ドリーは22歳。ランベル商会のオリジナル魔法具「魔道具JJJ」の下請けの指導員をしている。
「今でも魔法陣は手書きですか?」
今日も絶賛プレゼン中。
にっこり微笑んで「魔道具JJJ」を美しく操作する。
---ドリーは17歳で結婚したが
、半年もしないうちに冒険者の夫はロンドの街のダンジョンから帰ってこなかった。
---パーティ全員行方不明なので、安否の確認は出来なかった。
下請け業者としてはなかなか厳しいけれど、ランベル商会販売部のサガの協力のもと、なんとか頑張ってやっていた。
「老メイリの冒険」の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 20:00:00
65021文字
会話率:40%
俺は、ナトリ。14歳で寿命を迎えた。
死ぬ前に俺が願ったのは、第二の人生。
マンガの主人公のような、丈夫で強い身体と
仲間達。
その仲間達をやれやれと思いながら、しょうがねぇなって助けて、皆でダンジョンや見知らぬ世界を冒険したかった
。
そんな俺の願いは、全て叶えられることになる。
…なった………はず………だけど。
「その汚れた手でナトリに触れられるな!」
そう叫びながら、烈火の炎でゴーレムを燃やす仲間を見て、やっぱり、なんかちょっと違う気がすると言うか。
まず、ゴーレムに土ついてるのくらい許してやってほしいし。
他にも、ヒーリングとバリアを世界最高峰のレベルに高めた仲間から守られてるし、拳で全て解決できるレベルの仲間からは、ドロップアイテムや金貨を全部くらいもらえるし、どんな武器や防具も作り出せる凄腕の仲間に全身強化されて装飾品も毎日変えられるし…。
でも、その四人全員が「ナトリ」を必要とするから。
「しょうがねぇなぁ。」と、今日も一日が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:55:07
5252文字
会話率:17%
世界を研究する「普通」の女子大学院生、「猪飼瑠璃(いかいるり)」、彼女は異世界人と友達になることを夢見て、日々研究に勤しんでいた。
ある日、いつものように大学院に向かっている最中、大地震に巻き込まれる。
……揺れが収まり、辺りを見ると、得体
のしれないモンスターと猫獣人が現れた!?
あたふたしているうちに、瑠璃はダンジョンの中へと迷い込んでしまう。
その中で、エルフの少女、吸血鬼の少女、サキュバスの女性、ドワーフの男性と出会い、彼らとパーティを組むことになり……。
※男性キャラも数人登場しますが、主人公及びヒロインに恋愛感情はありません。
※カクヨム、アルファポリスでも更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:03:17
450822文字
会話率:55%
魔王城へ向かう道中、お腹をもよおした勇者ハヤシは魔物がウヨウヨ潜む森の中の草陰で野糞に勤しむ、しかしスッキリして戻ってきたハヤシの元にはかつての仲間達の姿は無かった──
最終更新:2023-11-13 20:45:00
7847文字
会話率:44%
俺---ダイラル・エルボは一年半前に勇者---ハリーからパーティの勧誘を受けて仲間になった。
そこからは、毎日仲間のことを考えて支援に専念していた。
そんなある日、クエストが終わって屋敷に戻ったサイト、ハリーに言い渡された。
「明日から
来なくていいぞ」
「な、なんで......」
俺が唖然としていると、ハリーが言った。
「お前が無能だからに決まっているだろ」
その言葉へ続くように、ハリーや聖騎士であるリバルと賢者のマリアが笑い出した。
それ以外にも、俺の眼がオッドアイで不気味と言う理由なども言われる。
(百歩譲って無能はいいが、眼の色なんて変えられないじゃないか......)
それに、長年一緒に冒険してきた仲間じゃなかったのかよ......。
俺がそう思っている時も、みんなから罵倒の嵐を受ける。そして、最後には俺の代わりになる新たに加える仲間を紹介された。
「初めまして。本日より勇者パーティの一員になるアクル・ジンジャーと申します」
「ぁ......」
(本当に俺は必要とされていないんだな......)
