本稿はSFを題材とした“エッセイ/評論”でして、
2020年に『カクヨム』サイトに投稿した内容の再録です。
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月旅行がまだ夢物語だった1950年頃。
英国のクラークと、米国のハインライン、
のちにSF界の巨匠として君臨する新
進作家が上梓した
二つの作品がありました。
『宇宙への序曲』(1951)と『月を売った男』(1950)、
そこに描かれた月旅行計画は……
読み比べてビックリそっくりのクリソツ。
作品の設定年代も、ぴったり同じ1978年。
同じ条件でスタートし、同時に遥かなる月にゴールインを目指した?
華麗にして古典的な宇宙開発レース、今改めて、ここに開幕!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:17:41
20862文字
会話率:0%
【書き出しだけで続きはありません】
はてなアノニマスダイアリーで、「日本人だけが出てくる宇宙SF映画はどんな設定ならリアリティを感じられるのか」
というお題があり、書き出しだけ思いついたのでこっそり投稿します。
ハインライン「宇宙の孤児」同
様世代宇宙船ものですがタイトルだけ拝借です。ごめんなさい。
はてなアノニマスダイアリーにも投稿しましたが、そちらは削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 23:58:55
337文字
会話率:0%
【第一章あらすじ】
二十一世紀半ばに勃発した最終戦争(エンド・ウォー)で世界は崩壊した。
百五十年後、復興したヨーロッパで東西を二分する体制が始めた戦争(ロング・ウォー)は、連邦軍の勝利で終わでろうとしていた。
アウェイオンの戦いで初陣した
連邦軍新兵ケイ・コストナーは、敗退する軍事同盟軍から謎の飛行兵器の攻撃を受ける。間一髪で死を免れたケイは、生き残ったダガー隊と共に連邦軍の最新基地ヤガタへ向かう。基地には軍事同盟軍の飛行兵器に対抗する為に、エンド・ウォー後の世界に君臨する巨大企業ガグル社の技術協力を得て密かに開発された最新兵器、肉食哺乳類(アルファ)型生命体パワードスーツが隠されていた。
戦域にただ一つ残された連邦軍の主要基地ヤガタを守る為に、ケイは生体スーツフェンリルに搭乗して軍事同盟軍に戦いを挑む。だが、フェンリルは搭乗したパイロットの脳細胞を破壊する人食い狼との異名を取るパワードスーツだった。
【第二章あらすじ】
パワードスーツの活躍によって辛くも停戦に持ち込めた連邦軍は、ウィーンで軍事同盟のトップ二人と休戦協定会議を開く。だが、そこには権力者達の陰謀が渦巻いていた。
アメリカ副大統領兼軍司令官であるケビン・ウォーカーからガグル社CEOの秘密を聞かされ驚くブラウン。
ヤガタではフェンリルから受けたダメージから回復したケイが、チームαの一員となるべく特訓を受ける。
アメリカ基地では、ガグル社から離反した五人の科学者が新型兵器の開発を続けていた。彼らの中心ユーリーは、友人ニコラスとの意見の相違に苛立つ。
プロシア首相ハインラインは、連邦軍副参謀ノイフェルマンのクーデターによって拘束されてしまう。
ブラウンは絶望的な状況を打破しようと奇策を立案し、ダガーに託す。
第三章以降のあらすじは各章Act1の冒頭に記載します。
毎週水曜・土曜に更新予定です。
※はイラスト入りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 00:01:11
1019407文字
会話率:40%
『ゆっくり』と人間の戦いが描かれる、シリアス戦争物。
ロバート・A・ハインライン作の『宇宙の戦士』へのオマージュであり、パロディでもあります。
東方プロジェクトの二次創作界で広く使われている、『ゆっくり』(ざっくりとした説明としては
、『生首型の生きている饅頭』)をモチーフとしています(なお、個人的な恒例として、第10部分には、ゆっくり創作サイト向けのペンネームが縦読みで入っています)。
この作品は『瑞原螢中尉美術館・談話室(http://pso.aa2.netvolante.jp/team_mizuhara_kei/YUKKURI/YUKKURI1.HTM)』にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 22:00:00
59239文字
会話率:14%
『やっぱりそろそろ潮時なのさ』
ある男の長いモラトリアム時代の恋と
その自然消滅の話。
大学卒業から十数年後、
同窓会の風景を冒頭にして、男は語る。
大学時代。ざしき童子のような
年齢不詳の「彼女」との交流の思い出。
同窓会に顔を見せた彼女は
当時とまったく変わらない。
他人とは違う時間に生きている彼女は
周囲にはもう溶け込めない。
彼女は慣れた様子で縁を切り、
語り手の男を含む周囲から姿を消して去る。
(※概要:後ろ向きな内容の懐古風現代ファンタジー。若い頃は楽しかった的な)
(※重複投稿:『pixiv』に同題名、同ユーザー名で掲載済み)
(※補足:
文中に出てくる「大学時代に読んでいた本」は
ハインラインの『メトセラの子ら』の、
「ざしき童子についての本」は
宮沢賢治の『ざしき童子のはなし』のイメージが大きい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-27 11:38:20
7392文字
会話率:22%
かつて、カミール・C・ルネートゥルは捜査官ジョン・ブラックマンに復讐を誓い、姿を消した。一方、ウィリス一家では何者かの襲撃を受ける。それはウィリス一家を狙ったルネートゥルの差し金であったのだ。しかも驚くべきことに相手は超能力者だった。次々
と襲ってくる能力を持った刺客。頼れるのはブラックマンのみ。スティーブはエージェント、トーマス・ダルトリーと共にブラックマンのいるハインラインを目指し旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-05 05:00:00
28606文字
会話率:34%
アルカディアさんに投稿中の文章その2。
最終更新:2013-12-14 17:50:02
5443文字
会話率:38%
謂神黒羽は、犯罪者を支援する犯罪幇助組織、ハインライン商会に勤めている。変人の所長に振り回されつつ、とある連続事件に巻き込まれていく。
最終更新:2011-10-26 21:51:10
1236文字
会話率:55%