エンカウント率 小説家になろう　作者検索

「《ティセ＝キュリアス》！俺は、お前との婚約を破棄する！」 　乙女ゲームの悪役令嬢が、婚約者に婚約破棄を告げられるお決まりの光景。 　ここは、私が前世でプレイしていた乙女ゲーム《光の聖女の祝福》の世界。 　私はこのゲームの世界に、悪役令嬢ティセ＝キュリアスとして転生した。 　 前世の記憶が戻ったのは婚約破棄される二年前で、それ以前の私が最低な性格をしていた所為で友達もおらずぼっちで、悪役令嬢のポジションなのにクラス最弱だけど、私は、悪役令嬢に生まれ変われた私グッジョブ！と心から喜んだ。 なぜなら私は、ゲームの非攻略対象キャラである、悪役令嬢の執事、《ウィル》が何よりも好きだから！ 無事に婚約破棄され、晴れてフリーになったので、私はここから、非攻略対象キャラの悪役令嬢の執事、ウィルとのハッピーエンドを目指します！ ヒロインと攻略対象キャラの邪魔は一切しません！空気のように過ごします！ ーーーと思っていたのに、何故かエンカウント率が高い……！なんで皆、私のまわりに集まってくるのーー？！ 乙女ゲーム《光の聖女の祝福》の舞台、魔法学園で、前世出来なかった恋も勉強も青春も！一生懸命頑張ります！ 不定期更新。 誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。 この作品は私の考えた世界の話です。魔物もいます。魔法学園です。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。 アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ

勇者と魔王が昔話になった世界はモンスターも出ないし魔法も無い。貴族に生まれたアドは王都で放蕩し、付き人のルキを困らせていた。そんな時、100年ぶりにスライムが出て、生活は一変。なんと、アドはモンスターを寄せ付ける体質だった。モンスターを倒せばもちろん魔法を覚えられる。でも、もう王都では暮らせない。かと言って誰かを巻き込まないようにひっそり暮らすのは嫌だ。アドはモンスターを退治しながら、気ままな仲間集めの旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ

魔族学校、主席卒業の俺様。 最高位である、魔王の称号を冠した。 俺様の偉大なる歴史の１ページに、ある世界の征服を命じられた。 そんな物、この俺様にかかれば楽勝。 ……の筈が。 バカ親父（大魔王）の呪いで、殺生を禁じられ……。 さらに、たどり着いた世界は自称勇者がひしめき合っていた！？ 「……勇者とのエンカウント率、高すぎないか？」 町の外を歩けば、次々に勇者御一行が襲い掛かって来る。 そんな世界を征服出来るのか！？ 勇者が主人公とは限らない！ これは、魔王が勇者を倒して世界を征服する物語。 ※この作品は「エブリスタ」に掲載しているものを加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ

とあるBLゲームの世界の脇役に転生したらしい主人公（前世は女子）。名前といい外見といい、中二病なことにいろいろ言いたい。 悪役でもなく、ヒロイン（もちろん男）でもないただのモブ…と思っていたら、攻略対象者とのエンカウント率が凄まじかった。 ＊作者は乙女ゲームとかBLゲームをやったことがないので、おかしなところがあっても大目にみてやってください。 ＊不定期更新。 ＊あまり恋愛要素ないです。折りたたむ>>続きをよむ

「人生、山あり谷ありだから。楽しいこともあれば、苦しいこともある。山や谷を乗り越えてこそ、立派な大人になれるんだ」 　──だけどね、先生。あたしの人生はいたって平凡な道で、見上げるほど高い山も、見下ろすほど低い谷もありゃしない。せいぜい少し盛り上がった丘か、誰かが掘った落とし穴にハマるくらいだよ。あたしは一生、その立派な大人とやらになれないみたい。 　彼なら特別なんだろうな、と後ろの席の男子を見て思ったら、その日から彼とのエンカウント率が妙に上がってしまい……？ 　自分のことを平凡だと思っている女の子と、自分は少し特殊だけれど特別ではないと思っている男の子のお話。 ◆前編後編でお送りする、ほんのり不思議な恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