そう思い、屋敷を出る直前、アクトに耳元で囁かれる。
「元勇者パーティのお荷物さん。今までご苦労様でした。これから無能らしく有象無象の一人として頑張ってください」
(クソ)
絶対に見返してやる。
俺はそう決意して、この場を去って行った。
★
この時の勇者パーティ全員は、ダイラルの位置取りやカバーの早さのおかげで安全に戦えていたことを知る由もなかった。
それに加えて、新たに加えた仲間が考えていた企みによって、勇者パーティがどん底に落ちていくのはそう遠い話ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:00:00
39265文字
会話率:51%
「アッシュ、お前はもう用済みだ」
「え? なんで...」
パーティ全員で泊っている宿で、勇者であるロイに言われる。幼馴染も含めパーティメンバーが冷たい目で俺を見てきた。
俺たちはここ最近乗りに乗っていた。Aランクモンスターを複数
倒したり、未確認植物なども見つけていた。そして最近になってロイが勇者であることが判明した。
そこからだ。ロイが俺にあたりが強くなって来たのは。今まで報酬は全員で振り分けていた。だけどここ最近は俺の給料を減らしてロイのものにしていた。でも大抵モンスターを倒しているのはロイだからしょうがないと思っていた。
「なんで? そんなの当たり前だろ? お前が今までポーションを作ってくれていたが、そんなの買えばいいだけだからな」
「でも俺のポーションにはバフがかかっていて...」
「お前ができるってことは他の人もできるに決まってるだろ? 現にバフがかかっているポーションも売られているし」
このことに関してこれ以上言えなかった。なんせロイは俺を拾ってくれた恩人。パーティを組めていなかったときロイは心よく仲間に入れてくれた。
「俺たちは仲間じゃなかったのか?」
「仲間? それは対等な立場の人間に指す言葉だぜ? お前は俺たち仲間より下の立場なの。 わかるよな? それにお前をパーティに誘ったのは雑用を頼める人材が欲しかったからだ。雑用を貴族にやらせるわけにもいかないしな」
「...」
平民である俺以外全員貴族のため、立場が違う。だから俺はいつも荷物持ちなどをさせられるのもしょうがないと思った。どんな仕打ちをされても耐えられるそう思っていた。なんせ今まで仲間と言える存在がいなかった俺にとって話してくれる仲間がいるだけで嬉しかった。
それなのにこんな仕打ちはないだろ...。すると
「何泣きそうになってるんだ? 早く俺たちの前から消えろよ。今日で宿との契約も切れるからちょうどいいしな」
「あぁ。今までありがとな」
荷物持ちであることでしか見ていなかった俺を冷たい目で出ていくのを見送った。
俺もこの時は気づいていなかった。俺が作っていたポーションは俺にしか作れないポーションであったことに。アッシュが抜けたことにより、勇者パーティが徐々に崩れて行くのもそう遠くなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 21:00:00
24654文字
会話率:59%
【短いあらすじ】
自分のことを器用貧乏だと勘違いしているレインが王女様に拾われて、ヒモ生活を謳歌しながら無双し成り上がっていく物語。
【長いあらすじ】
「レイン。器用貧乏なお前はもう必要ないんだよ」
レインは昔から器用貧乏だと言われ
ていた。
どんなことでもそつなくこなし、ある程度の基準値は達成する。
色んな職業を経験し、最終的には魔法剣士に落ち着き、そして『英雄の灯火』というパーティに拾われた。
順調にパーティは快進撃を続け、Sランクになろうとした直後、リーダーであるアルキに追放を言い渡されてしまう。
理由としては『何もしていないから』
あまりにも器用貧乏で、何もしていないとパーティ全員に勘違いされていたのだ。
追放を言い渡されたレインは意気消沈し、真夜中の魔導列車に乗り込む。
「隣、すみません」
「ええ」
一人の不思議な少女の隣に座っていると、突如として列車は魔族に襲われた。
隣に座ってた少女は大丈夫かと見るが、そこにはいない。
とにかく外に出て、魔族の対応をしなければと出てみると、そこには件の少女がいた。
少女一人で魔族を相手にするのは危険だ。そう判断したレインは己の力を駆使して、魔族を一撃で倒す。
「あなたに命じます」
「え、え……?」
振り返ると、少女のフードは翻って顔があらわになっていkた。
ビアン王国の第一王女――エレア様。
「私の専属剣士になりなさい」
これは、王女様の専属剣士兼、『ヒモ』になって成り上がっていく物語。
(一方、追放したアルキたちは大変なことになったようです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 20:06:08
50876文字
会話率:44%
僕は、ハルヤ。毎日のようにネット小説を漁っている中学三年生だ。塾が終わった今もスマホ片手に帰路に着いていた...
トラックに轢かれ転生したのだが、パーティ全員男で全員剣使いだった!僕の望む異世界転生は異世界チーレムものだぞ!ふざけるなよ!
最終更新:2019-12-27 23:13:55
1143文字
会話率:15%
勇者育成機関ゼノン教会に所属するクヴェルディアは、その勇者育成の手腕を買われて「導きの手」という称号を与えられた。そして、人間たちの今後の運命を左右するほど重要な勇者たちの育成を任せられることになった。
しかし、蓋を開けてみればステータス
が最弱レベルでイキることしか能の無いポンコツばかりだった。
この物語は、そんなポンコツたちを真の勇者にしようとたった一人で奮闘する笑いあり涙ありの物語……になる予定である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 16:14:24
3489文字
会話率:9%
数百年前に人間同士の醜い戦争があり、そこに魔王軍が現れて人間達は戦争どころではなくなり、一時休戦して魔王軍対抗したが、全く歯が立たなかった。なのであるものは魔法を生み出し、ギルドを生み出し、強い武器を作って魔王軍に辛勝した。だが数百年経った
今でも魔物はいなくなることはなく、人間同士の争いは今でもどこかで続いている。
主人公のミラ・アルセ(アーチャー)は戦争のある場所とは程遠い街「ブリーズタウン」に住んでおり、モンスターを倒し、魔物の革などを売っては食べたり飲んだり博打したり、同居している幼なじみのリオル・フィンに怒られる毎日を送っていた。だがそんなある日比較的弱いモンスターしか現れないはずの街付近には異変が起きて…
笑いあり!バトルあり!(多分)涙あり!(多分)恋要素ありのファンタジーここに推参!
カクヨミhttps://kakuyomu.jp/works/1177354054884133230/accesses
ヒロプラhttps://heroes-plus.net/users/kanohamary/mine
でも連載中〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 18:29:52
73111文字
会話率:61%
この世に無数に存在するといわれる平行世界。その中の一つに、世界の存続に左右する事態が起ころうとしていた。それらの世界を創り出したとある神は、その問題を解決する為に四人の人間を地球から召喚して送り込む。だが、神によって選ばれた四人は、四人全員
が筋金入りの悪党だった!剣士が互いに切り結び、魔法が砲火を上げる世界を、四人の悪党が駆け巡る異世界冒険譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 15:44:27
1375599文字
会話率:49%