酒場の看板娘のユリアは、結婚間際だった婚約者である騎士団員レナートに「真実の愛を見つけた」と突然婚約破棄を言い渡される。しかも「真実の愛」の相手は、同じ酒場の同じく看板娘のナタリア。ナタリアが高価な指輪を贈られているのを見て、ユリアは諦めて
しまう。
しかし、問題はお金がないことだ。すでに買ってしまった花嫁衣装代に引っ越す予定で処分してしまった家財道具、更に家の契約も今月一杯。レナートに手切れ金を要求したが、期日当日は顔を見せず、困り果てたユリアに声をかけてきたのは、同じ黒の騎士団の寡黙な団員、マキシムだった。
マキシムは話をユリアから聞き出すと、何故か「挽回の機会を与えてくれ」と懇願してきて……?
世界観は緩め設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 16:04:05
11729文字
会話率:46%
とある場所の学園に通う多くの生徒達。
楽しかった学園生活を終え、卒業を迎えようとしていた日にソレは起こった。
賑やかな会場に突如響くある女性を弾劾する声。
国王夫妻の決めた、自国の王子と他国のご令嬢との婚約。
ソレを破棄すると
王子自ら宣言する……。宣言した先にあるものは希望か、絶望か。彼は愛しい人を守る事が出来るのだろうか?
***
乙女系ゲームを一度もやったことの無い作者が書いたらこうなります。
すでにブームは過ぎ去っているかと思いますが、文章を書く練習として婚約破棄ものにも挑戦してみました。最後までお読み頂けると幸いです。
感想など頂けたら狂喜乱舞します。
日別ランキング総合短編で32位
日別ランキングローファンタジーで21位
になりました。読んで下さった方々、評価して下さった方々ありがとうございますっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-09 18:00:00
5848文字
会話率:37%
『竜なんて神話の生き物、おとぎ話でしかありえない』――そう多くの国民が信じていたある日。人の姿で現れているはずの国王陛下は、大きな赤竜だった。密かに竜族の血が流れる国民の中でも、特に先祖の血が濃いらしいスカーレットが国王の正体を見破った為、
半ば強引に拉致られ王城へと連れ去られる。曰く、国王の番(つがい)候補として傍にいろ……って国家機密を勝手に喋って巻き込んだのはそっちじゃない!◆ダメなおっさん国王(竜)と一般庶民のラブコメになる予定◆白ヶ音雪様x月城うさぎの雪うさぎ主催、【Dragon萌え企画】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 17:00:00
128404文字
会話率:38%