女子高校生にして現代日本最後の魔女。――魔のつく女。東山魔耶。
ある日、彼女のもとに一通の書状が届く。身に覚えのないそれは、なんと魔導委員会直轄の教育機関『グラズヘイム魔法学校』からの推薦入学勧誘状だった! 日本ではない別の世界、異世界か
らの奇妙な招きに、とある事情を抱えていた魔耶は魔法学校に入学することを決意する。
……この物語では、そんな彼女になりゆきで付いていくことになった普通の男子高校生が主人公です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 13:00:00
212741文字
会話率:28%
この世界は、偽りに満ちている。
例えお前の見るものが美しく見えようと、
お前の聞くものが水の流れの様に穏やかであろうと、
愛しい人が語る物語が誰にでも優しい世界であろうと、
それは全て、造られたものでしかないのだ。
私の知る世界は、見
てきた世界は、感じた世界は、
お前の思う世界とは酷くかけ離れ、悪意に満ちていた。
人が人を騙し、力あるものが真実を隠し、力なきものを容赦なく踏み潰す。
どんなにお前が否定しようと、どんなにお前が望みを持とうとしても、
この世界が変わる事は無い。
だが、私はこの世界を救う唯一の方法を―
お前たちの望む世界を手に入れる術を知ることが出来た。
後はただ、時を待つだけ。
お前を滅ぼし、私は先へ行く。
そこに多くの死体が転がっていたとしても。
愛したお前の躯が横たわっていようと。
さぁ、力なきものよ、私を見よ。
私はこれよりお前達の王となり、正義と幸福、そしてこの世界の真実を―
その目に焼き付けさせてやろう。
どんな苦しみが待っていようと、逃げる事の出来ない本当の世界へ。
天空の玉座を賭けた戦いへ。
だから月、僕は・・・君を殺してみせるよ。
『グラズヘイム』
それがこの世界の総称。6つに分断されるこの世界には最初“王”が5人居た。
それぞれが光・風・焔・海・闇を使役し、平和を保っていた。
だがある日、闇の王の言葉でソレは無残にも崩れ果てた。
「僕はこの世界を知りたい。例えソコにどんな結果が待ち受けていようとも。」
この一言で、世界は大きく鼓動した。
もう何千年と主の居ない”天空の王国”の玉座が解放され、王位を巡る争いが始まった。
激しくなる争いの中、果たして闇の王は何を求めたのか。
明かされるこの世界の全てとは-
今、運命の糸が紡がれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 17:39:41
362283文字
会話率:47%
ーーー突如行われた世界規模での「神隠し」。実は〈ビルレスト〉によって作られたシステムによる魂の選別だった。半分に分けられた人類。消えた人類は異世界と呼ばれる〈グラズヘイム〉へ。そこで輪廻を繰り返し、魂の見極めが行われる。(出てくる名前はよく
ある設定のものとは違うので、そういうものとして呼んでください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 00:00:00
1377文字
会話率:33%
人類が宇宙に進出し生活範囲が広がっていったころ、人々は平和に暮らしていた。しかし、突如謎の流星群が落ちてくる。その正体は遠い宇宙の彼方からやってきたのちにプラヴァシと名付けられる機械生命体であった。プラヴァシの攻撃に人類は成す術なく敗北し、
絶滅の危機に陥ったが、着陸に失敗したプラヴァシの部品で人型機動決戦兵器〝鉄機〟を製造する。こうして人類とプラヴァシとの生存をかけた長き戦いが始まった千年後、ジェライド大陸国の帝都グラズヘイムで養父の鉄機整備業を手伝う少年、火華月・ガスレイヴは任務で行くことになる異国の地にて絶体絶命の危機に陥った。だが、リムという電子の少女と出会い、火華月は鉄火の民が残した霊王鉄機アウルリムドを起動させ、窮地を脱する。そして彼と暁月団により停滞していた歴史は動き出す。
第一章終了。
第二章開始。
素人なので至らない点や文章が分かりにくかったり拙かったりしますが読んでいただけると幸いです。設定や文章を予告無しで変更することがあります。
王道のロボットものを目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 01:04:22
4653文字
会話率:39%
不慮な事故で死んでしまった少年、魂隠神。
しかし死んだはずの彼の存在は、気付くと別の世界......異界グラズヘイムにて、二つに分かれてしまっていた。
片方には、最弱の魂として。
片方には、最強の神として。
互いの世界を視る右金左碧の目を手
に入れた少年は、自分と契約を交わした二人の少女を守るために奮闘する。
二人が互いに敵同士であると、そう知りながら......
面白かったらブクマ評価等頂けると更新が早くなるかもしれません。べ、別にねだってなんてないんだからね!
※更新一時停止中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-20 00:00:00
160646文字
会話率:19%
世界は神々に作られた一つの箱庭だった。神々にとって無くても変わらない。そんな世界…の筈だったしかし、神々は自らの世界をこの箱庭の世界と融合した。突然の神々の出現…それは、世界に混乱を呼ぶ。神々は覇権を巡って戦争を引き起こし、人々は各々の望む
神へと信仰した。降神戦争と呼ばれたこの戦争によりある神は邪神と呼ばれ地を追われ、ある神は人々の信仰を受け絶大な権力を得た。…それから数千年…融合した世界(ディオ・ガルズ)にある3つの大陸。その一つであるグラズヘイム。その大陸の海に面した小さな国。名をウィンディア王国といった。物語はこの国から始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-30 13:40:53
1254文字
会話率:71%