1908年。日露戦争と第一次世界大戦の間にあった出来事。
伝説の聖戦士、St.ジョージの仮の姿、ジョージ・ステュアート卿は英国王女、
ヴィクトリアに召喚される。
『不死の者』と呼ばれ、歴史上の政変、戦争に係って来た異能者たちが、組織的に歴史
に
介入しようといており、自身も『不死の者』のジョージはそれを阻止するため、復活した
『アーサー王』の確保を命じられる。
かつての戦いで封印したドラゴン、今は修道女のアン・アレックスを口説き落とし、
彼女を伴って『アーサー王』が復活した上海へシベリア鉄道で赴くジョージ。
『アーサー王』の確保をカルト教団に命じられたヴォルフ・シックルグルーバー、協力を
装う日本陸軍の白井莞爾らをあしらいながら、『アーサー王』にたどり着くジョージ達に、
突撃兵を操るカリオストロと最強の聖戦士、ジャンヌ・ド・アークが立ちはだかる。
ジョージは辛うじてジャンヌたちを退けるが、自身も致命傷を負ってしまう。
『アーサー王』ことアートの『転命術』で生き延びることができたジョージ達に張作霖
率いる清国特殊部隊が迫る...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 09:13:59
14167文字
会話率:61%
「冬菇屋の耕太郎」編
現代、東京近郊の街はずれに店を構える中古品店の店主・片桐耕太郎の所に、進学校に通う女子高生・芦田美咲がある品物を持ち込む。それは、ビンテージ真空管と革製の箱だった。この品々を発端に、戦時中に作製された機密兵器の部品に
関係する技術者の遺品を妻の恵子、自衛隊の装備技術官・柴田海斗らと共に探す羽目になる。甲府、京都、東京へと彼の足跡をたどっていくうちに技術者の過去がだんだんと明らかになる。最後に遺品が見つかると、彼の意外な結末が判明する。
「その男、録音技師」編
大正・昭和の時代、主人公は電気工学を学ぶため、欧州へ旅立つ。シベリア鉄道でドイツのダルムシュタットへ行き、同じ大学に通う友人やその恋人と出会い友達となるが、第一次世界大戦が勃発する。終戦後、日本へ戻り民間会社へ就職する。経済不況の後に第二次世界大戦が始まってしまうが、主人公は通訳として駆り出され、再びドイツを訪れ友人との再開を果たす。帰国後、彼は陸軍に出向して京都と甲府で機密部品の製作を始める。その頃、京都の旅館である女性と知り合いになり、恋人となる。しかし、終戦間際にある事故が起きてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 06:56:47
138049文字
会話率:58%
かの名作である紀行文、「深夜特急」を基にバックパッカー時に実際に体感したこと考えたことを執筆。
中国の上海から北京、シベリア鉄道にてロシア大陸を渡り、ドイツとロマンティク街道、オクトーバーフェスト、およびその周辺国をめぐる紀行文。
かかった
期間はおおよそ2ヶ月弱。
現役大学生ならではの新鮮な考えや苦難、旅先での出会い、自身の精神的成長について。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 02:44:22
6566文字
会話率:0%
どうも皆様、今晩和。ユキミヤリンドウです。
行ったのは去年なのです今更感あるのですが、去年行ってきたウラジオストク―ハバロフスク旅行の旅行記を書いてみます。ガイドをほぼ付けない単独行でシベリア鉄道にも乗りました。
短い期間だったのが残念で
すが、話のタネはいろいろありましたので、楽しんで頂ければ幸いです。
・注意
各ページに画像が沢山貼ってあります。携帯で見る人は注意してください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 20:41:57
7806文字
会話率:0%
パッシァとはロシア語で想いびとという意味。バイカル湖から浮かび上がり、パッシァと名付けられた太古の遺物の中身は一体何だったのか。
シベリア鉄道に揺られながら思いついた物語です。
エブリスタでも転載しています。
最終更新:2017-05-08 22:38:41
12759文字
会話率:50%