壊れた物を直すだけなら、誰にでもできる。
けれど、壊れてしまった「時間」まで繋げられる者は、世界にひとりしかいない。
【復元師エーヴィヒ】
彼女の手が触れれば、砕けた花瓶の欠片からは、かつてその部屋に差していた夕暮れの光が、そっと溢れ出
す。裂けた手紙からは、交わされなかった言葉が音を持ち始める。
彼女の復元は、再現である。
それは依頼者にただ記憶を視せるのではなく、過去の一瞬に立たせるということ。
後悔も、喜びも、痛みも、喜びも、ありのままにその場で再び生き直すことになる。
「なぜあの時、娘は泣いたのか」
「なぜ、自分は助けられなかったのか」
依頼者は思い出に触れるのではなく、向き合う覚悟を問われる。
復元師は語らない。ただ、静かに時を繋ぐだけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 09:00:55
59784文字
会話率:37%
超常的な現象を起こせる力を身に着け治安活動を行う職業『栄勇《えいゆう》』
そんな栄勇の1人であるリーベエーヴィヒは失恋で落ち込む中業務中にとある人物と出会う。
最終更新:2024-07-12 09:58:41
19518文字
会話率:71%
舞踏会で俺、アルト・エーヴィヒ・レシエンテが魔女に対して暴言を吐いたら、俺は眠ったまま茨の中に閉じ込められてしまった。そして、再び目が覚めた時に俺の騎士であるアインスト・ウェトゥム・ノウスに犯されていた。
小説家になろう、pixiv、アルフ
ァポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 14:14:38
4598文字
会話率:83%
エーヴィヒ王国は獣人と人間暮らす国である。
13歳になったエリーナはデビュータントで王宮を訪れた。そこで『運命のツガイ』に出会ったが2人は一緒にいる事が出来なくなる。
そんな時エリーナはこの世界が小説の中だと気づく。
エリーナ達家族に支えら
れて運命と生きる事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 07:00:00
40823文字
会話率:31%
ルカ・エーヴィヒは自らの性別を隠し、初恋の令嬢であるメリッサ・ブリーズの友人の立場を獲得していた。
メリッサは王太子の婚約者という立場であったが故に、彼女の側にいる為にどうすればいいのかと考えた末の行動である。
友人という立場を利用して、
自らの気持ちをメリッサに伝え続けるルカ。
本当の意味での想いは伝わらないが、伝わってしまえば彼女の側にはいられない。
伝わってしまったら、婚約者のいる彼女がどんな答えを出すか分かりきっているから。
側にいられるなら、と、女装を続ける王子の片想いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 15:17:12
2645文字
会話率:9%
鋼鉄の夢本編では書かれなかった、エーヴィヒとクロードの、何事もない一日のワンシーンを描きました
この作品は「n5781cg」の二次創作です。作者より許可を頂いています。というか私が作者だ。
最終更新:2017-05-29 20:28:08
841文字
会話率:68%