰り返される世界だった。
そんな死による救いすら無い世界でそれでも抗い続ける人間達は感情から生まれる怪物達……『感情生命体《エスター》』や『死喰いの樹』を狂信する人間達……『樹教』から世界を守り、戦い、苦しみ、大切な物失っていく。
そして、とある少女『筒美紅葉』は人類の尊厳を守る為強大な武力を持つ医療組織……『護衛軍』の一員であった。
彼女の普段取り繕ったようなその笑顔の裏には暗く重い過去を抱え、自分を守って樹に縛られた姉を思い、彼女を真似るように人を守り支えて、必要であれば身体を重ねるのだった。
そして『紅葉』と同じ班であり彼女に魅入られた二人の少女『黄依』と『衿華』は人間でありながら『感情生命体《エスター》』に近く、同時に『理性的』な存在である『特異能力者《エゴイスト》』という超常現象を起こす事ができる少女だった。そんな二人も常人とは程遠い過酷な過去を経験したからこそ『特異能力者《エゴイスト》』としての資格を満たしたのであった。
特別な力を持つ『特異能力者』ともに、唯の人間の身でありながら人間離れした身体能力を振るうことを可能とする『筒美流奥義』を使用する『紅葉』は今日も世界を守る。
だがしかし、これは世界を救う英雄譚では無い。
抗い心を折られ大切な物を失いそれでも『世界を守らせてください』と祈りながら生きていく、そんな少女達の物語である。
この作品は、フィクションであり、法律・法令に反する行為の容認・推奨するものではありません。残酷・暴力・性的と作者が判断した話には*をつけています。どうぞご注意のほどお願いします。
また、等作品は『エブリスタ』様、『ノベルアップ+』様と同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 23:33:55
760183文字
会話率:53%
主人公のレンドルは、王国で最強の騎士だった。そんなレンドルはある日異世界に転移してしまい。
魔物に襲われている少女を助ける。そこからレンドルの物語は始まって行った。
仲間を増やして進めレンドル!
え?この世界のことを何も知らないのにどうしろ
っていうんだって?そんなの君の主人公補正でどうにかやっておしまい!!
なろう系主人公はみんなチートなのです他意は認めない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 12:00:00
1190文字
会話率:45%
※えんためゲーム小説大賞金賞受賞。書籍版好評発売中です!
「よ、よくも人のことを散々踏みつけてくれましたねぇっ……!」
そんな言葉と一緒に、俺は同級生の女の子に床に引きずり倒された上、思い切り踏みつけられた……。
――現実では平凡で特
に目立つところも無い高校生 四埜宮悠木(シノミヤ ユウキ)は、仮想現実型ネットゲーム【グラディウス アルジェンティウス】の中では、『ユキ』という名で、それなりに名の知られたプレイヤー。
一つは、腕の立つ大剣使いとして。
もう一つは、煽り、PKなんでもありの問題児として。
しかしある日、煽った対戦相手の中の人だった同じクラスの女の子に、『ユキ』であることがばれてしまい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 22:33:30
419132文字
会話率:40%
「メスイキすりゅうぅぅぅぅっぅっ♥!」
哀れ、夕暮若田郎は快楽にあえぎながらも、戦わねばならなかった。
異世界のダンジョンに召喚され、イキ抜くために必要だった力は触手鎧!
意思を持つ呪われた鎧にいいように扱われながらも、快楽に耐え、喘ぎ絶
頂し、それでも若田郎は立ちあがる。
生きるため? 帰るため? いや、理不尽に苦しむ人のためにだ。
男を喘がせるとか誰得だ。美女を喘がせろ!
そんな当然な願いを胸に秘め、今日もイキ抜く! 触手鎧の力を使って。
喘ぎ系コメディバトル、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-04 19:37:17
26617文字
会話率:46%
――僕は死と言うものを初めて体験した。
涙も流す暇も無く、体中の穴から液体を垂れ流し僕は走った。なんでこうなったんだろう
《世界中の人間に異能力が宿った》
これは、男子高校生が色々なものを犠牲にしながら世界を救う物語である。
最終更新:2018-01-15 21:36:43
52645文字
会話率:30%
とある世界、通称『ルテンバッハ』では六怪道という六人で結成された、裏で暗躍する組織がいた。その組織は、どんな依頼でもこなす。どんな汚れ仕事でも。その仕事を見た者は、必ず生きて帰ってこないという。
これは、そんな六怪道とその例外の話である。
最終更新:2017-08-21 15:21:25
3683文字
会話率:63%
すべてを失った少年は、希望を求めて極東の地へと降り立った。
初投稿です。解らないことだらけですがよろしくお願いします。
最終更新:2016-08-26 22:04:31
852文字
会話率:7%
俺の死因は交通事故だった……筈だ!
そして始まった謎空間の生活
そこで俺は神様に出会った
そして俺は神様に名前をもらった
神様に転生をさせてもらい
新たな命として異世界に出現した
そう…出現したのだ!異世界に!
いきなり始まる
デスループ!
何度も泣いた!何度も挫けた‼
だけども俺はその度に立ち上がった❗(誇張)
デスループを脱出し、ようやく這い出た俺天才!
(やっぱり誇張)
そして始まった異世界生活?
異世界は俺に何をもたらすのか‼
永劫回帰の逆行人生録!開幕です‼‼‼‼‼‼?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-06 22:30:55
15483文字
会話率:28%