アステカ帝国、最後の王妃テクイチポ。
人々に熱狂的に崇拝された最後の皇帝クアウテモクとの結婚、強いられたスペイン人との二度の再婚を経て、掴んだ最後の結婚までの十年間。
アステカ、スペイン、ムーア人の食文化と共にお楽しみください。
人身供犠や、戦時下の残酷な描写があります。全40話の内、後半は穏やかな日々になります。苦手なパートは読み飛ばして下さい。
史実、定説、伝承、伝説的なエピソードをフィクションの中に織り込んでいますが、作者の理解不足、誤認識があるかもしれません。
◼️ 用語について
カタカナ言葉が増え過ぎないよう、あえて近しい意味の日本語に置き換えた部分があります。例) エンコミエンダ: 荘園
テクイチポ視点で、スペイン語、キリスト教についての理解をあえて曖昧にしている箇所もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 11:56:37
107070文字
会話率:44%
約五百年前の大航海時代、中央アメリカの地で栄えていたアステカ帝国がスペイン人の侵略者により滅亡へと追いやられた。その際、アステカ出身ながらもスペイン人に協力し、祖国を敵に回して戦った女がいた。その名をマリーナという。
アステカ滅亡後、ス
ペイン軍の指揮官エルナン・コルテスが秘密裏に進める邪悪な計画を知ったマリーナは、幼い息子を連れて逃亡する。しかし未開の地に踏み入ったところでコルテス率いる追跡部隊に追い付かれ、殺害されてしまう。
それから五百年後。極東の地の田舎町に建つ小さな教会で、マリーナは少女の頃に戻った姿で目覚めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 19:06:03
156178文字
会話率:38%
マヤ・ファンタジー前編をご覧ください。
最終更新:2018-05-24 20:00:00
43183文字
会話率:32%
マヤ好きの筆者が楽しんで書いたファンタジーである。
お家再興を目指す名家の若者、京極竜王丸は剣の達人・南部義清、槍の達人・北畠弥兵衛、忍び・西田弥平次という三人の家人を伴い、龍退治の旅に出た。
龍が出没するという噂がある竜神沼に着いた一行は
妙な飛行物体を見た。
白い大根のような形をした飛行物体を近隣の村人は龍と勘違いしているようだった。
竜神沼に潜り込んだ一行は水中の洞穴を潜り抜け、地下の洞窟に辿り着いた。
そこで、一行は白い衣装を纏った不思議な異星人と遭遇した。
そして、その異星人に案内されるまま、飛行物体に乗り、一行が降り立ったところは日本とは反対側にあるメキシコのユカタン半島にある異星人の住居であった。
そこから、一行は冒険の旅に出て、とあるマヤの部落に辿り着く。
そのマヤの部落はスペイン人に滅ぼされたアステカ帝国の残党に襲撃されようとしていた。
一行はマヤの部落の民に協力して、強大な軍事力を持つアステカ帝国の残党と闘うこととなった。
その闘いの次第は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 20:00:00
49015文字
会話率:45%
メキシコの伝説 その一 序文、をご高覧ください。
最終更新:2018-04-08 17:00:00
2001文字
会話率:10%
――太陽なんて、死んでしまえばいいのに。
――太陽が、皆を照らし続けてくれますように。
片や人身供犠の“巫女”、片や元令嬢の“奴隷”。アステカ帝国末期風の国で生き、“神”の軍勢の侵略とともに壊れてゆく二人の少女の物語。
百合未満。残酷描写
は薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-14 13:28:35
56643文字
会話率:31%
少女神は、ある時、少し変わり者の皇子・アトルと出会う。アトルは少女に〝シェータ〟という名前を与え、二人は心を通わせていく。そんな時、帝国に彗星が現れた。それは闇を追い払う神ウィツィロポチトリが弱っているからだと騒がれ、高貴な生贄が捧げられる
ことになった。そして、その生贄として第2皇子であるアトルが選ばれてしまった!
古代のアステカ帝国を舞台に、一人の神と少年の物語が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 00:00:00
107935文字
会話率:40%